縁を広げるゲストハウス ラトリエ♪
-移住と起業のきっかけは?-
2003年に仕事の関係で鳥取県西部に来ました。滞在中に歩いた米子の商店街が気に入り、いい街だと思いました。その後フランスに戻りましたが、2014年にまた米子に来て、フランス語教室や通訳の仕事をしながら米子で暮らしていました。
ある日、住むための家を探していたところ、「長野紙店」だった場所に縁があり、購入し、住居兼ゲストハウスにしました。
-リノベーションのお話を聞かせてください-
不動産会社をまわったのですが、物件の写真が表のシャッターだけで、中が全くわかりませんでした。好きな商店街の物件で気になったので中に入れてもらったところ、商品だけではなく住宅部分にも荷物が残されていました。現状のままでの引き渡しが契約条件でしたが、広さがあったので気に入り、約9か月間かけて屋根の吹き替え、宅内の片付けとリノベーションをほとんど自分でおこないゲストハウスにしました。
キッチン・リビングはホテルのサロンの雰囲気にしました。
明治初期に建てられた建物の梁が自慢です。
-地域の方々と深く関わっておられるように感じますがいかがですか?-
商店街の人とは毎日のように出会っています。商店街の人はみんな優しいです。
イベントなどで参加の声をかけてもらった時には、できるだけ参加をしたいです。
-1階部分のお店について教えてください-
2021年春の開店に向けて、現在リノベーション中です。
1階はワインカフェとフランス語教室の場所にしたいと思います。
ワインカフェでは、山陰の食材を利用したものを中心にフランスの味を堪能してもらいたいと思います。珈琲なども提供させていただきますので、よろしくお願いします。
(まちなか観光案内所の川越さんと、ミカエルさん)
-米子の商店街が気に入っていただいたようですが、他の場所はいかがですか?-
しろやま(米子城跡)へ運動の為に登っています。中海や美保関まで見られて眺めがいいです。あとは皆生温泉ですね。米子を中心に山陰をみなさんにお勧めしたいです。
フランス語と英語の通訳をしていますので、山陰の観光地巡りの時は声をかけてください。
-米子の観光も含めて、ミカエルさんの人柄で縁を広げていってください。-
ありがとうございます。
ミカエルさんの移住体験談が田舎暮らしの本 2022年10月号に掲載をされました。
「仲間と暮らす幸せを求め 住みやすいまち米子へ」は冊子をごらんください。
公益財団法人ふるさと鳥取県定住機構のサイトでも掲載をされました。
… 天井の中に隠れていた立派な梁。リノベーションのイメージが固まりました。はこちらからご覧いただけます。
掲載日:2022年11月16日