
消防団とは
消防団は、消防局(常備消防)と同様に、市町村の消防機関です。
全国のほとんどの市町村に設置されており、
- 地域密着性…地元に精通している地域住民で組織されている
- 即時対応力…一定の指揮命令の下に組織活動を行なう公の機関であり、日ごろの教育訓練により災害対応の技術・知識を習得していて、火災・風水害などへの即時対応力がある
という特性を持つ組織です。
消防団の構成員である消防団員は、消防活動への従事を職業とする消防局職員とは異なり、通常は会社員、自営業、農業などの職業に従事する人たちです。それぞれの職業につきながら、火災や災害警戒時などには出動して地域住民の生命・身体・財産を守るために、権限と責任をもって活動する非常勤特別職の地方公務員です。
… 消防団紹介動画(中海テレビ「パルディア」で放送された動画が見られます)
… 消防団女性分団を紹介します
… 消防団少年消防クラブを紹介します
米子市消防団の概要
米子市消防団は定員544人(令和4年4月1日現在実員:527人)で、この人数は鳥取県西部圏域9市町村を管轄する西部広域消防局の職員の約2倍にあたり、災害時の応急対策活動などで活躍します。
米子市消防団は、業務を一体的かつ計画的に実施するため、団長、副団長、女性消防団員をメンバーとした「米子市消防団本部」を設置しています。
団長の下、市内4ブロックに1人ずつの副団長がおり、各ブロックには地区ごとの分団があります。
消防団本部
中部ブロック
- 明道分団
- 啓成分団
- 就将分団
- 義方分団
- 車尾分団
- 福生東分団
- 福生西分団
- 福米東分団
- 福米西分団
- 加茂分団
- 河崎分団
- 住吉分団
南部・箕蚊屋ブロック
弓浜ブロック
淀江町ブロック
階級別団員数(定数)
団長…1人
副団長…4人
分団長…28人
副分団長…28人
部長…56人
班長…127人
団員…300人
平均年齢
米子市消防団員の平均年齢は約49歳です。
消防団の装備

普通消防ポンプ自動車…15台
小型動力ポンプ積載自動車…9台
団事務局車両…1台
年間恒例行事

1月:米子市消防出初式
3月:米子市消防署との合同消防演習
6月:米子市消防ポンプ操法大会
7月:鳥取県消防ポンプ操法大会
9月:米子市水防訓練
10月:米子市防災訓練
12月:米子市消防関係者会議
このほかに、救命訓練、規律訓練などがあります。
消防団のポンプ操法大会などでの活躍は、次のリンクで随時お知らせしています。
… 消防団ニュース

報酬と費用弁償
米子市消防団員の報酬は、条例によって、階級ごとに報酬年額が定められています。
さらに出動・訓練・警戒などを実施したときには必要な経費の支払い(費用弁償)をしています。
消防団員の装備品

米子市消防団員には、装備品として
男性消防団員には、
甲種制服(…
)、制帽(…
)、アポロキャップ、活動服上下(「鳥取県米子市消防団」と記載)、防火衣、ヘルメット、長靴
(注:
印のついているものは、機能別団員には支給されません。)
女性消防団員には、
制服上下、制帽、ネクタイ、パンプス、女性用活動服上下、アポロキャップ
を支給しています。
消防団事務局
米子市消防団の事務局は、米子市防災安全課にあります。
【資料】 …
米子市消防団概要一覧表(
344KB)
掲載日:2022年6月30日