よなごの人権フォーラム‘10
『竹田の子守唄～ふるさとからのうたごえ～』ミニ・コンサート＆解説
・日 時 2010年12月4日（土曜日） 午後1時30分～午後3時30分
・会 場 米子コンベンションセンター 小ホール
・ミニ・コンサート 部落解放同盟改進支部女性部のみなさん
・解 説 外川 正明さん（京都教育大学教授）
「竹田の子守唄」が伝承されてきた京都市伏見区竹田の改進地区では、当時の守り子たちの子どもや孫に当たる世代の女性たちが、2002年に開催された第6回ふしみ人権の集いを契機に、この元唄をはじめ「竹田こいこい節」や補作詞を加えた「竹田長持唄」を歌い継いでいく取り組みを続けています。
それは、単に地元の歌を歌うということではなく、差別の中を生き抜き、差別のない社会をめざして子どもを育ててこられた先人たちの願いや思いが込められた文化としてこの唄を歌い継ぎ伝えていこうという取り組みです。すでに10年に及ぶ活動の中で、多くのミュージシャンと共演したり、各地に招かれて舞台に立つなど、部落問題の解決をめざす数多くの人たちとの出会いの輪を広げてきました。
「人権文化の継承と創造」をめざして、部落解放同盟改進支部女性部が歌う「竹田の子守唄」「竹田こいこい節」、そして「竹田長持唄」に耳を傾けてください。
お問合せ先
米子市人権情報センター 電話0859－37－3183（直通）
掲載日：2010年4月1日