後藤家住宅離れ(長楽軒)が国登録有形文化財となります

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後藤家住宅離れ(長楽軒)が国登録有形文化財となります

令和7年3月21日(金曜日)に開催された国の文化審議会(文化財分科会)で、後藤家住宅離れ(長楽軒)を国登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申されました。

後藤家は加茂川(米子城外堀)に北面する廻船問屋で当地方屈指の旧家です。明治40年の皇太子行啓に随行した東郷平八郎の宿舎となり、屋敷の奥に離れ(長楽軒)を新築しました。現在は相続により曳家され、重要文化財後藤家の分家の所有となっています。江戸時代の茶室を取り込んだ上質な数寄屋建築が、「造形の規範となるもの」と評価されました。なお、個人住宅のため原則非公開となっています。

これにより、米子市内の登録有形文化財は19件となる予定です。

正面(北東面)外観
正面(北東面)外観
茶室松風庵(茶道口側)
茶室松風庵(茶道口側)
掲載日:2025年3月26日