市長定例会見(平成28年8月2日)

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市長定例会見(平成28年8月2日)

 平成28年8月2日(火曜日)

市長:
今日は特に用意したもの(発表項目)はありませんけども、ご質問等ありましたらお願いします。

記者:
市長、先日、米子市議の口ききが常態化しているという報道がありましたけれども、市長はこの問題、どのように現状を把握しておられて、どういうふうに受けとめてらっしゃるんでしょうか?

市長:
私は、全て知っているわけじゃないんですけども、担当の部、課にご要望等の話があるというのは聞いています。

記者:
中にはパワハラめいた、ちょっと行き過ぎた、何ていうか、言葉が強かったり、そういうこともあるように聞くんですけれども、その辺はいかがでしょうか?

市長:
私も全部知っているわけじゃないんですけれども、話のいきさつによってはそういうこともあるかもしれません。

記者:
取材では、1人や2人でなくてかなりの多くの職員さんが特定の議員さんからかなり執拗な、いわゆる要求を受けたり、中には精神的に病んでしまった方もいるように聞いてはいるんですけども、市長としてはそういう職場の実態を聞いてもいないということですか、トップとして?

市長:
いろんな要望等が市議の皆さんから部下にあるということは聞いています。ただ、どこが行き過ぎたものであるのか、どれがどうだとかっていうことについては、私もなかなか判断が難しいと思っています。いずれにしても、議会のほうでもしっかり考えていただきたいと思いますし、私どもとして対応する必要があるものについては考えていかないといけないだろうと思います。

記者:
あると聞いているというようなことでしたけど、職員さんが苦慮している、戸惑っている、困惑しているような実態を把握しておられるということでしょうか?

市長:
苦慮しているというか、いろんな要望があるというのはもちろん承知しています。そういう中で、どの程度がどういうものであるかということについては、ちょっと私もなかなか判断が難しいところがあると思いますので、職員もやはり公平公正に扱うというのは当然のことですので、それを逸脱することがないようには、しないといけないと思っています。

記者:
地元の要望を市議が伝えるというのは、一つ大事な議員の役目という考え方もできると思うんですが、それが行き過ぎると特定団体を利するようなことにもつながると思うんですが、その辺、どうバランスをとっていかないといけないとお考えですか?

市長:
市議の皆さんもいろんな声を聞かれると思うので、そういう中で判断されて、市として対応してもらいたいということがあれば、聞くということは当然あってもいいことだと思うんですけども、ただ、それによって公平公正な市政の執行が妨げられることはあってはならないと思っています。

記者:
すみません、米子道の4車線化の関係ですけれども、岡山の利用促進協議会は7月からスタンプラリーをやって利用量を増やす取り組みをやってるんですけれども、鳥取の期成同盟会は何かそういう取り組みを、今してらっしゃるんでしょうか?

市長:
利用促進の活動というのはやっています。私が聞いているところでは、サービスエリアのようなところで活動をしていると聞いています。たしか7月にもやったんじゃなかったですかね。くわしくは建設企画課に聞いてもらえればと思いますけども、そういうのを去年もやりましたし、岡山県側と協力しながらやっている例もあると思います。当然利用促進というのは重要なことですので、そういう意味での活動というのもやらせてもらっています。

記者:
今後何か新たに考えてらっしゃることについては?

市長:
私も今、個別に具体的にどういったはないですけども、いろいろ計画は練っていると思います。

秘書広報課主幹:
ほかには?

記者:
祭りについてちょっとお伺いしたいんですけど、先日、松江では水郷祭がございました。今まで多分花火大会は2日間にわたってやっていたと思うんですけど、1日になりました。今週、がいな祭が米子であるということで、結構お祭りが大好きなもので、私、第一のふるさとが実は神奈川県の平塚市というところで、平塚市って七夕まつりをやっているんですね、昔から。これやっぱり年々いろんな苦情、問題があって、開催期間がどんどん短くなっているんです。そういったことで、何かお祭りの壮大さというか、豪快さがちょっと年々、七夕まつりは減ってきているんですけど、水郷祭も2日間の花火大会が1日にまとめられて、がいな祭は2日間にわたられてやっていると思うんですが、これが今後、何か縮小したりとか、規模をちっちゃくしたりとか、そういう動きって、お考えってあるんでしょうか?

市長:
米子のがいな祭は、私が振興会(米子がいな祭振興会)の会長になっているんですけれども、そういう中で企画実行本部をつくって、いろんな企画を立てながらやっているわけですけれども、今のところ、この2日間の祭りを縮小しようとか、そういう意見は出てないと思っています。

記者:
そうですか、はい。

市長:
米子の祭りは、1日目は、大体午前の終わりぐらいからオープニングパレードをやって、その夜、がいな万灯があって、次の日はいろんな個別の会場等に分かれて、昼間はいろんなイベントをやって、それで夜に花火大会という大体2日、一日半というか、2日の計画で今までずっとやっています。少なくとも、ここ10年、20年ぐらいはそれでやってきていると思うんです。今43回ということで、今までいろんな意見を取り入れながら発展してきた祭りですけれども、今のパターンをどうこうしようという話は、今のところ聞いていません。

記者:
そうですか、わかりました。逆に何か横の、例えば鳥取市、松江市の祭りとコラボをするとか、何か今の祭りにこう?

市長:
そういう取り組みも実を言うとやったことはありますし、今でもやることはあります。例えば鳥取のしゃんしゃん祭の傘踊りと万灯のコラボだとか、それから中海・宍道湖・大山圏域市長会でお互いの祭りを盛り上げようということで松江の武者隊に来てもらったり、「鼕(どう)太鼓」っていいましたかね、あの大きい太鼓に来てもらったり、それからたしか安来節なんかもやってもらったことがあったんじゃないかと思います。それから米子の万灯がほかの祭りに行くとか、そういうことも年(とし)によっては企画してやっています。

記者:
そうですか。わかりました。ありがとうございます。

市長:
市民の皆さんもたくさん参加していただける、近隣の人も楽しみにされている祭りですので、今年も盛り上げていきたいと思っています。もうこの週末ですからね。

記者:
市長、任期も10か月を切ってきたと思うんですが、4選出馬についても今のところのお考えをお聞かせください。

市長:
熟慮しているという状況です。

記者:
市長、先日、米子市の地域公共交通会議におきまして、10月から日本交通の路線バスのほうが減便というような記事も目にしました。民間が運営されるバスの路線だと思うんですけど、縮小だったり市民の足というのがちょっと減少になるということについて、どういうふうなお考えがございますでしょうか?

市長:
バス交通というのは、公共交通のかなめであるわけでして、もちろん鉄道とかタクシーとかいうのもあるんですけど、やはりバス交通というのは大事だと思っていまして、市民の皆さんの足ですので、できるだけ維持していかないといけないだろうと思っています。今回なんかは、運転手さんがなかなか見つからないというようなことも理由に上げられていたようですけれども、できるだけそういうところも手当てしていただいて、今後とも維持していただきたいと思っております。そのための財政的な支援というのは市も国や県と協力させていただきながら、させていただいておりますので、そういうのも活用していただいて、できるだけ維持、発展させてもらいたいと思っています。

記者:
市長として、(バス)業者さんに維持を申し入れるとか要望されるようなお考えがあるんでしょうか?

市長:
私自身がやったという例はちょっと覚えていませんけれども、そういう公共交通を議論する場(米子市地域公共交通会議)というのはありますので、そういう場ではいろんな意見は出ていると思います。例えば利用者の側からいけば、できるだけ維持してもらいたいということは常々、また市も含めて言っているだろうと思います。そのための支援なんかもさせてもらっているわけですので、市としては当然維持してもらいたいという、維持、発展させてもらいたいという立場だと思います。

秘書広報課主幹:
ほかに何か。よろしいでしょうか。

市長:
よろしいですか。どうもありがとうございました。

掲載日:2016年8月4日