” 日米の文化や考え方の違いを
感じることができました ”
鳥取県と米国スタンフォード大学が共同で開催する県内高校生向けのオンライン講座「グローバルリーダーズキャンパス(GLC)」。国際的な視野から世界の諸問題について討議や発表を英語で行なう同講座で、米子東高等学校3年生の陰山さんと水野さんは最優秀受講生に選ばれました。
陰山さんが英語に興味を持ったキッカケは、小学3年生のときに観た海外ドラマ。「洋画や洋楽も好きになり、英語を話せるようになりたいと思いました。」水野さんは小学校高学年のとき英検の勉強のためラジオ英会話を毎朝聞きました。。その後、外国人との交流の場に参加し、「覚えたフレーズを話したら笑ってくれて」と、英語が通じる喜びを実感したそうです。
英語が好きで、日ごろの学習の成果を試したいとGLCに参加した二人。通常の学業や部活動をこなしながらの参加に「課題も多く予習も必ず必要で、想像以上に大変でした。」と振り返ります。一方で「自分の意見を伝えることの重要性や、日本と米国との考え方の違いなどを感じることができ、貴重な経験になった」と声を弾ませます。
将来は「世界の貧困問題の一助になれるよう国際的に活動したい」という陰山さんと、「国際的な視野で医学を学び地元に還元したい」という水野さん。英語を通じて国際的な感覚を磨いた二人は、誰かのために働きたいという志を胸に、今日も勉学に励みます。
掲載日:2020年10月28日