平成18年度第2回米子市補助金等のありかたに関する検討委員会を、非公開で開催しました。
開催日時
平成19年2月22日(木曜日) 午後2時から4時
開催場所
米子市役所 第2応接室
出席者
委員(敬称略)
田村 達久(委員長)、足立 珠希(副委員長)、大西 貴久子、田中 康裕、光木 武志
事務局
角行政改革推進監、前谷行政改革推進室長、安田財政課長、八幡行政改革推進室主任、藤岡財政課主任
議事に入る前に、前回配布した資料についての感想について、意見交換を行ないました。
【意見交換の概要】
- 数多くの補助金があるが、同じような補助金が数多くあるとの印象がある。
- 昭和の時代から長年にわたって存続している補助金については、組織の自立という観点から見た場合においては、問題があるのではないか。
- 平成19年度については、一律カットの印象があるが、市として何が重要なのかということについて、総合計画との関連性も含めて、精査をする必要がある。
- 補助金を一旦出したら、出しっぱなしということになっていないか。補助金額と効果の検証がなされているのか。
- 全国の補助金の見直し状況を見るに、運営費補助から事業費への転換が勧められているし、義務的な補助金以外は、全て公募型の補助金に移行する方向となっている。そのような新しい補助金システムの確立が必要ではないか。
- 補助金を出さずとも、既に民間に委ねたほうがよいのではないかというものがありはしないか。
- 運営費補助金の中には、慶弔費、お茶代が含まれているものがある。日当についても高い日当が出ている。
以上の意見は、今後の補助金見直しを進める上での課題としました。
議事
他市と比較した米子市の補助金の水準について
事務局から「他市と比較した米子市の補助金の水準について」と「米子市の財政推計」について説明し、委員による質疑応答と意見交換を行ないました。
【資料】
他市と比較した米子市の補助金の水準について
( 22.9キロバイト)
【質疑応答と意見交換の概要】
資料「他市と比較した米子市の補助金の水準について」の「表1」については、平成17年度のみの資料であるが、時系列的に過去3年間の資料が必要である。また、目的別の支出については、類似団体の比率と米子市の比率を比較したほうがよい。
事務局回答:次回会議で提出する。
行財政改革実施計画における補助金削減額の目標数値が目標なのか、それともそれ以上の削減が必要なのか。
事務局回答:補助金の見直しは、市として過去実施してきた経過があるが、それはあくまで市内部の見直しである。委員の皆さんには、厳しい目で、補助金の適正化の観点から見直しの提言をお願いしたい。
以上の質疑応答の後、補助金総額の削減について、今後、委員会として目標数値を設定するという考えかたを確認しました。
補助金の分類(案)について
【資料】
補助金の分類(案)について
( 17キロバイト)
【質疑応答の概要】
先進市においては、どのような分類をしているのか。
事務局回答:いろいろな分類をされているが、概ね事業費と運営費に分類される。
この分類案を基に、今後のどのような作業を行なうのか。
事務局回答:例えば分類された補助金ごとに、1つの補助金の精査を行ない、それを分類されたグループの共通の課題として整理を行なうという考えかたをしている。
以上の質疑応答の後、補助金の分類について確認し、次回からは、当面、市の単独補助金の具体的な精査を行なうこととしました。
そのほかに、
- 今後の課題について、実績報告のみでは内容がよくわからない補助金があるのではないか。
- 抽象的な議論ではなく、具体的に作業をしなければならない。例えば、市がどのようなあるべき姿を期待しているのか。それに伴う費用対効果はどうなのかを具体的に検証する必要があるのではないか。
などのご意見がありました。
次回以降の開催予定
第3回の委員会を平成19年3月19日、第4回の委員会を5月11日に開催することを確認しました。
傍聴者数
非公開のため、なし
議事の概要
この委員会の議事録は作成しませんが、検討終了後に報告書を公開します。
掲載日:2007年3月2日