…認定特定建築物の整備を支援します
米子市では、市街地における高齢者等の快適かつ安全な移動を確保するための施設等の整備、高齢者等の利用に配慮した建築物の建築の促進のため、バリアフリー法による 建築物移動等円滑化誘導基準を満たし、米子市の認定を受けた建築物(認定特定建築物)の整備費の一部を補助します。
※昨年度まで実施していた米子市バリアフリー推進事業とは異なる事業になります。
建築物移動等円滑化誘導基準とは
建築物移動等円滑化基準を超え、かつ、高齢者、障がい者等が円滑に利用できるようにするために誘導すべき建築物特定施設の構造及び配置に関する基準のことをいい、この基準に適合した特定建築物の建築等及び維持保全の計画等を作成し、米子市の認定を受けることができます。
建築物移動等円滑化誘導基準の例
- 出入口の幅 90cm以上(直接地上に通じる出入口は120cm以上)
- 廊下等の幅 180cm以上(廊下の状況により緩和・適用除外あり)
- 傾斜路(スロープ)の幅 150cm以上(傾斜路の状況により緩和・適用除外あり)

認定特定建築物シンボルマーク
補助の対象となる建築物
次のような公益的施設を整備しようとする民間の特定認定建築物が対象です。ただし、本事業以外の補助金が交付されている施設は除きます。
※店舗、飲食店、ホテル等専ら商業用に供するものは除きます。
社会教育施設 |
研修施設、スポーツレクリエーション施設等 |
社会福祉施設 |
老人福祉センター、身体障がい者福祉センター等 |
文化施設 |
美術館、博物館、図書館、文化ホール等 |
医療施設 |
病院、診療所等 |
集会施設 |
集会所等 |
※上記以外の公益的施設の整備を検討されている方は、事前にご相談ください。
補助対象者
民間特定建築物の所有者
補助対象内容
(1)屋外の移動システムの整備費
車いす使用者用駐車施設、敷地内通路、誘導用床材(外から受付カウンターまで、階段または傾斜路の上端に近接する廊下等の部分)、段差解消リフト等
(2)屋内の移動システムの整備費 ※原則、特定建築物の受付までの経路が対象
出入口自動ドア、エレベーター、スロープ等
(3)移動システムと一体的に整備される施設の整備費
車いす対応の受付カウンター、車いす使用者用便所等
移動システム及びこれと一体的に整備されるトイレは、公衆のために公開された空間の場合に限る
※特定の施設利用者が使用する場合は、対象外。
補助率
補助率2/3 (国1/3・県1/6・市町村1/6) 補助上限額 750万円
補助上限額の考え方
バリアフリー環境整備費用(誘導基準を満たした出入り口の自動ドア、エレベーターの設置等)
補助対象経費 1,125万円 補助金額 750万円 民間事業者負担 375万円
なお、詳しい補助対象経費につきましては、事前に必要書類とともにご相談ください。
申請の受付
申請期間:令和2年6月1日(月曜日)から6月30日(火曜日)まで
受付窓口:米子市役所本庁舎2階 建築相談課
(電話:23-5227、ファクシミリ:23-5394)
新型コロナウイルスの影響のため、申請方法や申請期間等を急遽変更することがあります。
募集件数
予算の範囲内での対応になります。申請期間内に予算を超える申込みがあった場合には、抽選とさせていただきます。
その他の注意事項
申請に当たっては、補助の対象要件、整備を要する範囲について、必ず事前にご相談ください。ご相談の際には下記の書類を用意いただくようにお願いします。
申請の際にも同様の書類が必要となります。
- 補助対象事業実施計画書
- 米子市バリアフリー環境整備促進事業収支予算書
- 建築物移動等円滑化基準チェックリスト
- 付近見取図
- 対象建築物の配置図、平面図
- 整備を行なう部分の詳細な図面
- 対象建築物の所有者であることが確認できる書類
- 認定特定建築物の認定書の写し
- 見積書
なお、事業の着手(施工業者との契約)は、必ず市の交付決定後に行なってください。
※市の交付決定より前に事業に着手した場合、補助金を受けることはできません。
参考資料
米子市バリアフリー環境整備促進事業補助金手続きのながれ(
110キロバイト)
補助金交付要綱(
167キロバイト)
補助金申請等の様式(
257キロバイト)
補助金申請等の様式 (
225キロバイト)
外部リンク
… バリアフリー法関連情報(国土交通省ウェブサイト)
… 鳥取県福祉のまちづくり条例について(とりネット/鳥取県公式ホームページ)
… 建物のバリアフリー化と補助制度(とりネット/鳥取県公式ホームページ)
お問い合わせ先
建築相談課
電話:(0859)23-5227、ファクシミリ:(0859)23-5394
掲載日:2020年5月25日