「米子市美術館」の事業報告書

令和3年度における「米子市美術館」の管理運営は、指定管理者制度を適用して行ないました。
地方自治法第244条の2第7項の規定に基づき、指定管理者から事業報告書が提出されましたので、その内容を公表します。

対象施設の名称

米子市美術館

指定管理者の名称

一般財団法人米子市文化財団

事業報告書

 令和3年度米子市美術館事業報告書 （ 398キロバイト）

事業報告書の概要

管理業務の実施状況

（1）施設管理の充実として

（2）利用者サービスの向上及び施設管理の充実として

• 昨年度中止となっていた特別共催展「フォーエバー現代美術館コレクション草間彌生展」を日程を改め開催しました。代表的なモチーフにちなんだ「水玉割引」や作家名に因んだ8,413（やよいさん）人目来場者記念セレモニーなどを行ない、話題を呼ぶ誘客に努めました。また本展から一部キャッシュレス決済を導入し、支払時の利便性向上を図りました。
• 郷土ゆかりの作家の掘り起こしの成果として、特別企画展「甦る日本画家木下翠雨」を開催しました。調査した現存全作品を収録した図録を作成、完売となりました。 
• 県内の美術館・博物館と連携し、「木下翠雨の里帰りと同時代を生きた郷土の日本画家たち」を会場館である日南町美術館などと共同企画し、収蔵品の貸出やギャラリートークに協力しました。
• 常設展を「コレクション展」と改称しました。また会期中に「おやこでアートじかん」「かぞくでアートじかん」を設定し、幼いころから美術に親しめる場所としてアピールに取り組みました。
• ミュージアムスクール「アートな散歩」で新たに山陰歴史館と連携し、両館の学芸員が中心市街地を巡りながら野外彫刻や歴史的建造物などについて解説しました。
• 当財団連携事業「よなぶんフェス」内で過去の展覧会ポスターを材料にペーパーバッグを作るワークショップ「レッツリメイク！ポスターバッグ」を実施しました。楽しみながらSDGs を体験できる機会を提供しました。
• 若手作家支援展「朝倉弘平雲わく庭から」では新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け会場内でのギャラリートークを中止しましたが、代わりに作家によるオンラインギャラリートークをYouTube とTwitter 上で配信し、鑑賞機会の拡大に努めました。
• 令和元・2年度分の活動状況をまとめた年報第1号を刊行しました。初刊行を機に、開館以降の展覧会開催状況などを付録として収録しました。

自主事業の実施状況

 ※自主事業の収入は、指定管理者の収入になっています。

施設の利用状況と使用料の収入実績

※貸館件数、利用日数、利用者数の合計は重複しているものを除いています。
※使用料収入は、指定管理者の収入になっています。

管理業務の実施に係る収支状況

収入額の合計…70,557,318 円
（うち指定管理料59,692,000 円）

支出額の合計…70,557,318 円

ご意見・ご質問

事業報告書の内容についてのご質問は…

文化振興課  電話：（0859）23-5436

指定管理者制度についての一般的なご意見・ご質問は…

総務管財課  電話：（0859）23-5323