市長定例会見(平成28年5月2日)

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市長定例会見(平成28年5月2日)

 平成28年5月2日(月曜日)

 市長から

  • 平成28年熊本地震に係る米子市の支援について

 質疑


市長:
今日は、平成28年熊本地震に係る米子市の支援についてご報告させていただきたいと思います。

【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます 平成28年熊本地震に係る米子市の支援について PDF 311キロバイト)

4月26日に情報提供という形で(各報道機関へ資料配布して)一応お知らせしたんですけども、その後判明した、はっきりしたところもありますので、今日ご説明させてもらいたいと思います。
まず、「支援物資」ですけども、4月18日にアルファ化米100箱、5,000食を提供しております。これは4月26日の資料にも入っていた分です。
それから「義援金」、これは新しい項目ですけれども、4月19日から35か所で義援金箱を設置しておりまして、先週末現在で46万8,266円、義援金が入ってきて、これは日本赤十字社を通じて現地に届けたいと思っております。
次に「人的支援・職員派遣」ですけれども、これは県からの要請とか、水道局の関係は、日本水道協会から要請があって出すものです。県の場合は県が取りまとめて、どういう市町村にどういう派遣をするかということを調整して出しているものです。
まず「保健師」ですけれども、これは5月8日から14日まで1人派遣することにしております。
次に「被災宅地危険度判定士」、これは今週半ばから7陣、8陣、これは県の派遣のグループ分けですけれども、第7陣から出すことにしております。
次に「被災建築物応急危険度判定士」ですが、危険度判定士は、宅地と建築物とありまして、前に(2)で書いておりますのは宅地のほうでして、(3)は建築物、いわゆる建物のほうです。これは今、第4陣で派遣しておりまして、その後は今のところ予定はありません。
それから、「避難所運営支援」ですけれども、これは3名ずつ。東日本大震災のときにも出しましたが、第4陣と第11陣に3名ずつ派遣することにしております。
次に「上水道」、これは水道局の関係ですけれども、既にみんな帰ってきております。給水活動ということで第1陣から第4陣まで出しております。それから、応急復旧活動のほうでは4月27日から派遣しておりますけども、まだこれは派遣中ということです。これは職員と工事業者で活動中です。
それから、「避難者受入支援」ですけども、まず避難者の受け入れ用として市営住宅を6戸確保しております。ただ、これはまだこちらのほうで受け入れている実績はありません。それから、米子市に避難しようとされている方や、その親族の方の相談窓口として市民相談課のほうに相談してもらうようにしております。
それから、被災された方の受け入れに係る各種支援施策について、別紙のとおりとしておりますけれども、もう1枚資料(「熊本地震避難者支援一覧表」)をつけております。先ほどの避難者の受け入れ、市営住宅の関係も含めてですけれども、担当課が、ここにありますように、それぞれの分野について支援をすることにしております。
なお、一番上のほうに「熊本地震の避難者と認定された方(世帯)」となっておりますけども、これは罹(り)災証明を持ってこられた方と、それから罹災証明を持っておられない方の場合には県のほうで認定をしていただくことにしておりまして、そういう認定をされた方に対しては各課で、ここに書いておりますような支援をすることにしております。これは東日本大震災のときとほぼ同じような扱いにしております。
それから、「見舞金」ですけれども、市のほうから熊本県に見舞金として30万円を出すことにいたしました。それから白雲会、これは米子市の管理職の親睦会ですけども、この白雲会のほうからも20万円を送ることを決めております。また今後何かあれば、追加ということはあり得ると思いますけども、今のところ決まっているのはこういうことです。 以上です。

記者:
今、米子市にどれぐらいの人が入ってきているのかって把握していますか?

防災安全課長:
これは罹災証明を持っていない方ですけども、お母さんと子供さん、3か月の子供さんですけども、実家のほうに来ておられます。それと、先週末ぐらいの情報ですけども、小学生と中学生の子供だけがこちらに来ているという情報が入っております。これも罹災証明を持っておられない。家は被災は受けてないと言われています。

市民相談課長:
被災はないですけども、祖父母宅へ、学校がお休みの間、来ているだけというケースです。

記者:
これは、いずれも熊本からですか?

市民相談課長:
はい、熊本市からです。

記者:
先ほどのお母さんと3か月の子も熊本市ですか?

市民相談課長:
はい。3か月健診の米子市の受診票を発行しました。

記者:
被災者支援の窓口が、とりあえずこの(市民相談課の)番号で、最初、相談窓口で聞いたら全部の課に、それぞれの担当者に振り分けてくれるわけですね。一々全部担当課に電話かけなきゃいけないってわけじゃないですね?

市民相談課長:
市民相談課が全体の総合窓口になっていますので、全体の状況や、避難者ということになるか、認定されるかどうかとかということをお聞きします。個々に子供さんの学校のこととか保育園のこととか聞かれたい方は担当課に直接かけていただいても対応をさせてもらいます。

記者:
最初の窓口はここ(市民相談課)ということですね。ここへかければ課内で振り分けするということですね。一個一個担当課にかけろって話じゃないですね?

市民相談課長:
はい、そうです。

記者:
それじゃあ、被災はされていないんですが、熊本市内のお母様と子供さんが実家の米子市に避難されているケースがあるのと、熊本市内の中学生と小学生ですよね?

市民相談課長:
中学1年と小学校5年のきょうだいが米子市内の祖父母宅に来ています。両親は仕事で熊本にとどまっておられて、家の被害はないそうです。

記者:
市内の学校に通っておられることに。学校は通ってないってことですか?

市民相談課長:
熊本の学校は今、お休みなので、あちらが再開されれば帰られるということです。

記者:
じゃあ、こちらで避難生活を送っておられるということなんですね?

市民相談課長:
一時的に面倒を見てもらっておられるということです。

記者:
はい、わかりました。それとあともう1点、すみません、県に見舞金を送られる30万円は、いつ送られるんでしょうか?

防災安全課長:
これは、6月補正予算に上げようかと思っていましたけど、時間がかかり過ぎるということで、予備費で対応しようと思っていまして、近々送れるようになると思います。

市長:
よろしいですか。どうもありがとうございます。

掲載日:2016年5月6日