平成28年1月20日(水曜日)
市長から
- 企画展「写真が語る米子の歩み」展開催及び写真集の販売について
質疑
市長:
今日は、企画展の「写真が語る米子の歩み」展を1月23日から開催することにつきまして、それとあわせて写真集の販売も行おうとしておりますので、そのことをご報告したいと思います。
【資料】
企画展「写真が語る米子の歩み」展開催及び写真集の販売について ( 1.06メガバイト)
ご承知のように、米子市と淀江町が合併してちょうど10年ということで、いろんな行事をやってきたわけですけども、その一つとして写真展を企画しておりました。それを1月23日から3月27日までやるということでございます。今回の写真展は、主に米子市内の古い町並み、それから建築物を中心にして集めたものでございます。明治・大正期から昭和50年代ごろまでの写真など約270点を展示するということでございます。
この写真展では、昔の風景と、それから現在の風景と、両方をあわせて、今こうなっていますよというような形でお示しすることにしております。また、今度出します写真集のほうもそういう形で、昔はこうで、今はこうなっていますよという形にさせていただきたいと思っております。1月23日には発刊が間に合うように、今準備を進めております。ごらんのように小冊子でございまして、気軽に手にとってもらって町並みを歩いていただいて、昔はこうだったんだなあというのを見ながら、(風景を)見ていただくというようなこともできるんじゃないかと思っております。
それで、まず企画展のほうですけれども、山陰歴史館で、先ほど言いましたように約270点の展示ということでございます。山陰歴史館の開館時間に合わせて9時半から6時までということで、3月27日までを予定しております。観覧料は、一般が300円で、通常の企画展での料金をいただくことにしております。
それから、写真集のほうですけれども、これがその実物(見本)ですけれども、税込みで800円ということで、山陰歴史館と教育委員会事務局の文化課で販売させていただくことにしておりまして、写真展の中の、全部の写真というわけにいかないんですけども、88か所の写真で、それに対比した現在の風景も入っているという写真集でございます。たくさんの人に来ていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
文化課長:
展覧会と写真集のセット割引を考えていまして、1,000円で写真集を手にして展覧会を見ていただける、お得な企画になっていますので、ぜひお願いしたいと思います。
幹事記者:
各社、よろしくお願いします。
記者:
写真はどこにあるものをどう出すの?
市長:
これは、公募もいたしました。
文化課長:
個人の方から提供いただいた写真と、それから県の公文書館ですね。そういったところにあるもの、それから米子市史あるいは淀江町誌の資料として使ったもの、それから米子市の広報資料として残っているもの、それから山陰歴史館で所蔵しているものと、そういったものを入れております。
市長:
それからちょっと言い忘れましたけども、この企画展の資料(チラシ)を見ていただくと、協賛に米子市建設業協議会となっていますけども、去年の6月に、建設業協議会から、こういう米子の写真展などにも使ってくださいということで100万円の寄附を受けておりまして、それは、記者クラブへも(昨年6月に)記事資料をお配りしたところですけれども、建設業協議会からいただいたお金も使っておりますし、また、この建物等の写真の選定などに建設業協議会の協力もいただいております。
それで、この写真展は、主催が米子市、米子市教育委員会、米子市文化財団、市立山陰歴史館ということになっておりまして、協賛が米子市建設業協議会ということでございます。協力ということで、先ほどこの資料をどういうとこから手に入れたかということですけども、写真は鳥取県立の公文書館とか、そういう関係のところを協力ということで上げさせてもらっております。
記者:
何年か前に民間の出版社が同じように変遷を、3万円ぐらいで写真集出したよね。あれとは何かかぶったりしてるの?
文化課長:
基本、今まで出てないようなものからということは考えて(作りました)。
記者:
なるべく初出のものということですね?
文化課長:
はい。一部、ダブってるものもあるかもしれませんけども。
記者:
主にどんな写真があるの。これ(資料に載っている写真)は昔の、昭和40年代ぐらいの?
文化課長:
そうですね、昭和40年代の米子の商店街の風景ですとか、市庁舎、それから市庁舎の周りの景色の変遷というのも見ていただけます。
記者:
旧庁舎っていうこと?
文化課長:
そうですね、旧庁舎です。
市長:
それから、橋なんかも結構入っているかな。
文化課長:
はい、日野橋とかを初めとして、今大きな橋になっているのが昔は木橋だったり。それから下町の京橋ですね、京橋というのが(加茂川の)灘町橋のもう一個上流にあるんですけど。
記者:
橋は米子市史に百二十何橋って、あれの亜流じゃないですか?
市長:
一部は、建造物ということで橋なんかも入っています。
記者:
(資料のチラシに)この写真で出てる、電車が走っている絵って、これはもう前に何かに載ってるやつですか?
文化課長:
市史からの分(だと思います)。
記者:
市長、合併10周年記念ということのようなんですが、改めてこの写真集をつくる狙いを?
市長:
米子の歴史を、淀江も含めてですけれども、目で見るような形で見てもらえるようなものも、この10周年を機につくってもいいんじゃないかということで、10周年の記念行事の一つとして企画したということです。
記者:
これは市長、合併からもう10年たって、一体感醸成とか、そんな趣旨は特には言う必要ないんですか?
市長:
米子全体の歴史を、淀江も含めて、改めてかみしめてもらうという趣旨ですね。
記者:
特に淀江を優遇してるということじゃないんですか。それとも淀江は1枚とか2枚程度に抑えたとか?
市長:
いえ、そんなんじゃなくて、淀江の部分も結構ありますよ。88枚のうちの13枚は淀江になっています。
記者:
淀江だと、写真展のほうはどんな写真があるの?
市長:
淀江大橋とか。
文化課長:
淀江駅とか、橋とか。
記者:
大正蔵とかもあるの?
文化課長:
大正蔵はないですね。
市長:
それから9号線や学校とか。
記者:
昔の学校?
市長:
ええ、昔の学校です。今はどうなっているかといったようなところです。
記者:
それは必ず(新旧の)対比になっているわけ?
文化課長:
一部、対比できない部分もあるんですけども、ほとんど対比できるようにしています。
記者:
ということは、(展示の)270点は、(古い写真が)135あって、(対比した現在の写真が)135あるっていう感じなの?
文化課長:
展示のほうも、できる限り対比させるようにはしています。
記者:
対比させたものも入れて270点ということなの?
文化課長:
いえ、もともとの(古い)写真がそれだけ(270点)あって、対比写真というのはあくまでも資料です。
記者:
本のほうは、両方必ず一つのページに、同じところに、下に何か入るっていう感じなの?
文化課長:
一部、建物とかが、今すっかりなくなっているところなど、そういったものは省いてるものもあるんですけれども、今現地に行ってある程度、ああ、こういう感じだったんだって感じてもらえるものは極力入れております。
記者:
写真集でいうと、もともとの写真が何枚?
文化課長:
88枚です。
記者:
(対比用の写真が)同じページに入っているんだよね?
市長:
同じページないし、一部、次のページになっているところもあります。
記者:
もとの写真88枚で、プラス対比用の写真は何枚?
文化課長:
ちょっと枚数は確認してないです。
記者:
ああ、そう。もとの写真が88枚で、プラス対比写真が何枚かあるってことですね?
文化課長:
そうです。
市長:
ほとんどが対比になっていますけど、対比するものがもう、建物がなくなってきているようなものは入っていませんね。
記者:
この中でどの写真が貴重なのか貴重でないのかわかりませんけど、これはすごい掘り出し物みたいなのは、何かありませんか?
文化課長:
何が一番掘り出し物か…。
記者:
一般の人が撮った公募分はどのぐらいあるの?
文化課長:
展示に関しては、公募分は70点ぐらいです。
記者:
公募は、いつからいつまで?
文化課長:
平成27年7月から9月です。
記者:
いっぱいある中で70点を出すの?
文化課長:
展示が70点ですけども、公募は70プラスアルファぐらいだったと思います。
記者:
おもしろいのはあったの、この中で?
文化課長:
結構、展示している分については、例えば米子の小路(しょうじ)がございますね。昭和30年代、40年代ぐらいだと思うんですけど、今と同じような感じだったり、感じが変わっていたりというところで、いわゆる町なかの変遷というか、そういうのが何となく時代の空気とともに感じられるというか、そういうおもしろさはありましたですね。
記者:
明治の一番古い写真はどれ、何の写真ですか?
市長:
今ぱぱっと写真集を見て、明治42年というのがありますね。米子高等女学校なんていうのが。
記者:
後でもいいんですけど、一番古いのが何年の何っていうのがわかれば?
市長:
日野橋なんて結構古いんじゃない。明治21年。これが一番古いかな。
文化課長:
確認してお答えします。
記者:
市長、一番印象に残った写真はどれでしょうか?
市長:
私もさっとここで今見てみたんですけども、結構、ああ、そうだったのかというのがあっておもしろいですよ。
記者:
十字屋(商店街にあった市長の祖父が経営していた洋食レストラン)はないの?
市長:
十字屋は残念ながら。
(昔の写真と今の写真が)対比されているので、結構おもしろいですよ。皆さんにもお配りできればよかったんですけれども。
文化課長:
大体写真集というと、結構大きくて重たくて、書棚にしまって、時々開いて見るみたいな感じなんですけど、どっちかというと気軽に持ち運んでいただいて、現地に行って、その風景と昔の風景を対比させてとか、そういう手軽に使っていただけるっていうところが特徴かなと。
記者:
サイズは、ここに書いてあるけど、これは判でいうと、B何判とか、何か変形判だとか?
文化課長:
変形判ですね。
記者:
100ページで、カラーとあるんですけど、カラーでない写真もカラーにしたっていうこと?
文化課長:
印刷はカラー印刷でやるんですけど、白黒写真は、白黒のまんま印刷されます。
記者:
すみません、合併というのは平成17年の?
市長:
3月31日です。
記者:
市長、その前から長く市長職をやってて、感慨深いでしょう?
市長:
私も町なかで育ったものですから、結構印象深い写真がいっぱいありますね。
記者:
9号線が拡幅する前のあの辺とかっていう絵はあるの、商店街みたいな?
文化課長:
入っています。
記者:
岡田の肉屋もあった?
文化課長:
岡田の肉屋は(ないです)。9号線は市役所の前のほうの写真が。(道が)狭いときの写真がありました。今のやつとちょっと比較してもらえば。
記者:
念のためですが、さっきの掘り出し物の件ですが、こんな写真がよくあったなあというようなものは特にないですね?
市長:
公募で出てきたやつでなかったかな、おもしろいのが。
文化課長:
先ほどの小路の写真なんかは公募で、個人の方から出てきた写真です。
記者:
どこ小路なの?
文化課長:
いわゆる下町の小路のいろんなところです。それから下町でもこっち側ですね、大体旧加茂川沿いにあるような、今もいっぱい小路が残っていますけど。
記者:
その小路の写真は、今もある小路ですね?
文化課長:
そうですね。
記者:
潰れた小路の、昔あった写真とかいうのではないんですね?
記者:
小路っていうのは、ほとんど残っていますよね?
文化課長:
そうですね、ほとんど残っていますので。今はない小路の写真っていうのがちょっとあったかどうかというのははっきりわからないです。
文化課文化財係主幹:
駅前の辺りとか、今は区画整理した関係で。
文化課長:
区画整理する前の駅前の写真なんかも、写真集のほうにも若干(載せています)。
記者:
アーケードがあるような写真はあるの?
文化課長:
駅前のアーケードは、駅前広場から写したような写真で、当時、両側にこうアーケードみたいなのがありました。ああいう風景が写っているのが若干入っているのかな。
記者:
それは市が持ってるやつじゃなくてってこと?
文化課長:
個人から提供していただいた分もたしかあったと思います。
記者:
(企画展については)もういいんじゃないですか。
記者:
米子空港ですけれども、米子-羽田便が限定的に7便になるというようですが、市長、受けとめをちょっと教えてください?
市長:
実現すれば大変ありがたいことだと思いますね。ただ、上期のうちの6月から9月を除いた期間限定ということのようですけれども、こういうふうになれば、より有利に、たくさんの方に来ていただけるチャンスもあるし、大変すばらしいことだと思います。
記者:
観光面でということ?
市長:
観光面もそうですし、ビジネスというか、人の交流というか、そういう面でも。(増便は)まだ確定じゃないんですよね。確定と言っていいんですかね。
記者:
今日届け出という(ことです)。
市長:
通常、許可は出ると思いますけども。本当に実現すればすばらしいことだと思います。この辺ではあんまりないんじゃないですか、今、鳥取空港、出雲空港でも、7便というのは。
記者:
それはかなり使いやすくなるということで?
市長:
時間帯にもよるだろうと思うんですけども、それは便数が増えればそれだけ利便性は高まると思います。
記者:
継続させる努力が必要かなと思うんですけど?
市長:
ANA(全日本空輸)さんにはいろんな形で、県、境港市なんかを含めて今までも陳情したことはあるんですけども、やはり便数が増えるということは、この地域の活性化にとっても大変ありがたいことですので、これからも機会を捉えて、また必要に応じて陳情等もやっていきたいと思います。前は名古屋便をやめるというときに、何とかとどまってもらえないかということですとか、それから、増便なんかも陳情させてもらったこともあったと思います。
記者:
出雲空港の出雲-名古屋便も2便化するようですけれども、それも米子にとって何かいい影響というのはあるんでしょうか?
市長:
米子の人が名古屋へ行くときにオプションが増えるという意味では、利便性は高まるだろうとは思います。出雲まで行って(飛行機に)乗る時間と、JRで名古屋に行くのとどっちがというのはあるでしょうけども、時間帯とか、そういうので、出雲を使う人もいるのだろうと思いますので、それは米子の人にとっても利便性は高まる面もあると思います。ただ、時間帯にもよるでしょうしね、結構名古屋程度であれば、米子からだと出雲まで行ってというと、小一時間かかりますよね。それを考えればどうかなというところはありますけどね。もちろん時間帯によっては、そうでないと目的の時間に着けないとか、そういう方もおられるだろうとは思います。
記者:
スカイマークの復活は、まだ先になりそうですか?
市長:
ちょっと今のところ動きはないですね。スカイマーク自体が今、今後、会社をどういうふうにされていくかというのがまず先だと思いますので、ここに入ってきていただいたことの経緯もありますので、私どもとしては、それは復活していただければ大変ありがたいと思いますけども、今すぐどういう動きというところまでは行ってないですね。
記者:
先日、岡山県真庭市で岡山-米子線の4車線化の市議会の(議会連盟の)設立総会がありましたけれども、あの動きを、市長はどのように受けとめてらっしゃるんでしょうか?
市長:
もちろんいろんな方々が一緒になってやっていかないといけないことだと思いますので、市議会の方々も、7つの市議会が結束して議会連盟をつくられたということですので、これは大変ありがたいと思います。今度またそういう議会連盟の方々とも連携をとって、早期実現に向けて働きかけていきたいと思います。
記者:
真庭市では、職員が出張する際に、従来、岡山-米子線を使うのは片道に限定してたのを、往復で使っていいというふうにしたそうなんですけれども、米子市では今、出張する際の何か制限があったりするんでしょうか?
市長:
米子から広島に行くときは、別のルートのほうが近いと思いますが、岡山に行くときは使っているんじゃないですかね。(市職員の岡山米子線の利用を)米子市では特に制限しているとか、使えとか、そういうことは今のところやっていません。米子から岡山に出張というのはそんなにはないんじゃないですかね。農政局がたしか岡山にあるので、そういう関係ではあると思いますし、岡山の県人会とか、そういうのは若干あるかもしれませんけども、米子市の場合、そんなに頻繁に岡山に行くっていう機会はないんじゃないですか。もちろん大阪に出張するときには、車で行ったほうがいいというときがあれば、使うことはあると思うんですけど。ただ、会議等で出るんであれば、汽車で行ったほうが安全だし、速いということもあると思うので、大阪あたりだったら汽車で行くことが多いんじゃないでしょうか。私も最近は汽車かバスですね。
記者:
何か積極的に使うようにみたいな、こう?
市長:
よりたくさんの方に使っていただこうということで、そのPR等の働きかけというのはたしか、岡山県(蒜山高原)でやったことがあると思うんですけども、そういう民間の方が使っていただくような働きかけというのは、利用促進という意味で今後もやっていかないといけないだろうと思っています。やっぱり、よりたくさんの方に使っていただければ、4車線化の可能性も近づくと思いますので、そのPRというのは、また岡山県側とも協力しながらやっていきたいと思います。ただ、さっきおっしゃった市役所の関係でということになると、そんなにも道路を使う機会がないと思うので、それを無視して使えというわけにいきませんので。
記者:
でも、出張など、仕事の面もそうなんですけども、職員さんのプライベートとかでも積極的に、市長のほうから利用を呼びかけたり、もちろん仕事の面でも、これから米子道を使いましょうよという、呼びかけていくようなお考えはないんでしょうか?
市長:
呼びかけて効果があるような話だったら別ですけど、プライベートで行くっていうのは、岡山に必ず行くというわけでもないだろうし、大阪あたりに行くのであれば、さっき言ったようにバスとか、そういう方法もあるので、ちょっと今、市役所の職員に使えという、何かと2つあって、どっちを使うとか。
記者:
いや、別に使えというわけじゃなくて、機会があれば積極的に利用しましょうよというような、もうちょっと市長自ら積極的に利用を呼びかけるような姿勢があってもいいんじゃないかと思うんですが?
市長:
民間の方々で使っておられる方もたくさんあるので、そういう方々により使ってもらうという意味での働きかけはやっていきたいとは思っていますけども、市役所の職員に働きかけるっていうことはどうですかね。
記者:
真庭市長がおっしゃってたのが、高速道路を使うことで、より業務、残業とかも結果的に減ったりして、コストで換算していくと、結局高速使ったほうが安いっていうふうなこともおっしゃってて、職務的にもっと使うようにするとか?
市長:
真庭市であれば、県庁所在地が岡山市ですので、そういう意味では必ず高速道路を使われる可能性はあるだろうと思うんですけどね。県全体での打ち合わせとか、いろんな機会はあると思うんですけども、米子の場合はやっぱりちょっと県が違いますので、岡山、倉敷に行くチャンスというのはそんなにはないと思うんですよね。ちょっとぱっと浮かぶのが農政局ぐらいで、それもしょっちゅう行っているわけじゃないだろうと思うので。
記者:
例えば日野郡、江府だのへ行くときにも使ったらいいと思うんです。どうですか?
市長:
(仕事で)米子から日野のほうに行くことはあんまりないですね。日野のほうで会議があるっていうのはあんまり聞きませんね。
記者:
去年の11月に期成同盟会【中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC間)4車線化促進期成同盟会】の総決起大会をやって、その後は、近々に何かあったり、21日に要望があるようですが、それ以外に何か動きはあるんでしょうか?
市長:
今、当面すぐ何かっていうのは、私も聞いていませんね。
記者:
期成同盟会のホームページをつくるとか、そういう動きはないんでしょうか?
市長:
いえ、ちょっと聞いていません。つくって、みんなが見ていただけるような機会になるかどうか、期成同盟会みたいなものがホームページをつくるっていうのがどうなのか、ちょっと研究してみたいと思います。
記者:
すみません、JRの駅ビルのことなんですけど、もうJRさんのほうから事業主体をこうしたいとかっていうような話が市のほうに入ってきてるんでしょうか?
市長:
私のほうはまだ聞いていません。私どもとして、県もそうですけども、JRさんにやっていただきたいという希望はもちろん述べさせてもらっているとは思いますけども、最終的にどうというのは、決まったら私に報告があると思うんですけども、決まったという話はまだ聞いていません。
記者:
いつごろまでに報告いただきたいみたいなことっていうのは?
市長:
いえ、それは期限を切ってするような話でもないので、できるだけ早くとは思っていますけれども、まだ具体化してないということですね。
記者:
湊山球場の史跡公園の申請なんですけど、1月と7月しか機会がないと思うんですけど、この1月にされる予定はあるんでしょうか?
市長:
1月って、もう、あと10日ほどですから、これは当然、今考えてないと思います。今、(米子城跡の)保存活用計画の作成の作業を進めていますので、そのできぐあい等も見ながらということになってくると思います。
記者:
鳥取大学さんとの話し合いは今、どういうような?
市長:
今、鳥取大学さんから要望(湊山球場敷地を鳥取大学医学部と附属病院の用地として提供を求める要望)が出てきていて、(鳥大附属病院の)再開発計画については、鳥取大学さんが、当面そういう計画はないということですので、そっちのほうの話は今のところ話し合いの対象にはなっていません。あと、学生さんとか教育用ということを言っておられますけども、(学生用)運動場、それから(附属病院用)駐車場、これはもう今までもずっと話してきたことなんですけどね。(これまでは)どちらかというと事務方で、公式の場ということではない話だったんですけども、今、きちっとした場所をつくって話しましょうということにしていまして、それで、誰を話し合いの場に出すかということを決めて、それで、今どういう現状にあって、どういう必要性があるんだということをきちっと説明してくださいという話はこちらからさせていただいていて、鳥取大学さんも米子市へ要望を出しておられるわけですから、それに私どもが申し上げていることに対しての話し合いということは今、続けていると思います。
記者:
(湊山球場の史跡公園化について)7月には(史跡指定の)申請を出すということなんでしょうか?
市長:
いえ、ちょっとまだそこは、いつ出すかということを決めたわけじゃないです。
記者:
しかし、7月を逃すと、また1年後ということになりますけれども?
市長:
1年後というか、次の1月ということですよね。今はいつのタイミングで出すということを決めたわけじゃないです。
記者:
すみません、当初予算のことで伺いたいんですけど、今、予算編成作業がピークを迎えてると思うんですが、市長自身が特にこの分野に力を入れていきたいということも含めて、その予算編成の考え方を少し伺えますか?
市長:
予算編成の基本的考え方を書いた資料が、今ちょっと手元にないんですけども、頭にあるのは、地方創生関係ですね。平成27年度に始めた部分もあるんですけれども、それをどうするかということはやっぱり決めていかないといけないし、地方創生の交付金とか、そういうものの出方等も見ながら予算づけを考えていかないといけないだろうと思って、今、作業はしております。
記者:
いろいろな分野があると思うんですね、経済であったり子育てであったり。どれも大事だと思うんですが、特にこの分野に力を入れていきたいというような?
市長:
まだそこまでは集約化していません。ご承知のように、(米子市の地方創生総合戦略の)3つの柱があるわけで、経済活性化・雇用関係、子育て、移住定住、それから強いて言えば4つ目としては広域での取り組みですね。広域の取り組みというのは、割と交付金なんかが出やすいというところもあるようなので、そういうところは鳥取県西部の地域振興協議会のメンバーの9市町村ですね、全部が全部DMO【現在、設立を検討している鳥取県西部圏域版「DMO(観光地域づくり推進法人)」】なんかに入っているわけじゃないですけど、鳥取県西部との兼ね合い、それから中海・宍道湖・大山圏域の兼ね合い、そういうところと協議をしながら、私どもとしてどういう予算づけにしていくのかということを考えていかないといけないと思っています。この3つとも分野としては大事なので、どれか一つに絞るとか、どこかの分野に重点を置くとかいうんじゃなくて、この3つ、あえて言えば4つですけども、この4つはやっぱりそれぞれ重点的にやっていかないといけないだろうということになるんじゃないかと思います。
記者:
予算規模としては、本年度を上回るような規模になりそうなんですか?
市長:
いえ、(予算編成作業が)まだそこまで行ってないです。
記者:
どれぐらいになりそうなのか、その見通しぐらいも?
市長:
今、まだ現段階ではちょっと言えるような状況じゃないですね。
記者:
すみません、3つっておっしゃったのは、雇用、子育て、移住定住のことですか?
市長:
ええ。
記者:
米子城跡の整備事業関連を新年度当初予算に盛り込むような?
市長:
米子城跡の国指定も受けている部分について、どう活用を考えていくかというようなことは、もう従来から中心市街地活性化の関連でもやってきているし、そういう意味での取り組みは継続してやっていくということじゃないかと思います。それから、新たな分野については現状の湊山球場があるわけですし、それから、それに加えてさっき言った保存活用計画の策定作業は進めていますので、それの関連の予算というのは大体あるんじゃないかと思います。
幹事記者:
よろしいでしょうか。ありがとうございました。
市長:
どうもありがとうございます。よろしくお願いします。
掲載日:2016年1月26日