米子に移住して子どもが生き生きしています
【マカロニ食堂】を経営しておられます。

―移住を決意したきっかけは何でしょうか?
妻が大阪の大学に通っていて、その頃に知りあい結婚しました。
大阪で新居を構え、長男に恵まれましたが、仕事に明け暮れる毎日で、子育ては妻にまかせっきりの状態になってしまっていました。妻は何も不満を言いませんでしたが、仕事に明け暮れ、自分自身が家庭でのくつろぎの時間のなさに、「このままこうやって暮らしていいものか?」と思うようになり、妻の実家のある米子に移住を決意しました。
―移住後の感想はいかがですか?
妻からは「田舎だよ」と聞いていましたが、来てみると何でもあるし便利でした。暮らしについては一長一短あると思いますが、トータルバランスを考えたら米子市はいい所です。
妻と一緒に子育てをしようと考えたら、断然こっちの方がいいです。

―最初から起業を考えておられたのですか?
仕事については、「何をしよう」とか「何をしたい」という考えは全く無く、まず仕事を見つけて勤めてみましたが、今後の自分たちの生活を考えたときに、起業をしようと決め、関係各所をまわりました。
縁あり、米子市の中心市街地に店舗を構えることができ、改装費用に米子市の補助金を利用させていただきました。おかげ様で【マカロニ食堂】が軌道に乗る事ができました。
来ていただいたお客様に美味しい料理をお腹いっぱい食べていただく。これが私の目標です。

―移住してからのお子さん方の様子はどうですか?
大阪では、公園はあっても造られた公園であって、自然ではないと思います。
自然に触れるためには、1日がかりで「出かける」ことをしなければなりませんでしたけど、米子市に来てからはそこらじゅうが自然で、わざわざ「出かける」感覚じゃなく、川で遊んだり、バッタをつかまえたり、弓ヶ浜海岸に行ったりと、子どもたちに自然を満喫させられてうれしいです。
また病気したときも、病院が近くにあって便利の良さを実感しています。

―これから米子市民としてどういう風に生活していきたいですか?
移住してきてから関わっていただいた方々や、お客様に感謝の気持ちが多く、地域に貢献したいという気持ちを持っています。私に出来ることで恩を返していけたらと思っています。