中山間地域は、食料生産とともに国土の保全、水源のかん養、洪水防止などの多面的な機能を担っていますが、平地に比べて自然条件や生産条件が厳しいことから、担い手の減少、耕作放棄地の増加などにより、多面的機能の低下が心配されています。
そこで、農業生産条件が不利な中山間地域において、農業生産の維持などの主体的な活動を5年間以上継続して取り組む農業者等に対し、「中山間地域等直接支払交付金」を交付することで支援することとしており、米子市では、平成13年度から継続して実施しています。
このたび、この交付金による取組みなどの実施状況を、中山間地域等直接支払交付金実施要領第12及び中山間地域等直接支払交付金実施要領の運用第16の規定により公表します。
対象地域
旧宇田川村、旧成実村
対象農用地
次の要件を満たす農振農用地区域内の農用地
急傾斜農用地
傾斜度が田で20分の1以上、畑、草地及び採草放牧地で15度以上の一団(1ヘクタール以上)の急傾斜農用地
急傾斜農用地と連担する緩傾斜農用地
急傾斜農用地と連担していて、一団のまとまりを形成している緩傾斜農用地(傾斜度が田で100分の1以上、畑、草地及び採草放牧地で8度以上)
交付金の実施状況
平成29年度は米子市新山地区および米子市淀江町本宮地区、福平地区、北尾地区、中西尾地区、高井谷地区で実施しており、自立的かつ継続的な農業生産活動が可能となるよう、農業生産性の向上、多面的機能を増進する活動などの目標を掲げた協定を策定し、独自性を持って取り組んでいます。
交付金の実施状況の詳細は、次の資料でご確認ください。
【資料】
(資料はPDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)
平成29年度中山間地域等直接支払交付金の実施状況( 73キロバイト)
本宮地区の電気柵設置状況
本宮地区の農地周辺の草刈り作業状況
【参考資料】
(資料はPDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)
中山間地域等直接支払交付金実施要領( 206キロバイト)
中山間地域等直接支払交付金実施要領の運用 ( 708キロバイト)
掲載日:2018年6月8日