弓ヶ浜わくわくランド
利用時間:午前9時30分から午後5時
休園日:水曜日(祝日の場合は翌日)
「弓ヶ浜わくわくランド」は、平成18年11月30日で閉園することとしました。
遊具利用券をお持ちのかたは、それまでにご利用ください。
9年の間、ご利用いただき ありがとうございました。
「弓ヶ浜わくわくランド」のこれまで
「弓ヶ浜わくわくランド」は、平成9年に境港市で開催された「夢・みなと博覧会」で使用されていた大型遊具を譲り受け、平成10年、弓ヶ浜公園の一角に有料施設として整備・開園しました。
平成18年3月31日まで、運営財団法人米子市福祉事業団が運営主体となり、財団法人米子市公園協会に管理運営を業務委託して運営をしてきました。
この米子市福祉事業団と米子市公園協会の両財団法人が、平成18年3月末で解散となったことで、4月1日から米子市が管理運営を行なっています。
この間の利用者数は、平成11年度の約12万7千人をピークに年々約5,000人ずつ減少してきており、平成17年度は約8万7千人にまで減少しました。
また、「弓ヶ浜わくわくランド」は、日本海沿岸部にあることから、遊具の老朽化の進行が早く、今後、遊具の損傷を防ぐための修繕費がかさみ、遊具の更新取替も必要です。
遊具保全料や運営費などの経費を、遊具使用料などの収入だけではまかなうことができず、開園当初から米子市が赤字補填をするかたちで運営を続けてきましたが、この赤字補填額も増える見込みです。
そのため、米子市では「弓ヶ浜わくわくランド」を今後どうするか、検討してきました。
意見の募集
平成18年6月に、市民の皆さんのご意見を募集したところ、25件のご意見をいただきました。
いただいたご意見は、
続けてほしい…9件
廃止する…14件
(「廃止」の主なご意見)
- 公園自体の運営を考えた緑でたくさんの公園にして欲しい。税金の消費を避けて欲しい。
- 有料遊具はなくて、無料遊具や広場があればよい。
- 観覧車やメリーゴーランドのような大型遊具はなくてもよい。お金をかけないで維持管理のできる公園とする。
判断不能…2件
でした。
これから
平成18年の利用者数は、昨年よりさらに急激に減少しています。
新機種の遊具を導入すれば、入園者は増加するかもしれませんが、多額の費用がかかります。
また、現在ある遊具も、大規模な修繕などを行なわなければ、安全の確保ができません。
民間企業への経営委託や指定管理者制度への移行も検討しましたが、平成18年度から平成24年度までの経費負担は年平均約7,600万円とさらに増え続けることから、これ以上の運営は困難と判断し、またお寄せいただいた皆さんからのご意見も参考に、平成18年度で「弓ヶ浜わくわくランド」を廃止することとしました。(毎年、12月から3月は休園しているため、11月30日で閉園となります。)
なお、廃止後は、有料遊具を撤去し、誰もが利用できる新たな遊具の設置を含め、多目的広場としての再整備を行なう予定です。
市民の皆さんのご意見・ご要望をお寄せください。
掲載日:2006年10月5日