平成26年度予算編成方針

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平成26年度予算編成方針

国は、「経済財政運営と改革の基本方針について」(平成25年6月14日閣議決定)の中で、「我が国経済は、着実に持ち直している。平成25年度においては、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略に一体的に取り組むことにより、民需主導の景気回復が進むと見込まれる。」と述べていますが、地方においては、それを実感できる状況にありません。
また、消費税の増税による地方財政への影響も予断を許さない状況にあり、引き続き国の動向を注視していかなければなりません。
一方、本市の平成24年度の税収は、固定資産税の減などにより、平成23年度の税収を約2億4千万円下回り、平成25年度も改善の見込みは立っていません。今後の人口減少・少子高齢化の進展による税収減、合併算定替の終了に伴う交付税の減、社会保障費の増などのほか、老朽化した施設の改修や改築経費、防災関連経費の増が見込まれるなど、今後の財政運営は一段と厳しいものとなっていくことが予想されます。
しかし、第2次米子市総合計画「米子いきいきプラン2011」に掲げる「生活充実都市・米子」のさらなる発展を推進していくため、種々の取組みを推進していくことはもとより、重要な課題である地域経済の活性化・雇用対策、少子高齢化対策、防災対策、教育環境の充実等の着実な推進を図る必要があります。
そのためには、財政基盤の強化が急務であり、行財政改革を強力に推進するとともに、財政構造の根幹を支える歳入の確保に注力し、既存事業の徹底的な見直しと、的確に事業を取捨選択する「選択と集中」の観点を徹底することが必要です。
これらを踏まえ、平成26年度の予算編成方針を次のとおりとします。

平成26年度予算編成方針

1  基本方針

平成25年度当初予算においては、平成24年度当初予算同様シーリング方式の予算編成を採用し、経常的経費について一般財源ベースでマイナス2パーセントのシーリングを行うこととした。その結果、経常的経費の削減に従前から継続的に取り組んできている中、各課の事業の見直しなどによる削減努力は見られたが、新たに必要となる一般財源をすべて補うまでには至っていない。
また、税収が低迷する一方で、扶助費や特別会計への繰出金などは増加が続いており、施設の老朽化に伴う維持補修経費なども、今後の行財政運営において多大な負担になるものと予測されている。消費税の増税による影響も不透明である。このような状況を踏まえると、引き続き新たな施策・事業の財源を捻出する観点からも、経常的経費の見直しについてはさらに取り組んでいくことが不可欠と考えられる。
このため、平成26年度当初予算においては、経常的経費について、平成25年度の現計予算における課内又は部内の一般財源総額(平成25年度で終了又は休止となる事業に係る一般財源額を除く。)を上限として、一般財源ベースで「マイナス5パーセント」のシーリングを採用するものとする。このことにより、新たに発生し、又は増額となる経常的経費について、マイナスシーリングによる経常的経費の削減で賄うことを目指すものとする。
ただし、政策的経費についてはシーリング対象外とする。

【参考】

シーリング方式 …

歳出規模の膨張を防ぐために、要求限度の枠を設けること

2  編成に当たっての留意事項

平成26年度の当初予算は、決算を見据えた予算編成を行なうため、平成26年度中に見込まれるすべての経費を盛り込んだ通年予算として要求すること。
事務事業評価の対象としていない新規事業については、原則、要求できないものとする。
また、市議会本会議・委員会における答弁や決算審査指摘事項等に基づき予算に反映させるべき経費については、議事録で答弁を確認するなど、精査の上、漏れのないよう要求すること。
政策的経費については、後年度における財政負担や費用対効果、終期など、あらゆる視点から事業内容と事業費の精査を行なった上で要求すること。
なお、経常的経費を政策的経費として要求することは、厳に慎むこと。

(1)歳入の確保

歳入においては、遊休地の売却や市有財産の有効活用など、新たな財源確保に努めるとともに、使用料・手数料の見直しや市税などのさらなる収納率の向上に向け、口座振替の促進や、滞納対策など一層の取組強化を図ることを前提とした要求額とすること。具体的には、第二次行革大綱実施計画における平成26年度目標徴収率以上で収納額を見込むこと。
また、消費税率の引上げに当たり、適切に歳入を見込むとともに、事務に遺漏がないよう留意すること。

(2)歳出の精査
ア  事務事業の選択における優先順位の考え方

行政関与の必要性が高く、より緊急性が高い事業、より費用対効果の高い事業を優先順位の上位とすること。事業の選択に当たっては、平成26年度に実施することが不可欠かどうかを判断基準として事業を限定すること。
なお、普通交付税の基準財政需要額に算定されない本市独自の需要により実施している単独事業などについては、ゼロベースから事業の検証・見直しを行なうこと。

イ  補助金等の見直し

補助金については、「米子市の補助金の課題認識と補助金交付基準等の基本的な考え方」、「米子市補助金交付基準の策定について(通知)」を遵守し、当該補助金の公益性の判断、補助金の目的の明確化と効果の検証を十分に行なった上で予算要求すること。
特に、既存の補助金で一定の年数(おおむね10年以上)を経過したものについては、廃止・休止を前提として検討を行なうこと。
また、国県との協調補助金で、国県支出金の減額・廃止などがあった事業(過去に減額・廃止のあった事業も含む。)については、事業の見直しを図る機会ととらえ、その必要性などを十分に精査の上、適切な措置を講じること。

【資料】
(PDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)

新しいウィンドウで開きます 「米子市の補助金の課題認識と補助金交付基準等の基本的な考え方について」 (PDF 216キロバイト)

ウ  公共事業について

投資的事業については、政策的見地などから平成26年度に実施することが特に必要と判断される事業において、公共事業評価を実施したものについては、その結果を踏まえた上で予算要求をすることができるものとする。
老朽化した既存施設の改修などについては、廃止を含め、施設の在り方を十分に検討した上で予算要求を行なうか否かを判断すること。

関連用語 … 新しいウィンドウが開きます 「投資的経費」

エ  借地料の適正化

鑑定評価が実施される借地の借地料については、当該鑑定評価額に基づいて減額交渉に努めること。

オ  新規事業について

新規事業の予算要求に当たっては、他の事務事業の見直し及びスクラップ・アンド・ビルドを徹底して行なうなど、既存施策の廃止・縮減などを前提とするものとし、それにより捻出した一般財源を当該新規事業に充てるよう努めるとともに、当該新規事業の終期を設定すること。

カ  その他

国・県補助事業においては、原則として補助対象外経費を盛り込まないこととし、補助対象外経費が真に必要である場合は、その理由を明確にすること。
国・県補助事業の要求に当たっては、国・県の動向を注視し、特に県との協調事業において、県が当初予算計上する事業は漏れなく予算要求すること。
また、予算要求締切後も、引き続き国・県の動向を注視し、必要に応じ追加要求すること。

(3)特別会計

関連用語 … 新しいウィンドウが開きます 「特別会計」

財政健全化法の下では、従来以上に特別会計の健全化が強く求められることから、事業運営方法などを抜本的に見直し、収入の積極的な確保や徹底した経費の縮減を図ることにより、業務の効率化と経常収支の改善を図ること。
特に、公共事業については、部分的・時限的な凍結も検討するなど、事業の抜本的見直しを行なうこと。

掲載日:2013年10月30日

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