令和4年度予算案
令和4年度当初予算額 …1,068億7,489万円
- 前年度予算と比べて0.6パーセントの増
- 金額にして6億7,796万円の増額
一般会計予算額 …746億6,000万円
- 前年度予算と比べて0.5パーセントの減
- 金額にして3億7,012万円の減額
特別会計予算額 …322億1,489万円
- 前年度予算と比べて3.4パーセントの増
- 金額にして10億4,808万円の増額
※前年度予算は、繰上充用金を除いた6月補正後の予算額です。
予算編成の基本的な考え方
国は、新型コロナウイルス感染症の長期化による経済状況を踏まえ、成長と分配の好循環の実現に向けた取組として、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止」、「社会経済活動の再開と次なる危機への備え」、「未来社会を切り拓く新しい資本主義の起動」、「防災・減災、国土強靭化」を柱とする総合的な経済対策を推進することとしています。
これらの国の状況を踏まえ、本市としても、引き続き感染予防と社会経済活動の両立を図るとともに、脱炭素社会の実現に向けた取組やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進など、新たな課題に取り組みつつ、効率的で持続可能な財政基盤を構築していく重要性が一層高まっています。
一方、本市の令和2年度の税収は、新型コロナウイルス感染症等の影響もあり、前年度を約4億8千万円下回り、平成27年度以来の減収となったところであります。令和4年度以降についても、現在の感染状況等に鑑みると、経済情勢の不確実性は高く、税収の先行きは不透明な状況にあり、さらには、今後も継続するものと思われる感染症対策、昨今の災害の激甚化を教訓とした防災・減災対策、公共施設やインフラの長寿命化改修や改築など、将来の財政運営への影響が見込まれる課題は山積しています。
しかし、このような状況だからこそ、「米子市まちづくりビジョン」に基づき、時代の変化や新たな課題に柔軟かつ適切に対応するとともに、本市の将来像「住んで楽しいまち よなご」の具現化に向け、新たなる挑戦を重ね、機動的かつ効果的な施策を展開していかなければなりません。
コロナ禍による先行きの不透明感を打破すべく、アフターコロナを見据えた施策を着実に進めるとともに、教育・子育て支援の充実や複雑化する福祉課題に対応できる体制の整備など、コロナによってダメージを受けた地域社会に対する支援施策の拡充を図っていくほか、市長公約の実現に向けて、本市の発展に資する施策、将来への種まきとなる施策など、まちづくりビジョンに掲げる7つの柱に沿って広く盛り込んだ予算編成内容としたところです。
令和4年度当初予算における主な施策(
は新規事業)
交通基盤の充実と歩いて楽しいまちづくり
事業 |
金額 |
米子駅南北自由通路等整備事業 |
1,256,694千円 |
循環バス(だんだんバス)運行事業 |
32,621千円 |
かわまちづくり計画推進事業 |
59,488千円 |
米子駅北広場ウォーカブル推進事業 |
18,676千円 |
まちなかウォーカブル推進事業(角盤町周辺地区) |
24,000千円 |
市民が主役の共生社会の構築
事業 |
金額 |
重層的支援体制整備事業 |
117,584千円 |
地域力強化推進事業 |
23,500千円 |
みんなで取り組む将来に向けた活力促進事業 |
16,667千円 |
子どもの遊び場整備事業補助金 |
3,750千円 |
スマート窓口システム構築事業
スマート窓口運営事業 |
49,303千円 |
マイナンバーカード取得促進事業 |
85,625千円 |
教育の充実と子育てしやすいまちづくり
事業 |
金額 |
地域子育て支援センター事業 |
57,202千円 |
ヨネギーズ不妊治療応援事業 |
17,727千円 |
教育支援センター「ぷらっとホーム」運営事業 |
10,481千円 |
1年生アドバイザー活用事業 |
4,724千円 |
スクールソーシャルワーカー活用事業 |
34,361千円 |
啓成小学校校舎等整備事業 |
1,518,716千円 |
福米西小学校屋内運動場等整備事業 |
991,883千円 |
学校校庭芝生化事業 |
26,619千円 |
むし歯予防コンプリート作戦事業 |
2,667千円 |
稼げる経済圏の再構築
事業 |
金額 |
産業用地整備事業
【米子インター西産業用地整備事業特別会計】 |
681,200千円 |
地産外商産品開発等事業 |
4,572千円 |
皆生みらいの灯り推進事業 |
206,259千円 |
スマート農業推進事業 |
11,061千円 |
歴史と文化に根差したまちづくり
事業 |
金額 |
米子城跡保存整備事業 |
190,784千円 |
淀江傘伝承活性化事業 |
2,796千円 |
伯耆古代の丘エリア周遊アシスト事業 |
700千円 |
スポーツ健康まちづくり
事業 |
金額 |
フレイル対策拠点事業
【介護保険事業特別会計】 |
39,046千円 |
サイクルスポーツ推進事業 |
2,800千円 |
新体育館整備事業 |
9,245千円 |
市民体育館等管理運営費 |
6,820千円 |
災害に強いまちづくりと脱炭素社会への取組の推進
事業 |
金額 |
避難行動要支援者個別計画作成推進事業 |
10,885千円 |
市道安倍三柳線改良事業 |
112,208千円 |
混合粗大ごみ処理実証事業 |
1,576千円 |
ヌカカ対策事業 |
5,340千円 |
資料
令和4年度当初予算の概要(
4.31メガバイト)
掲載日:2022年7月21日