よごれた水がきれいになるまで

家や会社や工場などの、生活の中でつかってよごれた水を、汚水(おすい)っていうんだ。汚水(おすい)をきれいにするところを、下水処理場(しょりじょう)というよ。

水はまわる

海の水は蒸発(じょうはつ)して、雲になって、雨になる。雨の一部は、川にながれたり、地面にしみこんで地下水となったりして、海にもどるよ。また、地下からくみあげられた水は、水道管をとおって、家などに送られるよ。家などからでた汚水(おすい)は、下水道管をとおって、下水処理場(しょりじょう)にいくんだ。下水処理場(しょりじょう)できれいになった水は、海にもどるんだよ。海にもどった水は、蒸発(じょうはつ)してまた雨になるよ。こんなふうに、水はグルグルまわっているんだ。

米子市のよごれた水をきれいにする仕事

米子市では、「公共(こうきょう)下水道事業」と「農業集落排水(はいすい)事業」の2つのしごとをしているよ。  

1．水を使う

わたしたちは、家など生活の中のいろいろなところで、毎日、たくさんの水をつかっているよね。汚水(おすい)は、わたしたちの生活の中から、毎日休みなく出ているんだよ。

みんなで考えよう！ゲスイドウクイズ
 第1問「家の中で水をつかうところはどんなところ？」

 … 第1問のこたえ

2．よごれた水をはこぶ

汚水はどこにいくかということを、考えることは、あんまりないよね。たとえば、台所でつかった水は、どんなふうにながれて、どこにいくのだろう。

みんなで考えよう！ゲスイドウクイズ
 第2問「汚水はどこに行く？」

 … 第2問のこたえ

みんなで考えよう！ゲスイドウクイズ
 第3問「下水道管の大きさはどのくらい？」

 … 第3問のこたえ

3．よごれた水をきれいにする

下水処理場(しょりじょう)は、水をきれいにする工場みたいなところだよ。微生物(びせいぶつ)がよごれを食べて、水をきれいにしてくれるんだ。きれいになった水は、海や川、湖にながすよ。よごれた水をそのまま海や川、湖に流せば、魚が住めなくなったり、いやなにおいがしたり、人の健康にも悪いえいきょうをあたえてしまうんだ。

みんなで考えよう！ゲスイドウクイズ
 第4問「米子市に下水処理場(しょりじょう)はいくつある？」

 … 第4問のこたえ