今年度は農作業死亡事故が非常に多く発生し、鳥取県では現在までに、残念ながら7名の方の死亡が確認されています。
- 動力運搬車の下敷きになる
- 乗用型トラクターのロータリーの下敷きになる
- 正規の進路を外れたスピードスプレーヤーと梨の枝に挟まれる
このような事故を防ぐため、農業機械の安全操作について改めて確認し、作業の際は周囲の安全確認とご自身の健康管理にご注意ください。
乗用型トラクターの安全ポイント
- 安全キャブ・フレームを活用するとともに、シートベルトは必ず締めましょう。
- 急な坂道や幅の狭い道の走行では、道の状況を確認しながらゆっくりと進みましょう。
- ロータリーの点検や掃除はエンジンを止めるとともに、落下防止対策をしたうえで行ないましょう。
- ほ場から出るときには、ブレーキ連結を必ず行ないましょう。
- 公道を走るときは、低速車マークや反射板を付けて、自動車から見やすくしましょう.
動力運搬車の安全ポイント
- エンジン始動時は、操作レバーを中立にしてから行ないましょう。
- 前進後退のレバーの位置を確認してから、走行を開始しましょう。
- 後退時にはあらかじめ後ろの状況を確認してから行ないましょう。
- 急な坂道や幅の狭い道の走行では、道の状況を確認しながらゆっくりと進みましょう。
高齢者に対する家庭、地域などでの声かけの推進
- 70歳以上の高齢者の死亡事故、負傷事故が非常に多く発生しています。家庭や地域で農作業安全・事故防止の声かけを行ないましょう。
※歩行型トラクター、刈払機については参考資料を参照してください。
参考資料(
516キロバイト)
掲載日:2021年12月27日