「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」を変更しました(令和5年9月)

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「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」を変更しました(令和5年9月)

基本構想とは

 「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想(以下「基本構想」といいます。)とは、農業経営基盤強化促進法に基づき県が策定する「農業経営基盤強化促進基本的方針」に即し、米子市が独自に策定するものです。これは、市町村における効率的かつ安定的な農業経営(認定農業者等)の育成を図るための目標を明確化し、目標設定の基本となる考え方を示すとともに、地域において育成すべき農業経営に対する農用地の利用集積の目標数値及び当該農業経営に関する営農類型ごとの指標を定め、その実現のためにとるべき措置等を示したものです。
 今後の農業構造を見据え、概ね5年ごとに改正され更新されます。

基本構想の内容

 米子市は、令和3年3月1日に鳥取県が策定した「農業経営基盤強化促進基本的方針」に即して、基本構想の見直しを行ないました。(令和5年9月29日施行)
 この基本構想には、つぎの事項が明記されています。

  1. 農業経営基盤の強化の促進に関する目標
  2. 農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様等に関する営農の類型ごとの効率的かつ安定的な農業経営の指標
  3. 農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様等に関する営農の類型ごとの新たに農業経営を営もうとする青年等が目標とすべき農業経営の指標
  4. 農業を担う者の確保及び育成に関する事項
  5. 効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に関する目標その他農用地の利用関係の改善に関する事項
  6. 農業経営基盤強化促進事業に関する事項

また、主な見直しの概要については、つぎのとおりです。
 認定農業者を地域計画における地域内の農業を担う者として位置づけるとともに地域計画を地域の実情に応じて、令和7年3月までに策定するよう義務化されました。
【地域計画とは】
 10年先の地域の農業をどうしていくか、「いつ」、「誰が」、「どの農地を」担っていくのかを話し合って決める計画です。この話し合いの結果を地図に落とし込みをしたものが「目標地図」であり、地域で農業を営むみなさんが主役となる計画です。

次回の見直しについて
 令和3年3月に改正を行ない、5年目にあたる令和7年度に県基本方針及び市町村基本構想の本格的な見直しが行なわれることから、米子市の基本構想は令和8年3月を変更する予定です。

【資料】

  リンク・新しいウィンドウで開きます 農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想PDFファイル 356キロバイト)

掲載日:2023年9月29日