「米子市美術館」の事業報告書

令和元年度における「米子市美術館」の管理運営は、指定管理者制度を適用して行ないました。
地方自治法第244条の2第7項の規定に基づき、指定管理者から事業報告書が提出されましたので、その内容を公表します。

対象施設の名称

米子市美術館

指定管理者の名称

一般財団法人 米子市文化財団

事業報告書

 令和元年度米子市美術館事業報告書 （ 343キロバイト）

事業報告書の概要

管理業務の実施状況

利用者サービスの向上及び施設管理の充実施策として、次の業務を実施しました。

• 汚損の著しかった展示室のクロスと巾木の部分貼り替えを実施しました。 
• 平成25年度改修時に未着手であった女子和式トイレの移設工事を実施しました。 
• 特に来場者の多い展覧会について巡回清掃の時間を2倍に増やし、清潔な展示環境の維持に努めました。
• 玄関前の樹木剪定を行ない、美観の維持に努めました。
• 会期中に改元のあった特別共催展1「北原照久コレクション/安部朱美創作人形展」は、明治～昭和までのおもちゃや広告を回顧する内容と、山陰歴史館での連携展示、記念フォトスポットの設置など、時宜を得た関連イベントと組み合わせて実施、来館者のニーズに応えました。 
• 特別共催展2「チームラボ学ぶ！未来の遊園地」では全会期を通じて夜間延長開館を実施しました。SNS上で映える体験型のデジタルアートは美術に馴染みのない層を多く呼び込み、米子市美術館歴代最高入場者を達成しました。アンケート上では20～40代が来場者の半分を占めており、新たな来館者層の開拓にもつながりました。 
• 常設（コレクション）展において、認知症の方に対応した新規の鑑賞プログラム「おしゃべり鑑賞会」を実施しました。また会期中、文化の日及び関西文化の日の計3日間を無料開放日に設定し、鑑賞機会の拡大に努めました。
• 昨年に引き続き、郷土出身作家を顕彰する特別企画展「神々の微笑-小灘一紀　絵画のあゆみ」を実施しました。関連イベントとして作家による記念講演会やギャラリートークを開催し、来場者増に努めました。図録についてはほぼ完売となりました。 
• 市内保育園、幼稚園、小中学校等に団体鑑賞を呼びかけ、教育目的利用の促進を図りました。
• 市内の野外彫刻作品について「広報よなご」に紹介記事を寄稿しました。
• 主催展示の入口に多言語表記を一部導入し、アクセシビリティの向上に努めました。

自主事業の実施状況

自主事業の収入は、指定管理者の収入になっています。

施設の利用状況と使用料の収入実績

使用許可件数・使用日数・使用者数の合計は、重複しているものを除いています。
使用料収入は、指定管理者の収入になっています。

管理業務の実施に係る収支状況

収入額の合計…61,945,097円
（うち指定管理料52,560,000円）

支出額の合計…61,945,097円

ご意見・ご質問

事業報告書の内容についてのご質問は…

文化振興課  電話：（0859）23-5436

指定管理者制度についての一般的なご意見・ご質問は…

総務管財課  電話：（0859）23-5323