「米子市美術館」の事業報告書

令和4年度における「米子市美術館」の管理運営は、指定管理者制度を適用して行ないました。
地方自治法第244条の2第7項の規定に基づき、指定管理者から事業報告書が提出されましたので、その内容を公表します。

対象施設の名称

米子市美術館

指定管理者の名称

一般財団法人米子市文化財団

事業報告書

 令和4年度米子市美術館事業報告書 （ 300キロバイト）

事業報告書の概要

管理業務の実施状況

（1）施設管理の充実として

（2）利用者サービスの向上及び施設管理の充実として

• 特別共催展「MINIATURE LIFE展 ～田中達也 見立ての世界～」では作家の直筆画やサインを会場内各所に展示、またフォトスポットを設け来場者自ら撮影して楽しめる催しとして好評を博しました。また撮影された展示風景がSNSで拡散され集客につながり、開館以来歴代5位29,362人の来場者を記録しました。
• 郷土作家の調査研究の成果として、伯耆町生まれ米子北高出身の版画家・鈴木康生を取り上げ、企画展「鈴木康生 木口木版～暗闇に光を刻む～」を開催。作家による実演やワークショップを行ない木口木版の技法や特徴、魅力を紹介しました。あわせて作家によるオリジナル版画付き図録を発行、販売しました。 
• AIR475（エアヨナゴ）と共催し、現代美術家・岡田裕子と三田村光土里のレジデンス成果発表展として、当館では岡田による「岡田裕子 いま、ここにいます」を開催。米子高専、島根大学、山陰歴史館の連携協力のもと動く彫刻や、昭和期と現在の米子がシンクロするビデオインスタレーションなどを展示。会期中の公開制作により来場者との交流の機会も提供することができた。受付や会場内の看視については高専生、島大生とともに当館サポーター（ボランティア）により行ないました。
• 山陰歴史館と「山陰線開業120年の歴史」を共催し、鉄道ファンが美術館を訪れる貴重な機会となりました。鉄道のまち・米子の鉄市実行委員会の協力により会期中の土日を中心にNゲージ(鉄道模型)の展示運転も開催し、子どもから大人まで楽しめる催しとなりました。開催時期を鈴木康生展、AIR475展と合わせることで相乗効果により誘客を図りました。
• 特別企画展「満田晴穂 JIZAI」では米子生まれで国内唯一の自在置物作家である満田晴穂をとりあげました。会場の展示風景を含めた全出品作品を収録した図録を製作し通信販売の便宜を図りました。来場者による展示作品の撮影を可能としSNS等による広報、集客に努めました。
• ポストカード・図録以外の新しいオリジナルグッズとして美術館のロゴマークや収蔵作品のイメージをあしらったトートバッグ4種、クリアファイル1種を製作販売しました。好評につき、トートバッグは追加製作しました。

自主事業の実施状況

 ※自主事業の収入は、指定管理者の収入になっています。

施設の利用状況と使用料の収入実績

※貸館件数、利用日数、利用者数の合計は重複しているものを除いています。
※使用料収入は、指定管理者の収入になっています。

管理業務の実施に係る収支状況

収入額の合計…71,447,665 円
（うち指定管理料58,981,000 円）

支出額の合計…71,447,665 円

ご意見・ご質問

事業報告書の内容についてのご質問は…

文化振興課  電話：（0859）23-5437

指定管理者制度についての一般的なご意見・ご質問は…

調査課  電話：（0859）21-7463