平成27年7月22日(水曜日)
市長から
- 米子市弓浜コミュニティー広場オープン記念式典の開催について
- 淀江町誌編さん室開所式の開催について
質疑
市長:
今日は2点、ご報告させていただきたいと思います。最初は、「米子市弓浜コミュニティー広場オープン記念式典の開催について」です。
【資料】
米子市弓浜コミュニティー広場オープン記念式典の開催について( 205キロバイト)
この米子市弓浜コミュニティー広場というのは、美保基地の滑走路付替え事業に伴い集団移転した跡地について、大篠津地区のほうから、多目的広場的なものをつくってもらえないかという要望がかねてからありまして、それで恒久的な建物を建てるということじゃなくて、そういうものであればいいんじゃないかということで防衛省ともいろいろ話をさせていただいてきたんですけれども、防衛省のほうで整備しましょうということになりまして、整備をしていただいておりました。
図を見ていただくとわかるんですけど、2つ広場がありまして、一つが第1多目的広場、もう一つは第2多目的広場です。第1多目的広場はサッカーとかラグビー、いわゆる球技を主としてやれるところでございます。それから第2多目的広場はトラックはあるんですけれども、広場としていろんなイベントに活用していただくというようなものです。整備の経緯に書いておりますが、広場のちょうど真ん中に川尻川という川が流れていますけれども、その南側の第2多目的広場のほうが平成24年3月に完成をしておりました。それから川の北側の第1多目的広場が平成27年3月に完成したということで、この球技場のほうは有料で使ってもらうものですから、米子市のほうで条例(米子市弓浜コミュニティー広場条例)を制定しまして、(平成27年7月9日に)条例を公布してオープンしたところでございます。
正式には、この7月25日にオープン記念式典を行ないまして、7月27日から料金をとって第1多目的広場のほうは使用してもらうということにしております。第2多目的広場のほうは無料ですので、平成24年に市に移管を受けてからは、すでに皆さんに広場として自由に使っていただいてきたということでございます。条例も制定されて、これから使用料もいただいて利用していただくということになりますので、7月25日にオープン記念式典を開催したいと思っております。
それから、もう一つが「淀江町誌編さん室開所式の開催について」ということでございますけれども、これは合併10年の記念行事と位置づけて行なおうとするものでございます。
【資料】
淀江町誌編さん室開所式の開催について( 118キロバイト)
旧淀江町の時代に、昭和60年に淀江町誌というのを発行されているんですけれども、この昭和60年の淀江町誌はおおむね昭和58年までの内容で、それ以降の淀江の歩みについて、いわゆる町誌的なものがなかったものですから、昭和58年から平成17年の3月の合併までの淀江町の歩みを町誌として編さんし、刊行しようとするものでございます。
それで、その開所式については、1ページ目のほうに書いているとおりでございますけれども、もう少し中身の話をさせていただきますと、編さん事業ということで、平成27年8月に編さん室を開所して、町誌編さん委員会というのをつくりまして、委員の方々に基本計画とか事業計画とか管理運営などの事項を決めていただいて、執筆等も行なっていただいて、平成28年8月を執筆原稿の締め切りということにして、来年度の末までに発行したいということを考えております。刊行物の形になると思うんですけども、それは市内の小・中学校や図書館、関係機関に配付いたしますとか、一般販売も行なう予定にしております。ちなみに、今年度の予算は、当初予算で381万円の予算づけをしております。
以上です。何かご質問等ありましたらお願いします。
記者:
確認なんですが、弓浜コミュニティー広場の指定管理の件で、議会でいろいろ議論があって、資料を見ると平成27年から指定管理に移行したいと考えているってあるんですが、これは平成28年?
市長:
これは(平成27年)11月1日からを予定しています。
記者 :
それまでは地元の人たちにっていう話じゃなかったでしょうか?
市長:
ええ、随意契約で管理をお願いしています。
地域政策課長:
4、5、6月だけ地元で管理してもらって、今は、いわゆる草刈りとかは、(市の)直営というか、委託業者に発注する予定で、トイレの清掃とか鍵をあけることとかは地元の方に管理をお願いしています。
記者 :
11月から指定管理に移すということ?
地域政策課長:
そうです。
記者 :
見直された背景というのは、議会からそういう指摘があったり、いろいろ批判もあったと思うんですが、やっぱりそういうことが背景にあるんでしょうか?
地域政策課長:
そうですね、そういう指摘を受けて考え直したというところもあります。
記者 :
利用料は、米子市民もしくは境港市も一部かぶっている(敷地に含まれる)ので、その市民に何か優遇があるとか、そういうことは特にないんでしょうか?
地域政策課長:
特にはありません。
市長:
これは、ほかの競技場なんかとのバランスでこの料金を決めています。
地域政策課企画員:
東山球技場、サッカーラグビー場がありますけども、そこの使用料をもとに決めています。
記者 :
オープン式典は25日ですが、供用開始は27日っていうことでいいですか。
地域政策課企画員:
はい。そうです。
市長:
それは有料の第1多目的広場のほうです。第2多目的広場はもう既に使ってもらっています。
記者 :
第1と第2をあわせてコミュニティー広場と呼びならわしているわけですか?
地域政策課長:
そうですね、全体を。そのお手元の図にあるように、中には散策できるような公園もありますので。
記者 :
遊具なんていうものは置いてないわけですね?
地域政策課長:
置いてないです。
記者 :
サッカー、ラグビーができるっていうんだけど、ゴールとか置いてあるんですか?
地域政策課企画員:
あります。大人用のサッカーゴールは1セット、それから子供用が3セット。それからラグビーは1セットです。
市長:
ちなみに、ここは人工芝です。
記者 :
かなり広大な広場なんですけど、ドローンとか飛ばしてもいいんですか?
地域政策課長:
いえ、ここは航空自衛隊の美保基地の滑走路のすぐ目の前なので、だめだというふうに思っています。
記者 :
それは防衛省の規定でだめっていうふうなことですか?
地域政策課企画員:
規定ではないんですけども、最近問題にもなっていますので、禁止にしています。
記者 :
使用の際に、ドローン禁止であるというふうな?
地域政策課企画員:
はい。使用の際に、禁止という事項の中に入れています。
記者 :
すみません、滑走路の付け替え工事は、いつ完了したのか、それと集団移転した戸数というのは覚えていませんか?
地域政策課長:
C-1輸送機の配備を契機に滑走路を延長するために集団移転をしていただいたんですが、集団移転の戸数はちょっと今わかりません。
記者 :
後で教えてください。事業の完了年度と集団戸数。それから念のためですが、土地所有者は防衛省ですね?
地域政策課長:
そうです。
記者 :
こういうコミュニティー広場という名称がついてる広場は初めてですか、市内にはいくつか既にあるんですか?
地域政策課長:
ないと思います。
記者 :
新しい概念の広場なんですか、これは?
地域政策課長:
公園であり、スポーツもできる公園ということで。
記者 :
公園上の位置づけとか分類ではないでしょう?
地域政策課長:
ではありません。
記者 :
米子市は、整備に関して、例えばサッカーゴールのような費用を負担したとか、そういった費用の負担などはありませんでしたか?
地域政策課企画員:
施設自体は防衛省につくっていただいたんで、ほかのゴールだとか、別途器具は市のほうで買っています、倉庫だとか。
記者 :
それはいくらぐらいかけて整備されたと言ったらいいんですか?
地域政策課企画員:
そうですね、器具とか、そういうものは400万円ぐらいだったと。
記者 :
それも合わせてこの整備にかかった事業費って?
地域政策課長:
防衛省がされたので、防衛省の事業費は、ちょっとわからないです。
記者 :
そこもわかったら調べて教えていただけると。どれだけの事業費がかかって、そのうち市がどれとどれにどれだけ負担したのかっていうのがわかると、もう少し市民…?
市長:
基本的に事業費というのは防衛省が全部負担しています。
地域政策課長:
事業費は防衛省で、器具と、あとこれからの維持管理費が米子市の負担です。
記者 :
その維持管理費も、後で教えてください。予定、見込みを?
市長:
事業費は防衛省に聞いてみますけども、防衛省がきちっと出してくれるかどうか、ちょっとそれはわかりません。
記者 :
この読み方は、「弓浜(ゆみはま)」じゃなくて「ゆみがはま」コミュニティー広場?
地域政策課主査:
「きゅうひん」です。
記者 :
第2多目的広場も人工芝が敷いてあるんですか?
地域政策課長:
人口芝ではないです。ここはいわゆるクレー舗装っていうんですけども、いわゆる土の、学校のグラウンドを考えていただいたらいいんですが、そういうものがあって、その周りに500メートルのトラックがつくってあるんですけれども、トラック部分はカラーアスファルトです。
記者 :
公認競技ができるんですか?
地域政策課長:
できないと思います。
記者 :
第2多目的広場は、3年前から皆さん使っていて?
地域政策課企画員:
主に地元の方がグラウンドゴルフで使われています。
記者 :
広場は、境港市には全然かかってなかった?
地域政策課長:
ちょっとかかっています。
記者 :
地名でいうと何町になるんですか?
地域政策課企画員:
(境港市)佐斐神町(さいのかみちょう)です。
市長:
ほんの少しのはずですけど。
記者 :
厳密に言うと米子と境港、両市にまたがるコミュニティー広場っていうことですかね?
市長:
ええ。
幹事記者:
こちらの件以外で(質問が)あれば?
記者 :
淀江のことを聞いていいですか。町誌のボリュームというのはどれぐらいの見通しですか?
文化課長:
編さん委員会の中でいろいろ検討していく中で若干変わってくる可能性はありますけども、目安としては大体A4判で250ページ程度と考えております。
記者 :
「町誌」の「誌」は、「歴史」の「史」じゃなく、ごんべんの「雑誌」の「誌」なんですね?
文化課長:
そうです。
記者 :
そういうものなんですか?
文化課長:
いろいろな考え方があるようですけども、昭和60年に発刊された今の淀江町誌がこういう表記になっていますので、これに倣(なら)ってということです。
記者 :
合併までをつくるから、タイトル的には「旧」がつくんですか?
文化課長:
いえ、つきません。当時の淀江町の最後の20数年間ということで、その当時の淀江町の生きている歴史を記すということで、旧というのはあえてつけていません。
記者 :
編さん委員さんは、何人ぐらい?
文化課長:
5人の予定です。
記者 :
これは誰を選ぶんですか?
文化課長:
まだ正式には確定してないんですけども、30日には決まる予定になっています。
記者 :
新修米子市史と何か齟齬(そご)が生じたり、配慮しなきゃいけないような編さんだとか、出てきますか?
文化課長:
今の時点では、特に問題になるようなことは想定してないんですけども、この淀江町誌の場合は、淀江町の昭和58年以降、合併時までということになりますので、新修米子市史は、そこの時代までは一部かかっていますが、当然、齟齬(そご)が生じないようにはするつもりです。
記者 :
合併って、平成何年でした?
文化課長:
平成17年3月31日です。
記者 :
淀江支所長さん、淀江の人から何か期待がありますか、それとももう関心がないですか?
淀江支所長:
関心はいっぱいあります。この編さんについては、旧淀江町の職員、それからOBを総動員して協力体制を組みたいというふうに思っています。
記者 :
合併のときにいろんな資料なんか捨てたりして、困るんじゃないんですか。資料はもうないでしょう?
淀江支所長:
ないものもありますが、その当時かかわっていた職員もまだ元気でおりますので、その人たちに協力を仰いだり、それから資料が割と残っていますし、途中でまとめている短編みたいなものがありますので、それらも踏まえて、それにいろいろなことをあわせていけば、いいものができるのではないかという気はします。
記者 :
中の分類ですが、産業編とかいろいろ、自然だとか歴史編とか、対象期間が短いからあまり長大にはならないと思うんですけども、分類は、それまでの米子市史を踏襲してやるということになるんですか?
文化課長:
基本的には行政の全分野を網羅する形にしたいと思いますので、米子市史等と大筋、似たようなことになるんじゃないかと思うんですが、その中で、特に昭和58年から合併までの20数年間の中で、記載すべきこと、厚く記載すべきこと、それからもしかしたら該当のないことも出てくるかもしれないので、それは編さん委員会の中で最終的には詰めていくことになります。
記者 :
合併準備のところも入ってくると思うんですけども、当然それは触れるんですね?
文化課長:
そうですね。どういう形で記載になるかっていうのはありますけど。
記者 :
それは当然肯定的な記載になるんでしょうね。否定的な、合併は間違いだったというような、そういうスタンスにはならんのでしょうね?
淀江支所長:
そういうことにはならないと思います。
文化課長:
編さん委員会の中で、またその辺も検討されると思うんですけども、ただ、今に至ったプロセスっていうものを、いろんな分野全体を積み上げていって合併に至ったんだよというところがわかるような資料にするためにはどういう編さんをしたらいいかということになろうかと思います。
記者 :
最後の淀江町誌ということですね?
文化課長:
そうですね。
記者 :
前につくった分と合併までの、いわゆる空白の区間を埋められるんですね。その間に重要な出来事っていうのは、主にどういったことが。国体とか?
淀江支所長:
国体も昭和60年に入っていますし、それから上淀廃寺跡が発見されたというのもあります。
文化課長:
淀江文化センターの建設ですとか、庁舎もそうです。
淀江支所長:
伯耆古代の丘公園など、いろんな整備は進めてきていますし。
文化課長:
結構大きなハード整備事業というのがこの間にあります。
記者 :
以前につくられた町誌は、割と分厚くて、文字がずらっと書いてあるんですが、今は各地の自治体の、やわらかい、ビジュアルを意識した町誌が結構出ているんですが、淀江町誌は、これまでの町誌を引き継ぐような、ああいう何かかたいイメージがあるんですが、そういうのを踏襲されるような形になるんでしょうか?
文化課長:
必ずしもそういう表記の仕方にこだわるわけではなくて、やっぱりわかりやすさ、見やすさというものをまず第一にして、皆さんに手にとって見てもらえるようなものにするために、例えば図版ですとか写真もできるだけ取り入れるようにはしたいと考えております。
記者 :
カラーも想定してるんでしょうか?
文化課長:
カラーも一部入るかもしれませんけれども、ちょっとオールカラーということにはならないのかなと思っています。そのあたりは編さん委員会の中でまた詰めていきたいと思います。
記者 :
ここの「刊行」のところに一般販売も行なう予定っていうのは、これは幾らぐらいになりそうですか。見通しはないですか?
文化課長:
カラー、白黒など、そういう仕様なんかも含めて、出してみないとわからないんですけども、恐らく数千円程度ではないかなというふうには見ております。
記者 :
編さん室の看板設置と書いてあるけど、これの「編さん室」の筆は市長が書かれるんですか?
市長:
いやいや、私はあまり習字が得意ではないですので。
文化課長:
これは淀江の書家の方にお願いして、書いていただくようにしております。
淀江支所長:
ぜひオープニングには来てください。皆さん、よろしくお願いします。
記者 :
旧支所長室を占拠してやるんですね?
淀江支所長:
そうです、それを使って、活用してもらうということです。
記者 :
もしほかがなければ、ちょっと一つお伺いしたいんですが、参議院の選挙制度改革についてなんですが、いわゆる鳥取と島根の選挙区を統合して、いわゆる合区っていうのがいわゆる大詰めになってきているんですが、市長会としても懸念を表明する緊急決議が出されていますけれども、市長として、この合区についてどう受けとめておられるか?
市長:
市長会で出しているとおりだと思うんですけども、やはり鳥取県の意見が大変伝わりにくくなるんじゃないかという懸念は持っています。
記者 :
鳥取県?
市長:
市長会と全く同様に考えておりますけれども、鳥取県の状況等が国に反映しにくくなるんじゃないかという懸念を持っています。やっぱり今までの選挙制度の中では各県からの代表が出ておられたわけですので、何かそういう配慮はできないものかなと、そういうふうに強く思っています。
記者 :
しかし、衆議院で県代表がいるわけですからっていう議論もあるかなと思うんですけど、その辺はいかがですか?
市長:
だけど、二院制度という制度があるわけですので、そういう中でそれぞれの院が院としての役割を果たしていると思うので、やっぱりそれぞれの院で、鳥取県も島根県もそうですけども、それぞれの県としてのことが反映されるようにしてほしいと思います。
記者 :
市長としては、二院制があり得べき形であって、一院制は否定的にお考えなんでしょうか?
市長:
そこは国会で考えていただく話ですので、私が、市長として言う立場にはないと思いますけれども、今の憲法の中で二院制という制度があるわけですので、その中で鳥取県、島根県の意見が反映されるような形になってほしいということです。
記者 :
いろいろこれまで米子市としても国会議員を通して省庁なり国にいろいろお願いしてきてた、これまでそういう動きがあったわけですけど、そういうチャンネルが一つ減る可能性もあるということにいろんな懸念もあるんでしょうか?
市長:
そうですね、院自体の話もありますし、代表の方が参議院におられるかどうかということもあるんで、その辺は当然、そういうこともあると思います。
記者 :
ちなみに山陰道の問題とか、中海架橋の問題とかを考えたら、島根と鳥取の両県の立場を代表する人がいたほうが、何か物事が円滑に進むんじゃないかっていう気もしないでもないんですけど、その辺はいかがですか?
市長:
今おっしゃったような事例が参議院にそのまま反映されるのかというのは私もよくわかりませんけれども、鳥取県、島根県、それぞれの立場はあるわけですので、その意見とか考え方がやはり、より反映される仕組み、今の現状ですけれども、反映される仕組みというのは考えてもらいたいと思います。
記者 :
仮に合区になったときに、島根県連と鳥取県連で候補者調整という形になると思うんですけれども、人口の問題からいくと、鳥取県側から代表を出しにくくなるという可能性があり得るとお考えでしょうか?
市長:
今は仮定の問題ですから、そういうことにお答えする立場じゃないと思うんですけれども、やはり今のような形でそれぞれの意向が反映されるような形が望ましいと思っています。今の制度がそのままかどうか、それはちょっと私もわかりませんけれども、それぞれの県単位で今まで選挙してきたわけですので、そういう中での意向とか考え方とか、そういうものが反映される仕組みというのは考えてもらいたいと思います。
記者 :
すみません、もう一つ、島根原発でまた不祥事がありましたけれども?
市長:
本当にあれはけしからん話だと思っていまして、こういうことが二度とないようにしてもらいたいと思います。過去にも一度、詰めが甘いようなところもあったわけですので、チェック体制というか、きちんと決められたことは決められたなりにやってもらわないといけないわけで、これは本当に信頼性にもかかわる問題ですので、私どもも中国電力に対しては強く抗議したところです。
記者 :
信頼は、間違いなく落ちたと?
市長:
落ちたというか、信頼が揺らぐようなことになるわけですので、そういうことは決して起こらないようにしてもらいたいと言ったところです。
記者 :
以前も検査の偽装のようなことがあって、再発防止っていうことをずっと言ってきたわけですけども、結局それが口だけだったという?
市長:
事象的に見ますとそういうことになってくるわけですので、そういう決められたことがきちんとできないっていうことは、非常に問題があると思っています。先ほどちょっと言いましたけども、信頼性というか、中国電力が言っておられることをどう信じていいのかということにもつながりかねませんので、こういうことが絶対起こらないようにしてもらいたいと思っています。
記者 :
どうでしょうか、再稼働の時期を後ろにずらすような影響が出てくるとお考えですか?
市長:
再稼働の問題というのは、原子力規制委員会が安全性についてチェックをし、かつ国のほうでも決められ、それに対して十分な説明もいただいてからの話になりますので、それを踏まえて鳥取県や境港市ともよく相談させてもらって、私どもの最終態度は決めさせてもらいたいと思っています。
幹事記者:
では終わります。
市長:
どうもありがとうございました。
掲載日:2015年7月28日