米子市の農業のあらまし
米子市の農業の現状
本市の農業は、土壌の分布状況から、おおまかに、弓浜半島の畑作地帯と南部及び淀江地区の稲作地帯とに分かれます。
弓浜半島の畑作地帯は野菜等の生産地として発達しており、白ねぎ、にんじん、施設園芸、葉たばこ、花き等の生産が盛んに行なわれています。全体的に、ほ場一区画が小さく、基盤整備が進んでいないため規模拡大が難しく、担い手不足とあいまって、耕作放棄地が増加しています。担い手の確保、耕作放棄地の解消が今後の課題と言えます。
中海干拓事業で農地造成された彦名干拓地では、平成4年から分譲が始まり、農業構造改善事業等による大型機械及び施設等の導入により、経営の近代化がなされています。
南部及び淀江地区の水田地帯では、稲作の単一経営が多く、山沿いに畑地、梨、柿、りんご等の樹園地が拓けています。水田の90パーセント以上は基盤整備を終えていますが、複合経営があまり発達していないため、第2種兼業農家が多く、認定農業者を中心とした担い手への農地の集積(農作業の受委託、農地の貸し借り)が進んでいます。
米子市の農業地帯区分

統計数値等
耕地面積
(単位:ヘクタール)
田 |
畑 |
計 |
1,940 |
1,050 |
2,990 |
(平成26・27年鳥取農林水産統計年報)
農家人口等(販売農家)
(単位:人)
農家人口 |
農業就業人口 |
基幹的農業従事者数 |
7,116 |
2,704 |
2,387 |
(2015年農林業センサス)
総農家数及び土地持ち非農家数等
(単位:戸)
総農家数 |
総農家数内訳 |
土地持ち
非農家数 |
販売
農家数 |
販売農家数内訳 |
自給的
農家数 |
専業農家数 |
兼業農家数 |
第1次産業 |
第2次産業 |
2,965 |
1,818 |
474 |
133 |
1,211 |
1,147 |
1,547 |
(2015年農林業センサス)
農産物販売金額規模別経営体数(家族経営)
(単位:経営体)
区分 |
販売
なし |
50
万円
未満 |
50

100 |
100

200 |
200

300 |
300

500 |
500

700 |
700

1,000 |
1,000
 |
計 |
戸数 |
178 |
974 |
229 |
137 |
96 |
94 |
58 |
38 |
52 |
1,856 |
(2015年農林業センサス)
経営耕地面積規模別経営体数(家族経営)
(単位:経営体)
区分 |
0.3
ヘクタール
未満 |
0.3

0.5 |
0.5

1.0 |
1.0

1.5 |
1.5

2.0 |
2.0

3.0 |
3.0

5.0 |
5.0

10.0 |
10.0
 |
経営耕地なし |
計 |
戸数 |
23 |
448 |
774 |
322 |
114 |
84 |
37 |
20 |
18 |
16 |
1,856 |
(2015年農林業センサス)
米子市が平成20年度まで作成していた冊子「米子市の農業」です。
これは、米子市の農業のあらましや農作物の生産高などをまとめたものです。
平成20年度「米子市の農業」 (
465キロバイト)
平成19年度「米子市の農業」 (
932キロバイト)
平成18年度「米子市の農業」 (
281キロバイト)
平成18年度「米子市の農業」正誤表 (
44.3キロバイト)
平成17年度「米子市の農業」 (
579キロバイト)
平成17年度「米子市の農業」正誤表 (
43.7キロバイト)
平成16年度「米子市の農業」 (
650キロバイト)
平成15年度「米子市の農業」 (
615キロバイト)
掲載日:2011年3月4日