議案説明記者会見(令和3年8月26日)

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議案説明記者会見(令和3年8月26日)

 令和3年8月26日(木曜日)

内容

  • 令和3年米子市議会9月定例会議案説明


幹事記者:

それでは、定刻となりましたので、市長からお願いします。


【資料】
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1PDF337 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第78号関係資料)PDF75 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第79号関係資料)PDF73 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第83号関係図面)PDF1.8 メガバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第84号関係図面)PDF436キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第85号関係図面)PDF123 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-1(議案第86号関係資料)PDF95 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-2PDF105 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-3PDF167 キロバイト)
新しいウィンドウ・タブが開きます資料-4PDF148キロバイト)

市長:

それでは、私のほうから9月定例会における議案説明のうち、予算に関する点を中心にご説明したいと思います。後ほど、細かい点につきましては担当から説明をさせていただきます。
今回の9月定例会の補正予算ですが、やはり中心は、コロナ対策に関するものと、7月に発生した大雨による土砂災害に関する対応の2点が大きな柱になっております。

お手元の資料2「令和3年度専決処分の概要」をご覧ください。これは専決に関する予算案の上程でございます。
先般、米子市内で繁華街における営業時間短縮要請があった際に、その短縮要請のエリア外でも経済的な影響があったことから、エリア外に所在する店舗に対して支援を行なうこととして専決させていただいたものです。

資料3「令和3年度9月補正予算の概要(先議分)」が、先議分予算として、議会開会初日に審議をいただき、議決をお願いするものです。
衛生費として、「新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業」を挙げておりますが、これは10/ 10が国費で賄われるものでございます。
また、農林水産業費として「大雨被害農作物緊急防除支援事業」を挙げておりますが、これは7月の大雨による土砂災害に関する対応でございます。
そして商工費ですが、こちらがコロナ対策における経済対策の部分でございます。融資利子補助事業が約213万円、加えてこの度の時短要請等に伴い痛手を受けておられる飲食店に対する支援として、5月にも実施した「よなごを元気に!飲食店応援事業」をさらに拡充する形で、4,500万円の予算を計上いたしました。
また「地産地消物産展開催事業」を計上しています。これは、例えばお土産物需要等が大変厳しい状況ですので、それについての支援を行なうため、特に食べ物を中心とした当地における様々な物産の催しを開催する経費でございます。
土木費といたしまして榎原地区の斜面崩壊対策を、また道路の災害復旧費として4,760万を計上しています。

次に、資料4「令和3年度9月補正予算の概要」をご覧ください。
金額の大きな項目として、財政調整基金に5億4,700万円を計上しております。これは、令和2年度の決算を行なう中で発生した決算剰余金の約半分を、財政調整基金に積み上げるものでございます。
民生費における障がい者福祉施設の整備費、小規模介護医療院整備事業につきましては、地域における施設の取り組みを助成するものでございます。

私からは以上といたしまして、総務部長から補足をさせていただきます。

総務部長:

市長から予算について主要なところは全て説明をさせていただいたところでございますが、資料1の議案第80号(米子市組織条例の一部を改正する条例の制定について)について1点補足をさせていただきます。
かねてご説明申し上げておりました「(仮称)こども総本部」を、いよいよ新たな部として設置しようとする議案でございます。

この新しい部の名称をどう設定するかにつきましては、議員の皆様から様々なご意見をいただきながら検討を重ねたところでございます。これにつきましては、子どもに関することを一体的に対応していくという部のコンセプトを最も端的に表していること、またシンプルで覚えやすい名称であることから「こども」というキーワードに万感の思いを込めつつ、制度及び国の所管省庁の違いを超え、教育と福祉が一体となって行なう切れ目のない支援体制の中枢であるという点から、名称に初めて「総本部」をつけ、「こども総本部」としたところでございます。

補足説明は、以上でございます。


幹事記者:

では、まず先議、専決も含めた全ての補正について、質問のある社はお願いします。

記者:

質問ではなく要望ですが、「よなごを元気に!飲食店応援事業」の資料がありましたら、後ほどいただきたいと思います。

記者:

関連して、「よなごを元気に!飲食店応援事業」の拡充についてです。
まだコロナのクラスターが発生している状況で、実際に事業を始めるタイミングというのは非常に難しいと思いますが、事業開始時期の予定があれば教えていただければと思います。

市長:

この事業については、5月に一度補正予算を計上しまして、7月に事業を開始いたしましたが、7月中旬頃に米子市内の繁華街においてクラスターが発生したことを受け、一旦中止をすることにいたしました。それ以来、この地域には、鳥取県から新型コロナ警報や、「特措法に基づく外出及び県境をまたぐ移動の自粛に係る協力要請」が9月12日までの予定で発出されている状況が続いております。
一方で、この「よなごを元気に!飲食店応援事業」は、あくまでコロナ対策を取られている認証店や協賛店を対象にしており、かつ、飲食を行なう人数制限といった、このコロナ禍であっても食事が行なえるスタイルの履行を前提としたキャンペーンでございます。

現時点においての一つの目安として、この「外出及び県境をまたぐ移動の自粛に係る協力要請」が予定どおり9月12日で終了した場合には、その機会が事業開始のタイミングになり得ると考えております。

記者:

ありがとうございました。もう1点、専決処分の「営業時間短縮要請に伴う米子市飲食事業者等特別支援金」について、今の申請状況といった最新の情報が分かれば教えてください。

商工課長:

特別支援金は7月30日に専決処分をしたところですが、これの受付につきましては、8月11日から開始をしたところでございます。
現在の申請件数は28件となっております。
第1回目の支払いにつきましては9月1日を予定しておりまして、申請から支払いまでの必要日数は2週間ないし3週間を見込んでおりますが、可能な限り2週間以内に支払いを行ないたいと考えております。
まだ広報が足りていない点もございましたので、営業許可を受けておられ、かつ自粛要請エリア外に所在される約570店舗の飲食店に対しまして、8月19日に紙媒体で郵送を行ない、本事業の広報を行ったところでございます。

幹事記者:

そうしますと、補正以外の議案について質問がある社があればお願いします。
よろしいですか。
では、議案に関係ない、その他の質問がある社があればお願いします。

記者:

市長の全体的な思いをお話しいただきたいと思います。
どういった点に力を入れた予算編成であるかということと、コロナ対策について「こういうふうに進めたいと思っているから、ぜひこういう協力をお願いしたい」という市長の思いが伺えたらと思います。
まず、今回の予算編成、補正に当たっては、どのような点に重点を置かれましたでしょうか。

市長:

今回の9月の補正予算ですが、現下の新型コロナウイルス感染症対策に様々な予算を計上させていただいております。
大きくは、ワクチン接種をはじめとした感染拡大防止対策と経済対策に分かれており、現状の中でも行なえる支援を行なっていこうという考えで、このたびの予算計上となっております。

もう一つは、7月に発生しました大雨の影響による土砂災害等の復旧作業につきましても予算を計上しており、できるだけ速やかに対応していきたいと考えております。

記者:

特にコロナ対策については、米子市で独自にこういう工夫をしたので、ぜひこういうご理解を願いたいということがあればお願いします。

市長:

拡充という形で、飲食店に関する応援事業を計上させていただいております。
7月に発生しました市内繁華街でのクラスターを受け、営業時間の短縮要請が行なわれたことに伴い、飲食店におかれては大きな打撃を受けておられます。
このコロナ禍の中であっても飲食が行なえるスタイルを前提として、あるいは感染対策を施した状況を前提として、市として可能な応援をさせていただきたいと考えているとこでございます。

幹事記者:

よろしいですか。では以上で終了します。ありがとうございました。

掲載日:2021年9月6日