平成28年8月19日(金曜日)
市長から
- 戸田海笛作「喜怒哀楽の図」レリーフ寄附贈呈式及び除幕式の開催について
- 米子城フォーラム「城メグリストとお城博士の米子城わくわく講座」の開催について
- 「よなご環境フェスタ2016」の開催について
- 平成28年度鳥取県原子力防災訓練(船舶を利用した住民避難訓練)の実施について
質疑
市長:
今日は4件ご報告させていただきたいと思います。
まず、1番目が、戸田海笛の「喜怒哀楽の図」のレリーフの寄附贈呈式及び除幕式を8月31日に行ないたいと思っております。
【資料】
戸田海笛作「喜怒哀楽の図」レリーフ寄附贈呈式及び除幕式の開催について( 587キロバイト)
美術館の正面向かって右側に今設置作業をしてもらっておりまして、それが終わったところで(贈呈式と除幕式を)行なおうということでございます。帰郷100人委員会というのがありまして、「喜怒哀楽の図」は石こうでつくったものだったんですけれども、それを長く保存するためにはやっぱりブロンズにしてもらわないといけないということで、私どもが提案しておりましたら、帰郷100人委員会のほうで、ブロンズで鋳造したものをつくっていただきまして、それを米子市が寄贈を受けて美術館の正面に設置するということでございます。これを8月31日に行ないたいと思っております。
それから、2番目が「米子城フォーラム」というのを10月1日に開催したいと思っております。
【資料】
米子城フォーラム「城メグリストとお城博士の米子城わくわく講座」の開催について( 1.53メガバイト)
ご自身で城をめぐってブログを書いたり、執筆なんかもしておられます、城メグリストの萩原(はぎわら)さちこさんという方に来ていただいて、それと、今年1月にシンポジウム(「隠れたる名城 米子城」シンポジウム)をやったときにも参加いただきました中井均先生にも来ていただいて、それぞれお話を伺った後にトークセッションをしていただこうと思っております。史跡米子城跡の価値や魅力を市民の皆さんにも、またできれば全国発信もしていきたいという企画でございます。
米子城の情報発信については、いろんな機会を捉えて行ないたいと思っているところでございますけども、10月1日にこういうフォーラムを行ないますので、多数の方に参加していただきたいと思っております。場所は、ふれあいの里で行なうことにしております。米子城フォーラム「城メグリストとお城博士の米子城わくわく講座」という資料をお配りしていると思うんですけど、そこに詳細を入れております。
それから、3番目が、「よなご環境フェスタ2016」でございます。
【資料】
「よなご環境フェスタ2016」の開催について( 3.54メガバイト)
最近は文化ホールで行なっているものですけれども、市民の皆さん、特に次世代を担う子供たちに環境保全意識を高めてもらおうということで行なっているものでございます。パンフレットをおつけしておりますけれども、セミナーとか、体験イベントとか展示とか、総合的に環境意識を高めていただこうということで、9月10日に文化ホールで、朝10時から午後3時までと、割と長い時間ですけども、行なうことにしております。
特に今回、従来と特に違っているというか、従来に加わっているようなものとしましては、「よなごマルシェ」ということで、この地域の特産とか、そういうものをいろんな食品の関係の方にも参加いただいて提供しようということで、飲み物、食べ物でございますので、これによってまた、よりたくさんの方々が参加いただければと思っております。これは9月10日に予定しております。
ちなみに、安来のほうでも「やすぎ環境フェア」というのをやっておられまして、これがその次の日の9月11日ということでございますので、お互いに広報し合おうということで、お互いのパンフレットに(もう一方の情報を)入れております。また両方参加していただいた方にはうれしいプレゼントを差し上げることとしております。これは、安来のほうが後になっていますので、米子で参加していただいて、(米子会場で配布する)引き換え券を持って行っていただければ、安来のほうで、プレゼントをするという試みでございます。
それから、最後に、「平成28年度鳥取県原子力防災訓練(船舶を利用した住民避難訓練の実施について)」ということでございます。
【資料】
平成28年度鳥取県原子力防災訓練(船舶を利用した住民避難訓練)の実施について ( 209キロバイト)
これは昨年も8月に計画したものですけれども、ちょうど台風が来まして、このときには実施することができませんでした。海上自衛隊の多用途支援艦「ひうち」というのがあるんですけども、境港市の竹内4号岸壁に来ていただいて、そこから境港市民15名、それから米子の大篠津町の市民15名、それから関係者等が乗船して鳥取市の千代第3号岸壁まで行って、避難の訓練を行なうということでございます。それで、向こうに着いてから広域避難所体験もしていただいて、それからバスで米子のほうに帰ってきていただくという計画でございます。鳥取県主催ということで、もちろん米子、境港も共催ということですけれども、鳥取県が中心となって、海上自衛隊とお話をしていただいてやっていただく事業です。残念ながら去年できなかったので今年はぜひ、天候が許せば実施したいと思っております。これは8月28日に計画しております。
とりあえず以上です。
幹事記者:
各社、どうぞ。
記者:
戸田海笛なんですけど、これは、ブロンズ化までは100人委員会がお金を出して自分たちでやるんですね?
市長:
ええ。
記者:
それを寄贈してもらうと?
市長:
ええ。
記者:
今つくっているあの台座は市の単独出費なんですか?
市長:
ええ、台座とか、この設置にかかわる費用は、市のほうに美術品の取得の基金がありまして、その基金を使って設置をさせていただくということです。この基金は、もちろん市の予算も相当入っていますけれども、民間からいただいた予算も、基金の中の原資には入っているものですから、美術館協議会の承認というか、お話させていただいて設置すると(いうことです)。
記者:
石こう作品のほうは皆生にはもう行っているんですか?
市長:
ええ、もう行っています。資料に今の状況と、それから、皆生のOU(おーゆ・ランド)のほうに設置されているもの(石こう作品)の写真を載せています。(レリーフの)色も、ブロンズといっても、ブロンズそのままというわけじゃなくて、石こう作品に近い色に着色されているようです。実物を見たわけではないんですけども、同じように見えるよう、できるだけ近づけたブロンズだということです。
記者:
(贈呈式の)当日、この寄贈に至るまでの経過表とか、説明の資料を出してくださいね。
文化課長:
はい。
記者:
いろいろあって。たしか結城市から無償で100人委員会がもらったんですね?
文化課長:
そうです。
記者:
そういうふうないきさつをやって、市では展覧会もやったというようなことが?
市長:
ええ、戸田海笛展をやったときに、移送して展示もしました。
記者:
それで、念のために市長、聞くんですけどね、たしかこれは市の文化財でも、何か市の指定、公的な認知はしてないですよね、文化財指定は?
市長:
そうですね、ええ。
記者:
そういうものを、基金とはいえ一定の公費的なものを使って長く保存する、その意義みたいなものはどういうふうに?
市長:
戸田海笛さんというのは、郷土出身の大変すぐれた芸術家であったというふうに私どもも思っておりまして、それを100人委員会の方々が(作品の里帰りに尽力され)、私どもとしては、そのままの石こうの形だとなかなか保存するのが難しいので、ブロンズになっていればということでいろいろお話もさせていただいて、今度、寄贈を受けるということです。すぐれた芸術家の作品ですので、美術館の正面に飾るに値するものであるというふうに判断をしております。
記者:
地元の努力で里帰りできたという地元の思いも詰まっているという、こういう趣旨があるということですね?
市長:
ええ。
記者:
米子城フォーラムのことですけども、最初の一枚紙の10行目ほどに保存活用計画の策定をこれからやらないかんという、やってるという…?
市長:
今、これは作業しているところです。
記者:
作業中なんですね。これはいつごろまとまるんですか?
市長:
今年度末の予定で今策定作業を進めているところです。
記者:
これができれば、その後はもう一切ハード的な整備というか、ものはもうなくなるんですか。それとも、多数発生するんですか?
市長:
いえ、この保存活用計画をつくったら、また文化庁の補助なんかも得やすくなるので、そういうものも得ながら、今後追加指定するところも含めて、保存、そしてまた活用していくということにしたいと。
記者:
ということは、整備事業は、修復だとか散策路みたいなものだとか、植栽を含めた、そういったハード作業的なものは発生するんですね?
文化課長:
発生するというか、米子城跡の整備事業の中で、当然いろんなやっていかないといけないことがあると思うんですけども、その補助金をもらって計画的に整備していくという中で、その基本的な指針となるものが、この保存活用計画で、これをベースにして補助金の根拠にすると、そういう形になろうかと思います。
記者:
それで、この時季に、10月1日にフォーラムやって、関連イベントは2日に歩くんですね?
文化課長:
はい。
記者:
それから、ちょっと前の9月25日からライトアップもあるということですけども、この時季にこういった取り組みをするっていうのは、何か時季的に今がいいんですか?
文化課長:
やっぱり皆さんに集まっていただいたり、それから現場を歩いてもらうのに、季節的にいい時季ということで、真夏とか真冬じゃいけませんので、それで秋にしたということです。
記者:
何か過去、江戸時代に、秋に市民が集まってお城で盆踊りやったからこの時季にという、そんなようなことではないわけね?
文化課長:
それは特にないです。
記者:
市民が集まりやすいと?
文化課長:
ええ、一番イベントにふさわしい時季というか、やりやすい時季ということで設定しました。
記者:
私、このフォーラムの中の中井さんと萩原さんって、名前を知らないんですが、割と有名な方ですか?
文化課長:
はい。中井先生は、市長も申し上げましたように、1月のシンポジウムのときに講演いただいて、いわば日本の城郭研究者の中では第一人者と言えるような方です。萩原さちこさんというのは城メグリストというふうに、資料にもおつけしておりますけども、ご自身でホームページ、ブログ等を立ち上げておられたり、それからいろんな城イベントなんかの企画なんかもされていて、それから城の本を書いておられるんですね、お城紹介なんか。それで、すごい城好きが高じてこういったライターになられたという、城郭ライターということで売り出しておられる方で、結構有名な方なんです。この中井先生と、その城メグリストさんが以前にも対談形式でいろんなところでイベントされたりしたこともあって、お二人とも非常に内容もおもしろいですし、(城のことを)非常によく知っておられる方で、そういう関係の方々からすると有名な方ということです。
記者:
すみません、最後の原子力防災のことですが、船舶利用の住民避難訓練というのは何年ぶり、何回目になるんですか?
防災安全課主査:
実際、船を使って誘導するのは初めてでございます。昨年ちょっと(中止になりましたので)。
記者:
あれ、ちょっと乗ったことが。主催者は知りませんけども。
防災安全課主査:
ええ、平成25、26年度に乗ったことはありますけど、実際に船を使った避難を計画したのは、去年が初めてで、去年できませんでしたから、今年が初めてということになります。
記者:
いわゆる平成25年、26年度に計画して?
防災安全課主査:
25、26年度は、船に乗っただけでございます。
記者:
乗っておりただけ?
防災安全課主査:
はい。
記者:
港でやっていましたね。乗船体験ですね、それは?
防災安全課主査:
はい。
記者:
これは何人ぐらいでしたか?
防災安全課主査:
すみません、人数まで今のところ、また後でご連絡いたします。
記者:
これ主催者もいろいろ、山陰両県とか県とかいろいろやってましたけども、それを通じて初めて?
防災安全課主査:
この島根原子力発電所の避難訓練については、鳥取県と、本当は2県6市がやるんですけど、そういうのは初めてです。
記者:
だけど、住民避難訓練、ずっと通じて初めての実際乗って避難先まで行っちゃうのは?
防災安全課主査:
初めてでございます。
記者:
これ、乗るだけなんですか、それともスクリーニング体験とか?
防災安全課主査:
スクリーニングもいたします。
記者:
避難弁当を食べてみるとか?
防災安全課主査:
非常食等はしませんけど、おっしゃったようにスクリーニングしまして、中で。
記者:
スクリーニングは、鳥取のほうでやるの、こっちでやるの?
防災安全課主査:
乗船時とおりたとき、2回やるように計画しております。あと、船の中でいろんな研修というんでしょうか、原子力防災についての研修も、若干ですが、するようにしております。
記者:
すみません、私もちょっと理解ができてないんですが、原発事故が発生した後、住民避難は、この弓浜半島からこっちは、想定しているのは、皆さん車で段階的に逃げる、あるいは公的機関を使ったり、あるいは一時集結所に集まって公的な県が出すバスみたいなものですかね?
市長:
バスなどや、鉄道を使ったり、それからヘリコプターを使ったり。ヘリコプターを使った訓練は、やったことあるよね。
防災安全課主査:
今年の11月も予定はしております。
記者:
その中で、船、自衛隊に来てもらって船に乗って逃げると想定できる人数ですね、これは今の県の計画にある中で、何割ぐらいが実際には乗らざるを得ないだろうなというふうな想定はあるんですか?
防災安全課主査:
実際のその人数の想定までは、今のところちょっと。
記者:
はじけないの?
防災安全課主査:
はい。
記者:
だけど、市長、自衛隊は、本当に来てくれるんですかね?
市長:
いざというときにはいろんな手段を使って、あらゆる手段を使ってということで、船も一つの手段になり得るわけなので、それの訓練をやってみようということだと思っております。
記者:
自衛隊を動かすんですから、総理の命令がなければ恐らくね、官邸の何とか本部ができる、あそこの命令がないと自衛隊は動かないと思うんですけども、国は当然それありということで計画してるんでしょうね?
市長:
自衛隊もそういうことが想定されない限り、訓練にも参加しないでしょうから、そういうこともあり得るということで来たんだと。
記者:
当然そういう災害派遣はあり得るという前提ですよね?
市長:
ええ。
記者:
実際には、あちこちが大変だから、ほかに忙しくて行きませんというようなことはならんだろうな?
市長:
そうなったら、本当にもうあらゆる手段を使ってということで、船もその一つだということだと思うんですけどね。
記者:
ここに、実際に乗る人、想定できる人は、港の近場の人だろうなという想定ですか、利用する人は。それとも障がい者とか、あまり車じゃあ移動が不適当な重症の、何か病院に入院してる方だとか、そういう想定は何かありますか?
防災安全課主査:
病院に入院してるような方は、やっぱりヘリコプターとか、本当のときはそうかと思うんですけど、実際は、今回は米子と境ということで、たまたまうちは大篠津という地区の方ですけど、やっぱりそっちの港に近いような方というのが該当するかとは思います。
記者:
自治会では一時集結所その他を指定して、分担というか、線引きみたいなのがありますけども、船舶利用の方の線引きというか、大体この範囲だろうということは住民避難計画におとしてないですね。
防災安全課主査:
そこまではおとしておりません。
記者:
さっきの、お城の話で、保存活用計画を策定作業中ってあったんですけど、これは湊山球場の追加指定も含まれてるような話になってくるんですか?
市長:
この保存活用計画は非常に広い範囲に及ぶもので…。
文化課長:
球場に限らず全体ですね。既存の指定の部分を含めて、内堀の内側ですね、言ってみれば。本来城郭として保存していくべきエリアの中を、今後、将来に向けてどうしていくかというような基本的な方向性を示すものという、そういう位置づけになります。
記者:
内堀の内側となると、湊山球場も入っているということですよね?
文化課長:
もちろん入りますね。
記者:
追加指定がまだ申請されていないと思うんですけど、この保存活用計画とあわせて、例えば今年度中に、もう追加指定の申請をするような流れになってくるんでしょうか?
文化課長:
これから保存活用計画の策定作業を進めていくわけなんですが、それとあわせて、その追加指定を今考えておりますような場所の利活用、そういったものについても検討を進めていって、それらを踏まえながら適切な時期に手続を進めていこうかというふうに考えております。
市長:
あの保存活用計画っていうのは、ものすごい広い範囲なんでしょう。
文化課長:
そうです。
市長:
必ずしも追加指定を受けるところに限らず、ちょっとどう説明していいか私もよくわからないけども。
文化課長:
その内堀の内側全体の、将来に向けてこういうふうに保存していこうと。で、そこにはこういう規制がかかっていますよと、法的にですね。そういうようなことを文面として明らかにしていくというようなものですので、その中で、例えばいつ追加指定するだとか、しなきゃいけないだとか、そういう明確なところまでは恐らく出てこないと。言いましたように、基本的な考え方、方向性と、そういったものを広い範囲において文書化していくと、そういったものです。
記者:
わかりました。
記者:
じゃあ何、その保存計画の中には、例えば湊山球場の、これ追加指定してもらうんだから、球場をブルドーザー入れて球場設備を壊すんだというような整備事業…?
文化課長:
そういう具体的なところまでは。
記者:
踏み込まないの?
文化課長:
はい。保存活用計画の中では。あくまでも、それは具体的な整備計画なり設計なりに入った段階でどうするかということ。
記者:
ついでに聞くんですが、球場はそれならそういうことで置いといて、ハードの事業、整備事業、個別の事業の中で、おもしろそうなところは何になりそうですか。深浦のほう、石垣をきちんとするだとか、あるいは思い切って城を再現するだとか?
文化課長:
そこは、所管課の立場でいえば、保存活用計画策定委員会には専門家の皆さんもいらっしゃいますので、そういう方の意見も聞きながら、あるいは活用する際にどこをどう整備していくと活用しやすいかと考えながらということになると思いますので、今、これが目玉というのは、ばっとは言えないんですけれども。
記者:
ライトアップというのは過去何回かやっていたんでしたっけ?
文化課長:
ライトアップは、過去は、ちょっとはっきり覚えてないですけども、5回か6回やっていたと思うんですが、あれは市の事業としてはやってなかったんです。それで、NPOの夢蔵さん(NPO法人夢蔵プロジェクト)と、それから建築士会(鳥取県建築士会西部支部)の方が、たしか夢蔵が主催ということになっていたと思うんですけども、大体がいな祭の開催日に合わせてやっていたというのが過去における状況です。ここ2年ぐらいやってないんじゃないですかね。
記者:
この期間、25日から1週間近くやるって、これは長いほうですか?
文化課長:
長いほうになります。今までがいな祭のときの2日間しかやってなかったので。1週間続けてやろうというのは初めてです。
記者:
これは、真夜中はやらないと思うんですけど、まあ9時か10時ぐらいまではやるんでしょうね、日没から?
文化課長:
はい。
記者:
これは、ただ照らすだけ。それとも、これにあわせて何かおもしろそうなアイデア、何かないの。上にアドバルーンを上げるとか、鏡割りだとか、絵になるような話は?
文化課長:
どうですかね、夜中ですので、そんなに大々的なこともちょっとやりにくいと思うので、街灯なんかもありませんし。本当にライトアップのライトだけですので。ですから、まず遠目に見ていただいて、あそこにお城があるっていうこと、それから、結構知っておられる方はわかると思うんですけど、まあきれいなものですから、ああ、いいなと思ってもらうことと、それから、あと、せっかくライトアップもするので、参加希望者を募って上がってみましょうというようなことはやってみようかなと思うんですけど。
記者:
夜間のウオーキングを?
文化課長:
そうですね。それも、無制限にということにならないと思うんですけども、ある程度絞って、募ってやろうと。
記者:
全然違うことを聞いていいですか?
幹事記者:
どうぞ。
記者:
すみません、市長にちょっと聞きたいんですけど、この間、7月頭にJRの三者会議があって、12月で都市計画決定の手続をする方向っていうのは一応報告されたんですけれども、現時点で市としてJRの南北一体化通路整備事業、何かこんな懸案事項がまだあるなっていうふうなのはどういったこと?
市長:
もちろんいろいろ協議して詰めないといけないところはあるんだろうと思います。平成30年ぐらいから工事に着手しようという予定で進めているわけですけれども、予定どおりというわけじゃないんですけども、協議をしながらみんなで調整をしながらその方向に向かって進んでいるということで、三者の間で意見が割れていて、解決しないといけないものがあるとか、そういうものではないだろうと思います。今の段階。
記者:
まだ一応駅ビルの規模とか、誰が事業主体をするかとかっていうのは決まってない?
市長:
事業主体は、私どもは、気持ちとしてはJRさんにやってもらおうということで今進めているわけでして、まだ案も出てきてないんじゃないでしょうかね。それに対してどうこうというような、今の立場じゃないというか、そういうところまで行ってないので、これから協議して詰めていって、みんなが納得できるようなものをつくっていこうということじゃないかと思います。
記者:
市長として、こんな駅がいいとかっていうのはあるんですか?
市長:
駅がいいっていうか、ちゃんと駅としての機能を果たして、駅っていうのは人が集まる場所でもあるので、そういう意味で、みんなが利用しやすくて、そして駅としての機能が十分果たせるようなものであるべきだろうと思っています。
記者:
駅ビルの、何ていうのか、体裁というか、こんな駅ビルだったらいいなみたいなのってあるんですか?
市長:
それはこれからの議論で決まっていく話なので、私が今、こうあるべきだということはちょっと言えないと思います。
記者:
関連して、前から事業主体、要するに財布はどこの財布を使うかということで、JRがあんまりはっきり言ってこなかったんですが、市長としては、市が関与するよりも、やっぱり常識的にJRがやるべきことだろうという、ずっと発言されてきていますが、何か事業執行の枠組みの提案があれば協議に応じる気がありますか。JR側が中心になるにしても、市の関与を一部取り入れたようなフレームをつくるような案が出れば?
市長:
それこそ今後の協議になってくると思うんですけども、もちろん私どもが関与すべき部分があれば関与させてもらうということになってくると思います。
記者:
ということは、今まで市長は、ワンフロアぐらいは使ってもいいぐらいな、利用者側の立場しか言ってなかったんですが、事業執行のフレームで新しい案があれば、市が関与することも可能性はなきにしもあらずと?
市長:
関与がどういう意味かにもよりますけどね。
記者:
金を出す出さないということも含めてですね?
市長:
ただ、駅の何というか、構造全体に、全体というか、一部についてでも、私どもがその部分を引き受けるというようなことじゃなくて、やっぱり、駅ビルという全体は事業主体であるところがやってもらうという話になると思うんですよね。その中で、今さっきおっしゃったように、ワンフロアぐらいは活用を考える可能性はあるだろうと思います。
記者:
わかりました。
市長:
その建築をうちが引き受けるとか、そういうことは。
記者:
それはないということですね?
市長:
ええ、それはないと思います。
記者:
来年の市長選に向けて何か決められたことありますか?
市長:
いや、熟慮しております。
幹事記者:
そうですか。ほかにいかが。
記者:
あと、ちょっとすみません、資料のことでもう1点。避難訓練、防災訓練なんですけど、鳥取に着いた後、広域避難体験ってあるんですけど、どんなことを予定されているんですか?
防災安全課主査:
図書館に行きまして県の職員が避難所の設営する訓練をしております。そこに参加して、見るような感じで。
記者:
見学的な感じですかね?
防災安全課主査:
そういう感じでございます。
記者:
なるほど。何かそこで炊き出し一緒にやったりとかみたいなことは?
防災安全課主査:
今回はやりません。
記者:
鳥取からこっちへは、これを見ると帰りはバスですか?
防災安全課主査:
バスじゃないと、もう4時間半もかかると帰れるのが(遅くなりますので)。
それと、先ほどちょっとご質問がございました平成25、26年度の参加人数ということですけど、25年度はちょっと今わかりませんが、26年度は米子市は8名です。
記者:
米子市が8名?
防災安全課主査:
はい。それと、さっきスクリーニング、避難退域時検査のことですけど、確認しましたところ、これは鳥取港だけでするということですので、すみません、訂正させていただきます。
幹事記者:
どうもありがとうございました。
市長:
どうもありがとうございます。よろしくお願いします。
掲載日:2016年8月25日