平成23年度予算案の概要をお知らせします

本文にジャンプします
メニュー
平成23年度予算案の概要をお知らせします

平成23年度予算案

平成23年度当初予算額 … 903億4,408万円

  • 前年度予算と比べて2.3パーセントの増
  • 金額にして20億6,081万円の増額

一般会計予算額 … 559億5,900万円

  • 前年度予算と比べて4.5パーセントの増
  • 金額にして24億100万円の増額

特別会計予算額 … 343億8,508万円

  • 前年度予算と比べて1.0パーセントの減
  • 金額にして3億4,019万円の減額

予算編成の基本的な考えかた

我が国の経済は、リーマンショック後の経済危機を克服し、持ち直してきているとされていますが、急速な円高の進行や海外経済の減速懸念により、昨年夏以降、先行きの不透明感が強まり、雇用も厳しい状況が続いています。地域経済においても、一部に持ち直しの動きは見られますが、生産活動に減速の兆しが見られることや円高の影響等により、当面景気は弱含みで推移すると予想されています。

このような状況を背景として、本市の税収は、経済危機による急激な落ち込みからは回復しつつあるものの、以前の水準に戻るまでには相当の期間を要すると予測されます。一方、扶助費は年々増加しており、公債費も高い水準で推移しています。また、老朽化しつつある公共施設の維持補修等も課題となっています。本市では、平成18年に策定した「米子市行財政改革大綱」に続き、昨年3月に策定した「第2次米子市行財政改革大綱」に基づいて、行政各分野における徹底した歳出の抑制と歳入の確保に取り組んでいますが、行財政環境は依然として厳しい状況にあると言わざるを得ません。

これらを踏まえ、平成23年度の予算編成では、引き続き「選択と集中」の観点から事務事業の見直しを行なうとともに、経常的経費についてマイナス・シーリングに取り組むこととしましたが、あわせて、国や県の施策との連携を図るとともに、現在策定作業中の新たな総合計画の方向性を念頭に置きつつ、「生活充実都市・米子」のさらなる発展を目指した施策の推進にも配慮することとしました。

中でも、なかよし学級の待機児童解消、小児に対する特別医療費助成制度の対象年齢拡大、子ども手当の拡充、子宮頸がん等3ワクチン接種事業のほか、小中学校や図書館など教育文化施設の改修、企業立地促進資金融資事業や工場用地再整備事業などの企業立地対策、緊急雇用創出事業などの雇用対策等について予算化を図るなど、「子育て環境の充実と地域活力の向上」に重点を置いた予算編成内容としています。

「まちづくりの基本目標」ごとの予算額

子育てを応援し、お年寄りが元気な米子

安心して健やかに暮らせる
健康と福祉のまちづくり

  • 213億9,271万6千円(一般会計)
  • 271億5,478万6千円(特別会計)
ゆとりある心豊かな米子

豊かな心を育む
人権・教育と歴史・文化のまちづくり

  • 38億6,478万6千円(一般会計)
  •       1,024万2千円(特別会計)

魅力あふれる定住のまちづくり

  • 59億9,842万4千円(一般会計)
  • 68億7,084万1千円(特別会計)

人と自然が共生するまちづくり

  • 1億4,165万5千円(一般会計)
活力みなぎる米子

地域の活力を生み出す産業のまちづくり

  • 76億8,121万9千円(一般会計)
  •       7,107万円(特別会計)

交流と連携を育むまちづくり

  • 44億3,772万8千円(一般会計)
  •   2億7,813万6千円(特別会計)
みんなのための市役所

市民に信頼される市役所づくり

  • 124億4,247万2千円(一般会計)

【資料】

新しいウィンドウが開きます 平成23年度予算の概要(案) PDF 818キロバイト)

掲載日:2011年2月28日