後期計画

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後期計画

米子市では平成17年3月に「米子市次世代育成支援行動計画(よなごっこ未来応援プラン)」を策定しましたが、この5年間の子どもや子育て家庭を取り巻く環境の変化を考慮し、前期計画で挙げた各施策の評価・点検を行ない、このたび、後期計画を策定しました。
後期計画の計画期間は、平成22年度から平成26年度までの5年間です。
前期計画で掲げた基本理念『安心して子どもを生み育てられ、子どもがいきいきと個性豊かに育つまちの実現』を軸として、今後5年間の米子市における次世代育成のために必要な活動の行動指針としています。

計画策定の目的

計画書表紙画像

米子市では、平成17年度に「よなごっこ未来応援プラン(前期計画)」を策定しました。
その後5年が経過し、子どもや子育て家庭を取り巻く環境も変化し続けており、その社会情勢の変化を考慮しながら、前期計画で基本施策として挙げた各事業の取組み状況を点検・評価した上で、子育てを取り巻く状況を改善し、米子市は「安心して子どもを生み育てられるまち」となっていくことが望まれます。
平成18年に策定された新米子市総合計画、平成19年に策定され、平成21年に第2期計画が策定された米子市地域福祉計画の理念に基づいて、多くの子どもが生まれ育つ環境をつくり出すために、医療機関が充実していることなど本市の特性を活かしながら、今後5年間の米子市における次世代育成のために必要な活動の行動指針とすることを目的として、この後期計画を策定します。

基本理念

次世代育成支援行動計画は、前期計画5か年、後期計画5か年、合わせて10か年の計画であり、後期計画の策定時には、前期計画期間の5年間での実績や抽出された課題を踏まえた上での検討が必要になります。
その検討の際には、一つ一つの施策を見直し、改善しながらも、軸となる考え方に沿って、次世代育成支援を継続して行なっていくことが重要です。
そのため、後期計画も、前期計画と同様に、男女共同参画社会の形成を促進し、米子市の充実した医療環境や保育サービス、集積する都市機能、豊富な自然環境等、良好な生活環境を活かし、『安心して子どもを生み育てられ、子どもがいきいきと個性豊かに育つまちの実現』を目指すことを基本理念として掲げます。

子育ては、父母、その他の保護者が第一義的責任を持つという基本認識の下に、家庭その他の場において子育ての意義が十分理解され、子育ての喜びを実感できるような地域社会を形成していかなければなりません。また、子どもは一人ひとりがそれぞれ異なる個性を持っており、無限の可能性を秘めています。
したがって、安心して子どもを生み育てることができる環境、子育てを通じて親も子どもとともに成長していける環境づくりを目指し、子どもたちが大人になったときに、生まれ育った米子市で子どもを生み、育てたいと思えるまちの実現を目指します。
さらに、すべての子どもが家庭や地域で育まれ、子どもの人格や権利が尊重され、子どもの心身の発達に応じた適切な養育のもと、思う存分遊んだり、学んだりできる環境をつくり、子どもたちの個性や可能性を無限に伸ばしていくことができるまちの実現を目指します。

基本目標

基本目標も基本理念と同様に、軸となる考え方に沿って、次世代育成支援を継続して行なっていくため、後期計画でも、次のとおり、前期計画と同じ目標を設定します。

(1)地域における子育て支援

市内で活躍する様々な子育て支援グループや施設間のネットワークを強化し互いに連携することで、子育て世代がひとりで悩みを抱え込まず、安心して子育てできるような環境を構築するため、地域における子育てを積極的に支援します。

(2)母子の健康の確保及び増進

母親や子どもの健康を適切に守っていくために、子育てに関する正しい情報を提供し、適切な食生活を確保できるように、米子市の充実した医療環境を活かし、親子ともに健康な子育て環境の充実を図ります。

(3)教育環境の整備

次代の親が子育てに喜びを感じ、子育てに真剣に取り組めるよう、子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境づくり、地域の人々との交流や実際に体験する機会を持つことで、自ら学ぶ環境づくりを目指します。

(4)生活環境の整備

子育て世代を取り巻く、様々な社会的不安に対して、安心して生活でき、子育てを行なう事ができるように、若者が子育てしやすい環境や若者の定住を促進するための生活環境の整備を促進します。

(5)職業生活と家庭生活との両立支援

就労と出産・子育ての二者択一ではなく、子育てと仕事とのバランスが保てるように、多様な働き方の実現および男性を含めた働き方の見直しを推進し、仕事と子育ての両立を支援します。

(6)子どもの安全の確保

子どもが犯罪へ巻き込まれないようにするだけでなく、犯罪を犯さない子どもを育てるために、保護者の自覚を高めることや子育てに関する正しい情報の提供などに努めるとともに、地域で子どもの安全を確保していく社会を目指します。

(7)支援を必要とする子ども等への取組みの推進

支援を必要とする子どもや家庭に対し、適切な支援を図るとともに、きめ細かな取組みを推進します。また、支援を必要とする子どもを地域全体で見守り、すべての子どもが安心して生活できる社会を目指します。

後期計画の推進に向けて

行動計画の推進にあたっては、前期計画に引き続き児童福祉主管課である こども未来課が、関係部局と各施策の実施について相互に連携・調整を図りながら、計画の全体的な進行を把握し、総合的、計画的に取り組んでいくこととします。
また、市民、地域、団体、企業などとの連携・協働をより一層推進し、家庭を築き、子どもを生み育てたい男女の希望を実現し、すべての子どもが健やかに育つ環境を整備していく事も必要です。
さらに、行動計画の実施状況について、毎年、計画の実施状況を把握、点検し、市民に公表するとともに、実施が遅れているものや実施の見直しが求められているものなどには、速やかにその対応について関係部局と協議調整を行ない、各種の施策について、一体的に効果的に実施されるよう、推進を促していきます。

【計画書】

新しいウィンドウ・タブが開きます 「よなごっこ未来応援プラン」後期計画 PDF 2.26メガバイト)

新しいウィンドウ・タブが開きます 「よなごっこ未来応援プラン」後期計画 概要版 PDF 496キロバイト)

計画の進捗状況

米子市次世代育成支援行動計画の実施状況は、米子市次世代育成支援対策協議会で報告・審議されています。

掲載日:2010年5月12日