坂江家住宅が国登録有形文化財となります

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坂江家住宅が国登録有形文化財となります

令和7年7月18日(金曜日)に開催された国の文化審議会(文化財分科会)で、『坂江家住宅店舗兼主屋(さかえけじゅうたくてんぽけんおもや)』と『坂江家住宅土蔵(さかえけじゅうたくどぞう)』を国登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申されました。これにより米子市内の登録有形文化財は21件となる予定です。

坂江家は米子港に面する灘町に位置し、天保年間(1800年代)に油屋として創業されました。『店舗兼主屋』は、二階建て切妻造り平入りで中央部に神棚を上げた吹き抜けの室を設けた貴重な米子の町家です。『土蔵』は、白漆喰塗仕上の外壁で腰から下は海鼠壁、柱や棟木、垂木に太材を用いており、明治期の貴重な土蔵建築です。

(個人住宅のため内部は非公開です。)

坂江家住宅 中の間
主屋(中の間)
坂江家住宅土蔵 正面二階外観
正面二階外観
掲載日:2025年8月21日