選挙管理委員会の仕事
選挙管理委員会では、米子市の市長さんや市議会議員さんをだれにするか決めるときに、選挙が正しく行なわれるように準備をしたり、選挙の管理をしたりしているんだ。
それから、多くの人に選挙に関心をもってもらい、みんなに投票してもらうためによびかけをしたり、選挙ポスターをぼしゅうして展示したりする仕事もしてるよ。
ところで選挙ってなに?
市役所の仕事は、みんなが安心して生活できるように、いろいろなきまりをつくったり、道路や公園、学校なんかもつくったりしている。
でもそのためには、どんなきまりをつくるのかということや、たとえば学校をつくるのであれば、いつどこにどんな学校をつくるのかを決めなくてはならないよね。
だけど、米子市に住んでいる人が全員集まって話し合って決めるのはとてもむずかしい。
だから、わたしたちは自分の考えに近い人を選んで、わたしたちのかわりに話し合いをしてもらい、いろいろなことを決めてもらっているんだ。
このわたしたちの代表を決めるのが「選挙」だよ。
選挙ってどうやってするの?
18才になると「選挙権」といって、選挙で投票することができるようになるんだ。
「投票」とは、選挙に出ている人(みんなの代表になりたいと考えている人)の名前を投票用紙に書いて投票箱に入れること。そして、たくさんの人に投票用紙に名前を書いてもらった人がみんなを代表する人に選ばれるんだ。
選挙の種類
選挙にはいろいろな種類があるよ。
みんなの身近なところでは、米子市民を代表する人を決める米子市長選挙や米子市議会議員選挙があるよ。
そのほか、国会議員を決める国の選挙や鳥取県知事選挙、鳥取県議会議員選挙なんかもあるんだ。
選挙の種類 |
選挙で選ばれる人 |
国の選挙 |
|
都道府県の選挙 |
- 都道府県知事(鳥取県の場合、鳥取県知事)
- 都道府県議会議員(鳥取県の場合、鳥取県議会議員)
|
市町村の選挙 |
- 市町村長(米子市の場合、米子市長)
- 市町村議会議員(米子市の場合、米子市議会議員)
|
これからおとなになるみんなへ
ここまで選挙についていろいろ勉強してきたけど、選挙とは、自分の考えを代表してくれる人を選び、投票用紙にその人の名前を書いて投票するものであること。
そして、その一人ひとりの投票が、よりよい社会をつくっていくことにつながっているということがわかったよね。
選挙は、社会に参加するためのたいせつなチャンスなんだ。みんなも18才になったら選挙に行こうね。投票することは、自分の考えをきちんと社会に伝えることなんだ。
もちろんみんなの中には、代表する人として選挙に立候補したいと思った人もいるはず。18才をすぎて一定の年れいになると、選挙に立候補することができるんだ。
ここでは、市長について説明するよ。市長は25歳から立候補することができるんだ。みんなの中から、りっぱな市長さんが誕生するかもしれないね。
「めいすいくん」のプロフィール
「めいすいくん」は、明るい選挙のイメージキャラクターで、日本全国で活やくしてるよ。
投票箱のまねをしたキャラクターで、頭には投票用紙を入れる口をあらわす2本のたてじま、しっぽにはカギがついているんだ。そして、せなかには、明るい選挙をめざすための羽もついてるよ。
ちなみに、ぼくの名前は、「明るい選挙推進運動」を短くして、「明推」と書いて、それを音読みにして「めいすい」という名前をつけてもらったんだ。