令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

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令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

令和6年4月から令和6年7月にかけて、小学校5年生と中学校2年生を対象に、文部科学省による「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が実施されました。
この調査の米子市の結果の概要をお知らせします。
なお、本調査は、原則として対象学年の全児童生徒が対象であり、米子市では小学校23校、中学校11校が調査対象となりました。※中学校は、米子市日吉津村学校組合立箕蚊屋中学校を含みます。

 

令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(米子市の概要)

 

調査内容

児童生徒に対する調査

実技に関する調査(小・中学校ともに8種目)
 ※米子市の中学校は、20メートルシャトルランを実施
運動習慣、生活習慣、食習慣等に関する質問紙調査

学校に対する調査

学校における体育、保健体育の指導及び特別活動等に関する質問紙調査

調査対象数

小学校5年生(23校)
1,320人(男子636人、女子684人)
中学校2年生(11校)
1,142人(男子602人、女子540人)

調査結果の特徴

実技調査

小学校5年生

体力合計点は、男子、女子ともに全国平均値を下回っています。
種目別では、男子は上体起こし、20mシャトルランが、女子は20mシャトルランが全国平均値を上回っています。男女とも持久力は優れているといえます。
一方、男女ともに握力、長座体前屈、反復横とび、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げは、全国平均値を下回っています。男女ともに柔軟性と敏捷性、瞬発性に課題があるといえます。

中学校2年生

体力合計点は、女子が全国平均値を下回っています。
種目別では、男女共に上体起こし、反復横とび、50m走、20mシャトルランが全国平均値を上回っています。加えて男子は、握力、立ち幅跳びも全国平均値を上回っています。男女ともに筋持久力、敏捷性、走能力、持久力は優れているといえます。
一方、男女ともに長座体前屈、ハンドボール投げは、全国平均値を下回っています。柔軟性や投的瞬発力に課題があるといえます。

質問紙調査

〈食習慣について〉

「毎日朝食を食べますか」という問いに対して、「毎日食べる」という回答が、小学生女子、中学生男女で全国値を上回っています。

〈メディア視聴について〉

平日のメディア視聴時間については、3時間以上の視聴割合は、小学生男女、中学生男子が全国平均を上回っています。男女ともに、中学生になると視聴時間が増加する状況がありました。

〈運動習慣について〉

小学生男子は、平日・休日ともに全国平均値を下回っています。小学生女子は、火曜日と休日が全国平均値を上回り、それ以外は下回っています。
中学生は、部活休止日である水曜日以外の平日は、全国平均値を上回る状況である一方で、休日は男女ともに全国平均値を下回っています。

〈体格〉

小学生男女、中学生女子は、身長・体重ともに全国平均値を下回っています。中学生男子は、身長・体重ともに全国平均値を上回る結果となりました。

調査結果をうけて

 児童生徒の体力・運動能力、運動習慣等調査結果の体力合計点については、全国平均値と比較すると、小学生男女と中学生女子は低い傾向が見られました。一方、中学生男子は、8種目中6種目が全国平均値を上回る結果となりました。
 児童・生徒質問紙調査では、小・中男女全ての調査対象で、平日のメディア視聴時間が3時間以上の割合が40%を超えていました。学校現場において、日常生活における時間の使い方のバランスの指導を充実させることで、改善を図る必要性があります。
 本市では、米子市教育振興基本計画、学校教育推進の重点に健康教育の充実を掲げ、児童生徒の体力の向上等に取り組んでいます。しかし、体力向上、運動習慣や生活習慣の定着は、学校だけでなく、家庭や地域社会と連携を図ることも大切です。
 したがって、米子市教育委員会では、今後も、学校が家庭や関係機関と一体となって、体育の授業の改善、日常生活の中での運動習慣の確立、確かな生活習慣の定着など体力づくりや生活習慣の改善に取り組めるよう支援します。

資料

リンク・新しいウィンドウで開きます 令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(米子市の概要)(zip:390KB) (PDFファイル 1023キロバイト)

 

 

 
掲載日:2025年7月8日