平成29年度6月補正予算案
一般会計6月補正予算額 … 40億8,611万円
うち新規事業 35事業 … 3億9,299万円
補正後予算総額 … 633億111万円
- 対前年度当初予算と比べて3.4パーセントの増
- 金額にして20億7,111万円の増額
特別会計6月補正予算額 … 4億8,170万円
補正後予算総額 … 402億7,974万円
- 対前年度当初予算と比べて0.6パーセントの減
- 金額にして2億4,886万円の減額
平成29年度予算総額 … 1,035億8,086万円
- 対前年度当初予算と比べて1.8パーセントの増
- 金額にして18億2,225万円の増額
予算編成の基本的な考え方
国は、日本経済について、雇用・所得環境が着実に改善するなど経済の好循環が生まれてきているとしている。しかし、本市における税収等に鑑みると、平成27年度に減収に転じ、平成28年度は持ち直してきたものの、必ずしも経済の好循環を実感できる状況ではない。
また、第3次米子市行財政改革大綱に基づき、行政各分野における歳出の抑制と歳入の確保に取り組んでいるが、高齢化の進展等により社会保障関係経費が年々増加の一途をたどっていること、公債費負担の水準が高いこと等から、依然として厳しい行財政環境が続いていくものと見込まれる。
平成29年度6月補正予算は、市長選挙後の新市長による肉付け予算であるが、これらの状況を踏まえ、財政の健全性の確保を念頭に置きつつ、新たに「米子インター周辺工業用地整備事業特別会計」を設置し、地域経済の活性化と雇用機会の拡大に寄与する工業用地の整備に係る経費を計上するとともに、「米子駅南北自由通路等整備事業」など、本市の発展に寄与する投資的な施策について予算措置を行なったところである。このほか、保育環境や教育環境の整備等、子ども達の健やかな成長につながる施策や、経済対策、防災対策についても経費を計上しており、当初予算とあわせた平成29年度予算は、「住んで楽しいまちづくり」の実現をめざした施策に重点を置き、予算編成を行なったものである。
この結果、6月補正後の一般会計予算は、当初予算592億1,500万円に40億8,611万円の増額補正を行ない、総額633億111万円としている。
主要な施策ごとの補正予算額(一般会計)
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「あした」がいきいき 未来の活力とにぎわいを生み出す、魅力あふれるまちづくり
… 10億9,075万1千円
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「ひと」がいきいき ともに支え合い、子どもも大人も生涯健やかに暮らせるまちづくり
… 3億7,142万1千円
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「こころ」がいきいき 豊かな心と人を育み、人を大切にするまちづくり
… 4億7,798万2千円
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「ふるさと」がいきいき 人と自然が共生し、安心・安全でいつまでも快適に住み続けられるまちづくり
… 21億2,570万2千円
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いきいきとした「まちづくり」 市民とともに、まちづくりを進める市役所づくり
… 2,025万6千円
【資料】
平成29年度6月補正予算の概要(案)
(941キロバイト)
掲載日:2017年6月12日