米子市×米子高専連携プロジェクト
今年度米子市は、米子市×米子高専連携プロジェクトの一環として、建築学科の学生の皆さまと「JR後藤駅周辺のまちづくりに関する共同研究」に取り組んできました。このたび11月20日に米子商工会議所で最終発表会を行ない、建築学科5年生36人が取り組んできた研究成果を発表しました。
取り組み概要
この取り組みは、行政の"生きた素材"を題材にして"まちづくり"の在り方を学び、学生ならではの視点でまちづくりを考えていただき、今後のまちづくりの「可能性」を検討する材料を収集する事を目的としているとともに、まちづくりに学生が参画することで、シビックプライドの醸成への寄与も期待している取り組みとなっています。
最終発表会
とき:令和元年11月20日
ところ:米子商工会議所
隣接する商業施設、駅舎を含む一帯をそれぞれのコンセプトに基づき創造し、創意工夫を凝らしたデザイン5作品(※注)が完成しました。未来を担う学生が、米子のことを考え真摯に取り組んだ成果を地元企業の方々にもご覧いただくため、最終発表会を開催しました。
(※注…当該デザインは、学生の自由なアイデアを得たいという目的から、各種法的規制は考慮していないデザインとなっています。)
5グループが、ポスター・模型・パワーポイントを用いながら、伊木市長ほか約50人の出席者の方々の前でプレゼンテーションを行ない、その後、審査および授賞式を行ないました。
主催・共催・後援
主催:米子市・米子工業高等専門学校
共催:米子商工会議所・西日本旅客鉄道株式会社米子支社・株式会社ホープタウン
後援:米子商工会議所青年部・米子市中心市街地活性化協議会・米子工業高等専門学校振興協力会
審査員(五十音順、敬称略)
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米子市長 伊木隆司
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株式会社ホープタウン 取締役副社長 小西 正剛
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米子商工会議所 専務理事 山根 淳史
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西日本旅客鉄道株式会社米子支社 副支社長 和田 昇司
審査結果
審査員による審査の結果、次のような受賞結果となりました。
最優秀賞
班名:≠ME班
作品名:「トレンドエリアー憧れが満ち溢れた自分が主役の舞台―」
米子市長賞
班名:自転車野郎Aチーム班
作品名:BY BYCICLE―サイクリストの集う町「後藤」―
JR賞
班名:じゃ班
作品名:Welcome to Yonago
ホープタウン賞
班名:BFO班
作品名:商する。人と商業との交流街
米子商工会議所会頭賞
班名:HAP班
作品名:ギムナシオン後藤駅とホープタウンに隣接する空き地にアスレチック施設を計画する提案
当日は、学生の皆さんと地元企業の方々との活発な意見交換も行なわれ、大盛況のうちに最終発表会を終えることができました。
なお、最終発表会で用いたポスターと模型は、11月26日12月5日の期間中、ホープタウン3階広場において展示しています。ぜひご来場いただき、学生たちの研究成果をご覧ください。
掲載日:2019年12月2日