現在、米子市が事務室として使用する市庁舎は、程度の差はあるものの、いずれも老朽化が進んでいます。また、本庁舎と第2庁舎の敷地の大部分は借地です。
このたび、このような市庁舎が抱える課題に中期的(おおむね20年)な視野に立ってどのように対応するのかなどについて、現時点での市の考え方を「米子市役所庁舎再編ビジョン」にとりまとめました。
今後は、再編の対象となる個別の施設ごとに、具体的な取り組みを進めていきます。
主な取り組み
本庁舎は、当面このまま使用します
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築36年の本庁舎はまだ使えることから、当面このまま使用します。ただし、敷地の大部分が借地であるため、引き続き、借地料の減額や買取交渉を行ないます。また、将来は移転する可能性もあるため、令和元年度から将来の移転先となる候補地探しに着手することとし、米子駅周辺のほか公共交通機関の利便性の高い場所を中心に調査します。
第2庁舎は廃止します
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本庁舎と同じく借地である第2庁舎(築44年)は廃止し、他の庁舎への移転が完了した後に建物を取り壊します。
鳥取県と庁舎を共同設置・共同利用します
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鳥取県西部総合事務所敷地に県と共同で新たな庁舎を建設します。この庁舎では、県土整備局(県)と都市整備部(市)が連携しながら業務をします。そのほか、鳥取県西部県税事務所の本庁舎への受入れも進め、県および市の類似する部署が近くで仕事をすることで更なる住民サービスの向上をめざします。
ふれあいの里の施設機能を見直します
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ふれあいの里に、子育て支援課・教育委員会などを移転し、子育て支援機能の強化を図ります。
その他
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第2庁舎の廃止により不足する事務室は、県との庁舎の共同設置、簡易な構造の庁舎の建設、既存の庁舎の空きスペースの活用などにより補います。
その他の取り組みなど、ビジョンの内容については次の資料をご確認ください。
資料
米子市役所庁舎再編ビジョン(中期展望) (
680キロバイト)
掲載日:2019年9月9日