令和8年米子市議会9月定例会提出議案説明(令和8年8月25日)

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令和8年米子市議会9月定例会提出議案説明(令和8年8月25日)

幹事記者:
それでは、米子市9月補正予算の概要ということで、まずは市長から説明をお願いいたします。

市長:
本日は、お集まりをいただきまして、ありがとうございます。
来週1日から始まります9月定例会に上程する議案について、皆様にご説明します。
お手元には、資料1と2と、それから別途、スライドをプリントアウトしたものをお渡ししておりますが、私からは、補正予算の概要となるところを皆様にお知らせします。

リンク・新しいウィンドウで開きます (資料1)令和8年米子市議会9月定例会議案PDFファイル 120キロバイト)

リンク・新しいウィンドウで開きます (資料2)令和8年度9月補正予算の概要PDFファイル 268キロバイト)

リンク・新しいウィンドウで開きます スライド資料PDFファイル 2.51メガバイト)

今回から、スライドを使って、補正予算のポイントについて、皆様にお知らせしたいと存じます。
そして、私の説明の後に、総務部長から補足説明をさせていただくと、そのような段取りで進めさせていただきたいと思います。
そうしますと、早速ですけれども、スライドを見ていただきたいと思います。補正予算の一つですけれども、公共交通の利用促進事業というところで、補正予算額は500万円を計上しております。これは、既に実施をしております「バスでGO!運賃無料DAY」というものがあります。運賃無料DAYは、米子の路線バスや循環バスの運賃を無料にする日を、毎月第3日曜日に実施しているものです。これを、今年度の予算は10月まで当初予算で認めていただいているんですけれども、実績を見ておりますと、乗ってくださる方が増えている、そのような傾向が見てとれることから、これは年度末まで延長しようというところで、今回の9月議会に議案を提出し、皆様にお諮りしたいと考えているものでございます。
スライドに直近2年間の実績を表にまとめております。まず、全体として、どちらの路線バスの事業者においても運賃収入が増えております。乗客数は正確には把握できてない部分もあるんですけれども、増えていると言えます。
乗車人数の傾向ですけれども、一昨年度と昨年度を比較してみたときに、昨年度のほうが多くなっている傾向があります。例えば2月、3月というのは大体閑散期なんですけども、一昨年度と比較すると、乗ってくださった方が増えております。この事業の狙いは、まずは乗ってみて、その利便性なり、あるいは不便なところを感じてもらって、便利で使えるのであれば、普段も乗っていただきたいというところです。この実績を見ますと、もう少しこの事業を継続をして、しっかりと情報も行き届かせて、この運賃無料DAYをきっかけに、バスに乗ってもらうきっかけづくりにしていきたいと思い、このたび補正予算を計上するものでございます。
この項目については以上とさせていただきます。
次は、医療助成の事務費、障がい者支援事務費の拡大に関する予算計上となっております。こちらは、マイナンバーカードを利用いたしまして、こうした医療費助成のオンライン資格確認ができるような仕組みを本市でも導入をしたいというところでございます。県下におきましては、他の市町村で既に始めているところもあるんですけれども、本市においても、補正予算を組んで、これだけの費用は必要になりますが、一方で、受給者並びに事務をする我々でも、仕事がいろいろと省略できるものも増えて効率化するということを狙っての事務費の計上というところでございます。
最後は、新規事業になります。皆生温泉の冬季誘客促進事業ということで、温泉地の需要というものにはどうしても波がありまして、繁忙期と閑散期が繰り返されるわけですけれども、ちょうど今、皆生温泉は夏の繁忙期が終わりかけていて、来月、9月は閑散期を迎えます。そんな時期に、イベントを打ちながら盛り上げをしようとしているのですが、今回の9月議会においては、来年の大体2月をめどに、新たにイベントを企画しまして、2月の閑散期に備えて促進事業をしていこうというものでございます。
具体的には、ここに書いてございますけれども、竹灯籠などによる夜間の景観の演出ですとか、ジャズやダンス企画の実施、地元食材を生かした飲食の提供などです。皆生の温泉街で楽しいイベントを打ちながら、この2月の閑散期に備えていこうというものでございます。補正予算額は500万円となっております。これらの補正予算を生かして、今年度、しっかりとそれぞれの事業をやり切りたいと、そのように思っているところでございます。
私の説明は以上とさせていただきまして、総務部長から補足説明をさせていただきます。

総務部長:
では、先ほど市長から補正予算の主な事業の内容につきまして説明がございましたので、私からは、その他の事項につきまして説明をさせていただきます。
まず、資料1でございますけれども、9月定例会に提案いたします議案につきましては条例が3件、単行議案が6件、補正予算が3件、決算認定が1件、報告が4件の合計17件でございます。議案の内容につきましては、資料1に記載のとおりということで、私からの特段の説明につきましては割愛をさせていただきますけれども、1点だけ説明をさせていただきます。
追加予定議案ですけれども、資料1の最後、6ページですけれども、ご覧いただけますでしょうか。追加予定議案の表がございます。この上から3つでございますけれども、条例が1件、それから単行議案で、契約案件1件、それから補正予算1件の、この3つの議案につきましては、現在借地となっております市役所本庁舎、それから駐車場敷地の取得に関する議案でございまして、これは、議案の準備が整い次第、提案をさせていただくという予定にしておりますので、ご了承いただきたいと思います。
次に、資料2をご覧ください。資料2は令和8年度の補正予算でございまして、米子市一般会計予算、それから国民健康保険事業特別会計、それから介護保険事業特別会計に係る補正予算でございまして、一般会計につきましては、補正額を7億1,579万2,000円としております。補正予算の主な内容につきましては、先ほど市長がご説明申し上げましたとおりでございまして、そのほかの内容につきましては資料2の記載のとおりですので、私から追加して申し上げる特段の説明はございません。
私からの説明は以上です。

幹事記者:
ありがとうございました。
各社、質問がある方はお願いいたします。

記者:
先ほどのバスとか皆生温泉とかの補正予算は、この資料1だと、どこに記載されていますか。

総務部長:
資料1ですと、補正予算、4ページの議案第97号、一般会計補正予算です。

記者:
あ、97号ですね。

総務部長:
ええ。97号、一般会計補正予算というところで、その詳細な内容につきましては、資料2に記載をさせていただいてるところでございます。

記者:
分かりました。なので、最後の追加予定議案の上から3つ目の補正予算というのは、財産の取得に関する補正予算と、そういう意味ですね。

総務部長:
これ、追加予定の補正予算につきましては、この財産、土地、用地の取得に関係する部分についてのみの補正予算となります。

記者:
そこが追加予定ということですね。はい、分かりました。
その追加の提案をされるのは、いつ頃でございましょうか。

総務部長:
この追加の時期につきましては、これは交渉が調った後、準備ができ次第、速やかにと考えておりますので、今、特定の日にちを申し上げる段ではございません。準備でき次第、提案をする予定としております。

記者:
9月定例会の間に提案するということでいいでしょうか。

総務部長:
そのように考えておりますので、追加予定議案ということで記載をさせていただきました。

記者:
はい、分かりました。 あと、バスなんですけど、500万円ということで、好調なのでそのまま続けられるということなんですけども、例えば曜日を、実施する日を増やすとか、そこまでは考えていらっしゃいませんでしょうか。

市長:
結論から申し上げると、現時点でそれは考えておりません。ですが、ここまでやってみた一つの実績として、着実に乗ってくださる方が増えていて、これをどう評価するかというのは、来年度予算に向けてしっかり検討、検証をしたいと思っております。現時点では、考えはないという答えにはなりますが、来年度に向けては、今言われたご質問のことも含めて、この運賃無料DAYというものをうまく活用しながら乗客を増やしていく手段として、より一層使えないかどうかという、その検討はしていきたいと、そのように考えております。

記者:
はい、分かりました。ありがとうございます。

幹事記者:
そのほか、ありますでしょうか。

記者:
1点だけお聞かせください。この新規事業、皆生温泉冬季誘客促進事業、500万の分ですけども、地域を盛り上げて、温泉街を盛り上げるということでは、とてもいい予算だと思うんですが、一番最後のOTA宿泊クーポン発行、ここをもう少し詳しく、今現在で決まってることがあったら教えていただけたらと思いまして。

観光課長:
この割引クーポンですけれども、じゃらんですとか、それから楽天トラベル、こういったオンラインのトラベルエージェントさんのクーポンを発行するというものでございます。1人泊の場合、シングルでお使いの場合に1泊3,000円、それから2人以上の泊ですと5,000円のクーポンを発行することを予定しています。

記者:
すみません、これ、対象者というのは、宿泊された県民、市民以外、インバウンドを含めた全部の宿泊客が対象っていうような形で考えておられますか。

観光課長:
今考えておりますのは、じゃらんですとか楽天トラベルのような、そういったオンラインのエージェントから入って予約を取られた方が対象ということで考えております。

記者:
ということは、宿泊施設が直接割り引くっていうような形ではないというようなことですね。

観光課長:
そうですね。結局、予約をされるときにクーポンを配付をさせていただいて、クーポンコードを入力していただいて割引をするという形になろうかと思います。

記者:
はい、分かりました。ありがとうございます。

幹事記者:
ありがとうございました。 そのほか、あればお願いいたします。

記者:
予算と直接は関係ないですけれども、市長の受け止めをお伺いしたいことがあります。借地問題なんですけども、交渉がここまで続いて、最終段階になると先日の常任委員会でも報告があったんですけども、改めて市長の受け止めと、ここまで紆余曲折あったと思うんですけども、言える範囲で、どういった交渉状況だったかというのを振り返っていただけたらと思います。

市長:
交渉を始めたのは令和元年でありました。そこから、本来であれば、順調に交渉を進めていく予定ではあったんですけども、令和2年あたりから、いわゆるコロナ禍が始まりまして、おおむね3年は対面での交渉ができず、いろいろと停滞をしたというのは、これは事実でございます。令和5年のコロナ明けぐらいから改めて交渉が活発化いたしまして、鋭意、地権者の方々と代理人を通じて話合いをしてまいりました。
ある程度早い段階で、いつ頃の時期かははっきりしてませんけれども、地権者からは、土地について売却すること自体は、しっかりと前向きに考えるものの、やはり不動産業を営んでいる立場上、資金運用も含めた不動産運用というものを継続的に考えなければいけないということで、代わりになる土地がないのかどうか、これが一つ、条件として出されたということがございました。
その後、私たちの中でも、差し出せる土地はないかということで、結果的に万能町の駐車場と中町の旧市役所庁舎跡地ということで決まったわけですけども、そしてさらには、それぞれの価格面での調整というものもございました。我々は地方公共団体ですので、いわゆる公的な指標に基づく公的な価格でなければ売却も買取りもできないという立場ですので、本来、民民取引であれば、買わせてくださいというほうが色をつけて交渉するところを、それはできないということの中で、地権者の皆さんに納得していただきながらの交渉となりました。一定の時間はかかりましたけれども、将来に向けて、米子市にとって財政的にも非常にいい形で今後の庁舎の長寿命化に向かっていける、そんな環境が整ったと思っております。そういう意味では、英断を下していただきました地権者の方には大変感謝をしていると、そういう状況でございます。

記者:
その契約というのは、そもそも、もう何十年も前に議会で議決された契約というものがあって、それを、極端な話をすれば、反故(ほご)にするというか、契約を打ち切るという話になるので、その辺、難しさというのもあったんでしょうか。

市長:
はい、まさにそのとおりでありまして、もし、地権者の方が売らないと言われれば、もうこれは終わりの話で、我々としては、新たな土地を見いだして、そして新庁舎をどこかの土地に建てていかなければいけないという状況がありましたし、もっと言えば、駐車場も借地でありますので、美術館と図書館を利用する方の駐車場確保ということも併せて行っていかなければいけない、非常に難しい状況に我々も追い込まれるところでありましたが、このたび、この市役所本庁舎並びに駐車場の土地を買い取らせていただけるということで話が決まったので、これは大変ありがたく思っております。
地権者の立場からすれば、一般論として、やっぱり土地の運用事業をされている方は、土地そのものを売却するということはほとんどない話なんですね。ですので、そういう意味でも、非常に思い切った決断をしていただいたなというところでもございますし、そもそも契約が60年という長期の契約が結んであるわけで、それを途中の段階で、一部ではありますけれども、等価交換によって、先に取得をさせてもらう。代わりに、我々としても土地を手放すわけですけれども、そうしたことも加味していただいたという点においては、これは非常に大きな英断をしていただいたと私たちは思っているところでございます。

記者:
ありがとうございます。

幹事記者:
ありがとうございました。
そのほか、いかがでしょうか。

記者:
提出される議案についてなんですけども、91号のところで、どんぐり村の廃止の条例を出されるということですけども、現状のどんぐり村の状況についてお伺いできますでしょうか。

市長:
そうすると、詳しくは担当から説明しますが、概要といたしましては、既に指定管理を受託してくださった地元の本宮の組合の皆さんからは、もうこれ以上運営はできないということを言われておりまして、一方、この施設自体もかなり老朽化が進んでいると、そのような状況でございました。したがいまして今回、条例を提出させていただいたのは、そのような状況を受けてのものということになりますが、詳しくは担当から、淀江振興課から答弁をさせていただきます。

淀江振興課長:
どんぐり村につきましては、先ほど市長から説明がありましたように、地元の本宮観光農事組合というところが平成9年の3月から運営を続けてきていただきました。しかしながら、この組合員の方の高齢化ですとか、あと、農産物がなかなか、以前よりも収穫量が減ったりとかということで、売上げが年々減少しておりました。その中で、やはりコロナというのが大きなきっかけとなりまして、利用客の激減がございまして、経営もなかなか立ち行かない状況がございました。そうした中、組合から、昨年度、令和7年度末をもって指定管理を終了したいという申出がございましたので、それを受けて、市としましても指定管理を終了したところでございます。

記者:
ありがとうございます。
昨年度の3月だったと思うんですけども、売却の方針というふうなお話をいただいてたと思いますけども、その条件とかについてはいかがでしたでしょうか。

淀江振興課長:
売却に向けてですが、今現在、サウンディング調査というものを実施しております。その要綱の中におきましては、現時点では建物のみ、上物の建物のみの売却を前提としているということを条件に付しております。あと、利活用につきましては、それぞれの法人から様々な活用策の意見をいただいているところでございます。

記者:
分かりました。ありがとうございます。

幹事記者:
そのほか、いかがでしょうか。

記者:
借地の関連で伺いますけれども、1点目は全体的なところとして改めて伺いたいんですが、この問題を解決することによって、どのようなメリットといいますか、どのような意義があるのかという点。それから、細かいところなんですけれども、先ほど追加で提案予定というお話だったんですが、初日には間に合わない予定なのかというところと、あと、この間の委員会のところでも今の交渉状況の説明があって、最終的な微調整をしているところだということだったんですが、いく日もたっていないとは思うんですけども、その後の進捗状況、最新の進捗状況を教えていただけたらと思います。

市長:
そうしますと、最初の質問は私から回答させていただきまして、追加提案の日程等につきましては、総務部長から答弁させていただきます。
まず、全体的な話といたしまして、借地を買い取ることによるメリットですけれども、今使っている本庁舎、これは新耐震に基づく建築ですので、耐震性能はあるということですから、これは直しながら長く使うことが最も経済的、合理的であるという判断を平成30年頃に、これは特別プロジェクトを立ち上げて、我々が調査・分析した中で出した結論でございました。この庁舎を借地の契約期間満了で明け渡すと仮にした場合は、どこかに土地を購入し、新しい庁舎を建てていくということになります。さらに、先ほど少し申し上げましたが、隣にあります図書館と美術館、これは米子市の市有地に建っているものですが、利用者の駐車場は借地ですから、そこも返すことになると、いよいよ図書館、美術館の駐車場をどのように確保していくかという、非常に大きな難しい問題に直面すると、そのような状況がございました。
そこで、借地を購入することによって、この庁舎を維持していくことによりまして、そうした大きな経費が必要最小限で済むということが最大のメリットであります。これは市民にとりましても、市民負担の最小化という意味では最も合理的な選択ができるようになったということは間違いなく言えると考えております。
このことは、平成30年頃に市役所内で検討しました検証結果に基づくものでありますことを申し添えたいと思います。以上です。

総務部長:
では、続きまして、議会への議案の提出についてのお尋ねでございますけど、現在、交渉につきましては大筋合意をいただいているということで、論点整理はもう既に終わっておりまして、合意をいただいてます。今の状況といたしましては、それを契約書の文言に落としまして、それを双方の弁護士で確認をしつつ文言を調整するという状況です。ですので、近々、それが確認できれば議案を提出ということで考えておりますけれども、これもそれぞれ相手方の確認ということがありますので、これは私どものスケジュールだけで進めることはできませんけれども、こちらの要望といたしまして、9月1日の議会初日に間に合うようにどうにかできないかということでお願いをしながら、今進めている状況でございます。

記者:
ありがとうございます。

幹事記者:
ありがとうございました。 では、そのほか。 なければ、9月補正予算の説明ということで、終わりたいと思います。市長、ありがとうございました。

市長:
どうもありがとうございました。

掲載日:2026年9月4日