市税等の滞納額の状況(平成23年)

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市税等の滞納額の状況(平成23年)

米子市における市税、国民健康保険料などの滞納額の総額は、平成23年5月末現在で約26億4,200万円となっており、近年は減少傾向にあるものの依然として多額の未収金が残っています。
全国的に税収が伸び悩む中、米子市も例外ではなく、安定的な財源確保のため徴収率の向上と滞納額の削減は市にとって緊急かつ重要な課題です。

 

主な税料の滞納額の内訳としては、市税11億3,900万円、国民健康保険料(後期高齢者医療保険料を含む。)9億7,700万円、介護保険料9,000万円、保育料5,500万円、住宅資金貸付金2億800万円、市営住宅使用料6,000万円、下水道使用料1億500万円、農業集落排水施設使用料800万円となっています。

主な税料の滞納額グラフ

米子市では、平成17年度に第1次行財政改革の実施に併せて、全庁的な組織として米子市市税等滞納整理対策本部を設置し、これらの税料の徴収、滞納対策に積極的に取り組んできました。

 

具体的には、徴収体制強化のための人員配置、市税における差し押さえ等の滞納処分の強化、管理職による夜間訪問徴収、市税等の滞納者への行政サービスの制限など様々な取り組みを行なってきました。
その結果、主な税料の滞納額は依然として多額ではあるものの、市税の滞納額の削減等により、ピークであった平成19年度の31億1,900万円と比較して約4億7,700万円の削減となっており、各税料の徴収率も上昇傾向に転じてきています。

 

ただ、現時点では十分な成果が上がっていないものもあり、今後も行財政改革の重点項目としてさらなる取組が必要であると考えています。
市税以外の未収金についても、悪質なケースには差し押さえ等の滞納処分を厳格に実施していくとともに、長期滞納を防止するため滞納者への早い段階での働きかけや、負担の公平の確保に対する職員の意識の徹底など、市民の皆様の納税などに対する信頼を確保するため、市全体で滞納額の削減に向けた取り組みを進めていきます。

滞納総額の推移グラフ

【参考】

(PDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)

リンク・新しいウィンドウで開きます 資料1:各税料ごとの滞納額の5年間の推移PDF 133キロバイト) 

リンク・新しいウィンドウで開きます 資料2:各税料ごとの徴収率の5年間の推移PDF 174キロバイト)

リンク・新しいウィンドウで開きます 参考資料:米子市における歳入の内訳と使い道PDF 624キロバイト)

掲載日:2011年7月14日