平成26年4月から7月にかけて、小学校5年生と中学校2年生を対象に、文部科学省による「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が実施されました。
この調査の米子市の結果の概要をお知らせします。
なお、平成26年度の本調査は、原則として対象学年の全児童生徒が対象であり、米子市では小学校23校、中学校11校が調査対象となりました。
平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(米子市の概要)
調査内容
児童生徒に対する調査
- 実技に関する調査(新体力テストと同様、小・中学校ともに8種目)
- 運動習慣、生活習慣、食習慣等に関する質問紙調査
学校に対する調査
- 学校における体育、保健体育の指導及び特別活動等に関する質問紙調査
調査対象数
小学校5年生(23校)
1329人(男子698人、女子631人)
中学校2年生(11校)
1451人(男子738人、女子713人)
調査結果の特徴
実技調査
小学校5年生
中学校2年生
質問紙調査
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運動への意識・運動部所属などについて
小学校5年男女・中学校2年男女ともに、全国平均と比較して著しい差は見られませんでした。
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小学校入学前の運動習慣について
小学校5年男女ともに、小学校入学前の運動遊びの頻度は、鳥取県平均と比較するとおおむね良好な傾向が見られるものの、全国平均と比較して著しい差はみられませんでした。
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体格
小学校5年男女・中学校2年男女ともに、身長、体重が全国平均を下回っています。
調査結果をうけて
今回の調査で、本市の小学校5年生、中学校2年生の児童生徒の体力・運動能力、運動習慣等の状況は、体力合計点については全国平均と比較すると、やや低めの傾向が見られました。しかし、持久力の面では、力がついていることが分かりました。運動に対する意識や運動部所属の状況については、全国平均と比較して著しい差は見られませんでした。
また、体力調査結果全般について、全国や鳥取県平均より低めの傾向が見られる実態があるものの、今回の調査においては、就学前の運動習慣との著しい相関性は確認できませんでした。一方、体位については、鳥取県の平均より低い傾向が見られました。
本市では、今年度も引き続き米子市学校教育の指針に健康教育の充実を掲げ、児童生徒の体力の向上等に取り組んでいます。しかし、体力向上、運動習慣や生活習慣の定着は、学校だけでなく、家庭や地域社会と連携を図ることも大切です。
したがって、米子市教育委員会では、今後も、学校が家庭や関係機関と一体となって、体育の授業の改善、日常生活の中での運動習慣の確立、確かな生活習慣の定着など体力づくりや生活習慣の改善に取り組めるよう支援してまいります。
【資料】
平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果の米子市の概要について( 301キロバイト)
掲載日:2016年5月23日