公共下水道事業

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公共下水道事業

米子市の公共下水道事業の平成27年度の主な経営指標の要因や今後の取組みなどについて、比較分析結果をお知らせします。

新しいウィンドウが開きます 平成27年度決算 経営比較分析表(PDF版)PDF 262キロバイト)

「類似団体」とは…

東京都及び政令指定都市を1類型とし、その他の市町村について、処理区域内人口、処理区域内人口密度、供用開始後年数をもとに類型化したグループです。
27年度の米子市の公共下水道は、処理区域内人口が前年度から1,613人増えて10万936人となったため、27年度は10万人以上の市町村のグループに変更になりました。
米子市と同じグループの類似団体は、処理区域内人口が10万人以上、処理区域内人口密度が1ヘクタール当たり50人以上、供用開始後の年数が30年以上の市町村です。


経営比較分析(平成27年度決算)

鳥取県米子市(平成28年3月31日現在)

人口 149,731人
面積 132.42平方キロメートル
人口密度 1,130.73人/平方キロメートル
処理区域内人口 100,936人
処理区域面積 22.27平方キロメートル
処理区域内人口密度 4,532.38人/平方キロメートル
比較分析の内容
収益的収支比率

総収益 ÷(総費用+地方債償還金)× 100(単位:パーセント)

使用料収入や一般会計からの繰入金などの収益で、総費用に地方債償還金を加えた費用をどの程度賄えているかを表す指標で、100パーセント以上となっていることが必要です。
地方債の償還が現在ピークを迎えていることから88.25パーセントとなっており、今後も更なる経営改善を図っていく必要があります。

米子市の指数:88.25

  • 類似団体内の平均…-
  • 全国市町村の平均…-
企業債残高対事業規模比率

(企業債残高-一般会計負担金を除く)÷(営業収益-受益工事収入-雨水処理負担金)×100(単位:パーセント)

使用料収入に対する企業債(地方債)残高の割合で、企業債残高の規模を示す指標です。現在も年次的に整備を継続していますが、企業債残高は年々減少しており、企業債残高対事業規模比率も減少傾向にあります。

米子市の指数:661.47

  • 類似団体内の平均…854.16
  • 全国市町村の平均…776.35
経費回収率

使用料収入 ÷ 汚水処理費用(公費負担分を除く) × 100(単位:パーセント)

使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているかを表した指標で、使用料水準などを評価することが可能となる指標であり、100パーセント以上であることが必要です。
本市は118.03パーセントであり、汚水処理に係る経費を使用料で賄っており、全国市町村の平均及び類似団体内の平均を上回っています。 
 

米子市の指数:118.03

  • 類似団体内の平均…96.37 
  • 全国市町村の平均…98.53
汚水処理原価

汚水処理費用(公費負担分を除く)÷ 有収水量(単位:円/立方メートル)

有収水量1立方メートル当たりの汚水処理に要した費用で、汚水処理に係るコストを表した指標です。本市の指標は、全国市町村の平均よりは高いものの、類似団体内の平均よりも低い原価となっています。

米子市の指数:158.38

  • 類似団体内の平均…162.65
  • 全国市町村の平均…139.70
施設利用率

晴天時一日平均処理水量 ÷ 晴天時一日処理能力 × 100(単位:パーセント)

施設・整備が一日に対応可能な処理能力に対する、一日平均処理水量の割合で、施設の利用状況や適正規模を判断する指標であり、一般的には高い数値であることが望まれます。
公共下水道の整備済み面積は、平成27年度末で全体計画面積の67.77パーセントであり、現在も年次的に整備を継続していることから、全国市町村の平均及び類似団体内の平均を大きく下回っています。今後とも普及促進活動等により、下水道資産の有効利用に努めていく必要があります。

米子市の指数:42.69

  • 類似団体内の平均…66.63
  • 全国市町村の平均…60.01
水洗化率

現在水洗便所設置済人口 ÷ 現在処理区域内人口 × 100(単位:パーセント)

下水道が利用できる地域で、実際に水洗便所を設置して下水道を使っている人口の割合を表した指標で、100パーセントとなっていることが望ましいものです。
類似団体内の平均及び全国平均に比べても低いことから、より一層の普及啓発活動に努め、収入の増加に努める必要があります。

米子市の指数:88.07

  • 類似団体内の平均…93.38
  • 全国市町村の平均…94.73
管渠改善率

改善(更新・改良・修繕)管渠延長 ÷ 下水道管渠延長 × 100(単位:パーセント)

当該年度に更新した管渠延長の割合を表した指標で、管渠の更新ペースや状況を把握できます。
平成27年度末で、平均耐用年数である50年に達した管渠はなく、必要に応じて維持補修等を行なっています。今後は更新・補修事業費が増大していくことが見込まれるため、管渠の現状を把握・分析し、適正な維持管理・延命化を計画的に行なっていく必要があります。

米子市の指数:0.19

  • 類似団体内の平均…0.28
  • 全国市町村の平均…0.41
掲載日:2018年4月5日