消防団とは
消防団は、消防局(「常備消防」といいます)と連携して消火活動や災害対応にあたる、市町村の消防機関です。
全国のほとんどの市町村に設置されており、
- 地域密着性…地元に精通している地域住民で組織されている
- 即時対応力…一定の指揮命令の下に組織活動を行なう公の機関であり、日ごろの教育訓練により災害対応の技術・知識を習得していて、火災・風水害などへの即時対応力がある
という特性を持つ組織です。
消防団の構成員である消防団員は、消防活動への従事を職業とする消防局職員とは異なり、通常は会社員、自営業、農業などの職業に従事する人たちです。それぞれの職業につきながら、火災や災害警戒時などには出動して地域住民の生命・身体・財産を守るために、権限と責任をもって活動する非常勤特別職の地方公務員です。
… 消防団紹介動画(中海テレビ「パルディア」で放送された動画が見られます)
… 消防団女性分団を紹介します
… 消防団少年消防クラブを紹介します
米子市消防団の概要
米子市消防団は定員544人(令和6年4月1日現在実員:483人)で、この人数は鳥取県西部圏域9市町村を管轄する西部広域消防局の職員の約2倍にあたり、災害時の応急対策活動などで活躍します。
米子市消防団は、業務を一体的かつ計画的に実施するため、団長、副団長、女性消防団員をメンバーとした「米子市消防団本部」を設置しています。
団長の下、市内4ブロックに1人ずつの副団長がおり、各ブロックには地区ごとの分団があります。
消防団本部
中部ブロック
南部・箕蚊屋ブロック
弓浜ブロック
淀江町ブロック
消防団の装備
普通消防ポンプ自動車…15台
小型動力ポンプ積載自動車…9台
団事務局車両…1台
団研修用車両…1台

消防団員の装備品
米子市消防団員には、活動に応じた装備品として
男性消防団員には、制服、制帽、活動服、アポロキャップ、防火衣、ヘルメット、長靴
女性消防団員には、制服、制帽、ネクタイ、アポロキャップ
を支給しています。
年額報酬と出動報酬
米子市消防団員の報酬は、階級ごとの「年額報酬」と、災害出動・訓練・警戒などを実施したときの「出動報酬」が、条例によって定められています。
年間恒例行事
1月:米子市消防出初式
3月:米子消防署との合同消防演習
6月:米子市消防ポンプ操法大会
7月:鳥取県消防ポンプ操法大会
9月:米子市水防訓練
このほかに、救命訓練、規律訓練などがあります。


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掲載日:2022年6月30日