令和5年度自主防災ネットワーク会議を開催しました

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令和5年度自主防災ネットワーク会議を開催しました

令和5年12月10日(日曜日)に、各地区の自主防災連合組織を対象に、活動についての意見交換等を通じて活動の活性化や他組織とのネットワークの構築を図ることを目的とした米子市自主防災ネットワーク会議を開催しました。

会議では活動事例発表とグループディスカッションが行なわれ、活動事例発表では南部町の東西町地域振興協議会から黒木氏を招聘し、防災まちづくりや日頃の活動について発表をしていただきました。

また、4つのテーマについて、2つの班に分かれてグループディスカッションを行ないました。全員が意見を出し合い、活発な意見交換がなされていました。

参加者からは「他の連合組織の活動が聞けて大変参考になった。」「活動に若い世代を巻き込んでいきたい。」などの意見がありました。
皆さんからのご意見を参考に、今後も情報共有できる場を積極的に作っていきたいと考えております。

活動事例発表

発表者:東西町地域振興協議会(南部町) 黒木 美由紀 氏

題 目:身近な自主防災組織の活動について

主な内容

 ○東西町の防災まちづくりの取り組みについて

 ○災害想定避難訓練(地震・雨・風)について

 ○火災対応への準備について

主なポイント

 ○訓練はマンネリ化させない、飽きさせない企画を行ない、必ず反省会や振り返りを行なう

 ○開催するイベントは、安全な町づくりのためのツール。行事による交流で顔見知りに!

 ○広報は重要。日頃の取り組みややろうとしていることを周知する。大事なことは何度でも繰り返しする!

 ○タイミングが重要。みんなが同じ方向を向いている時がチャンス!

グループディスカッション

今回のテーマは、令和4年度米子市防災研修会で行なわれたグループディスカッションで地域の防災課題としてでたテーマについて話し合いを行ないました。

グループディスカッションのテーマ

1 人材発掘はどのようにしたらよいか?参加者を呼び込むためにはどうしたらよいか?

2 資機材の活用はどのようにしたらよいか?

3 活動資金の捻出はどうしたらよいか?

4 日頃の活動内容は?地元の消防団と連携するにはどうしたらよいか?

主な意見

テーマ1 人材発掘はどのようにしたらよいか?参加者を呼び込むためにはどうしたらよいか?

防災人材の発掘

 〇防災会の役員は、あて職は辞めて専任にする
 〇防災会会長はずっと同じ人が望ましい
 〇自治会関係で探す(自治会の人材把握)
 〇世帯台帳を作成する際に、職種を書いてもらう

参加者の呼び込み

 〇親を参加させるために子どもを巻き込む
 〇子ども会との連携を図る
 〇女性の参加を増やしたい

テーマ2 資機材の活用はどのようにしたらよいか?

 〇機械類はエンジンをかけてみる
 〇定期的に年に数回使う機会を設ける
 〇一斉清掃など人が多く集まる機会に取扱いの訓練をする
 〇公民館だよりなどで資機材の情報を周知する

テーマ3 活動資金の捻出はどうしたらよいか?

 〇自治会会計と別枠で予算を組む
 〇地元の企業や商店から寄付を募る
 〇予算化しやすいように防災・防犯で予算を組む

テーマ4 日頃の活動内容は?地元の消防団と連携するにはどうしたらよいか?

日頃の防災活動
 〇公民館祭や防災フェスタにて煙体験を行なった
 〇原子力防災訓練を地区で参加・役員で避難先を事前に視察
 〇富益MAPを作成(独居とか支援が必要な人を掲載)
消防団との連携
 〇地域の活動組織とどう結び付けていくかが課題
 〇消防団員やOBに役員に入ってもらう

意見交換の様子意見交換の様子

意見

 

掲載日:2023年12月11日