”「治せる」ドクターになって、
大好きな米子に貢献したい。”
「医大通り」など地域に親しまれる鳥取大学医学部附属病院で昨年4月から勤務されている西川さんは、京都出身。お父さんが鳥取市出身とのことですが、ここ米子市には縁もゆかりもありませんでした。
そんな西川さんが米子で勤めるようになったきっかけは、研修医時代に出席した学会で出会った、同病院の泌尿器科の先進的な研究でした。
地方の病院でありながらロボット手術に力を入れているところや、「アンドロロジー(※注)」研究に歴史があり、現在も研究員を擁しているところに惹かれ、「この病院で働きたい」と当地をチャレンジの場に定めました。
西川さんは、鳥取県内で現在2人しかいない女性泌尿器科医。
平日は手術や診察、土日は待機当番や回診と、多忙な毎日。しかし「女性泌尿器科医の絶対数が少ないぶん、難しいシーンに直面できる機会も多く、やりがいを感じます」と力強く前を見据えます。
「米子の人はみな優しい」。上司や同僚、そして患者さんの優しさに救われることが多いと言う西川さん。
休日には皆生温泉を満喫し、「春になったら”しろやま”に登ってみたい」と話すなど、移住1年目にして早くも米子への愛着が伺えます。
「患者さんに思いやりを持つのは当たり前。根拠に基づいた治療、知識に基づいた技術を培い、大好きな米子に貢献したい」と笑顔で思いを語ります。
※注)アンドロロジー … 雄性学。男性ホルモンであるアンドロゲンに関する研究。
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… 鳥取大学医学部附属病院