「米子市美術館」の事業報告書

平成29年度における「米子市美術館」の管理運営は、指定管理者制度を適用して行ないました。
地方自治法第244条の2第7項の規定に基づき、指定管理者から事業報告書が提出されましたので、その内容を公表します。

対象施設の名称

米子市美術館

指定管理者の名称

一般財団法人 米子市文化財団

事業報告書

 平成29年度米子市美術館事業報告書 （ 650キロバイト）

事業報告書の概要

管理業務の実施状況

利用者サービスの向上及び施設管理の充実施策として、次の業務を実施しました。

• 市が受贈した井上幸夫・英子コレクション（アール・ヌーヴォー期のガラス工芸）の全79作品公開に向け調査を実施しました。ウランガラス作品の照明にブラックライトを用いるなど工夫を凝らした展示構成と、夏休み時期に観覧無料としたことで、県外からの来場者増加につながりました。 
• 収蔵品管理システムの更新にあわせ、公開端末上にデジタルサイネージを導入しました。 
• 市民の要望を受け、戸田海笛《喜怒哀楽の図》ブロンズレリーフをはじめとした中心市街地の野外彫刻について紹介するツアーを実施しました。 
• 昨年度に続き、市内の小・中学校や施設等へ団体鑑賞を呼びかけ、希望団体には個別にギャラリートークやガイダンスを実施し、教育目的利用の充実を図りました。（受入団体：36団体）
• 環境モニターとパッシブインジケーターによる館内環境調査を実施しました。東京文化財研究所の助言を仰ぎ、館内設備の改善に努めました。 
• 不具合が続いていた収蔵庫内蒸気加湿器の点検修繕を実施しました。 
• エレベーターホールの消防設備（感知器）を増設しました。
• 貸館展示主催者との打ち合わせを徹底し、展示や照明プランへのアドバイスを行なうとともに、展示備品の照明器具の安全な取り扱いについて、引き続き周知を行ないました。 
• 希望団体の事前申請により、休館日（水曜日）特別開館の実施、開館時間外の延長利用（夜間延長開館、オープニングセレモニー等）に対応しました。
• 主催事業受付において来場（参加）者アンケートへの協力を呼びかけ、意見・要望等を把握し、見直し・改善が可能な事項について迅速に対応しました。
• 展覧会の情報発信やイベント告知のため、テレビ・ラジオ出演を積極的に行ないました。
• 特に来場者の多い展覧会については、会期中、通常より時間を延長して清掃を実施し、清潔な展示環境の維持に努めました。

自主事業の実施状況

自主事業の収入は、指定管理者の収入になっています。

施設の利用状況と使用料の収入実績

使用許可件数・使用日数・使用者数の合計は、重複しているものを除いています。
使用料収入は、指定管理者の収入になっています。

管理業務の実施に係る収支状況

収入額の合計…74,053,116円
（うち指定管理料58,048,000円）

支出額の合計…74,053,116円

ご意見・ご質問

事業報告書の内容についてのご質問は…

文化振興課  電話：（0859）23-5437まで

指定管理者制度についての一般的なご意見・ご質問は…

総務管財課  電話：（0859）23-5323 まで

お寄せください。