セアカゴケグモ

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セアカゴケグモ

米子市内でセアカゴケグモが見つかりました

令和4年8月1日に、米子市皆生温泉二丁目及び三丁目の皆生浄化センター入口交差点から西へ250mの区間の歩道部(左右両側)において、特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」の生息が確認されました。発見したクモについては、生息場所を確認した後、50匹程度を殺虫剤等で駆除しました。
例年6月~9月の暑い時期になると、セアカゴケグモの動きが活発になります。セアカゴケグモは自動車、自転車に付着したまま長距離の移動をすることで分布域を拡大したとされています。移動の際には、荷物や車にクモが付着してないかご確認ください。

もしセアカゴケグモを見つけた場合は、米子市環境政策課または西部総合事務所環境・循環推進課にご連絡ください。

セアカゴケグモのメス写真
【セアカゴケグモ(メス・成体)】※「外来生物写真集」(環境省)から転載

 

連絡先

米子市環境政策課:0859-23-5257

西部総合事務所環境・循環推進課:0859-31-9628

対策

発生地点周辺の自治会や、宿泊施設への注意喚起を行ないました。
また、セアカゴケグモに関する基本的な情報や、被害予防等の情報をまとめたチラシを作成しましたので、参考にしてください。

リンク・新しいウィンドウで開きます 米子市作成:セアカゴケグモに関する注意喚起チラシ (PDFファイル 648 kB)

今後、鳥取県と協力して発生地点周辺の調査を行ない、殺虫剤散布による駆除を実施する予定です。

特徴

  • メスは体長1センチメートル前後で体色は黒く、つやがある。 オスは体長5ミリメートル程度。
  • 毒があるのはメスのみ。
  • 卵のう(卵がたくさん入った袋)は5~8ミリメートル程度の大きさで、白いこんぺいとうのような形状。
  • 繁殖時期は6月から9月にかけての暑い時期。
  • 攻撃性はないが、刺激するとかまれることがある。
  • かまれると激しい痛みや発熱、発疹などを引き起こす。

生息場所

市内の発見事例では、道路植樹帯の段差や、歩車道境界石塔のくぼみでの生息が確認されています。
花壇 石塔
陽のよくあたる暖かい場所で、地面や人工物のあらゆる隙間、くぼみ、裏側、穴に営巣します。屋外に置かれた靴や傘、衣服に付着して屋内に持ち込まれる可能性がありますので、暑い時期には特にご注意ください。

:道路の側溝、駐車場周辺、プランターの底、エアコンの室外機など

駆除方法

市販の殺虫剤(ピレスロイド系)が有効なほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等物理的な方法でも構いません。直接皮膚に触れることがないようご注意ください。

もしかまれたら…

セアカゴケグモにかまれた場合は、まずは流水やせっけん水等で患部をよく洗い、その後、重症化する危険性がありますので、すみやかに最寄りの医療機関で受診してください。その際、できれば駆除したクモを病院にご持参ください。かんだクモの種類がわかれば、適切な治療につながります。

参考

リンク・新しいウィンドウで開きます … 外来生物対策 特定外来生物「セアカゴケグモ」に御注意ください!(鳥取県ホームページ)

掲載日:2022年8月18日