まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(令和元年10月)

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まちなかを巡るモニターツアーを開催しました(令和元年10月)

令和元年10月26日、今年度1回目となる「まちなかを巡るモニターツアー」を開催しました。
今回は、「米子のまち ナイトウォークツアー」と題して、モニターツアーで初めて、夜のまち歩きを行ないました。
ルートは、彫刻ロードから、市内各所で行なわれていたライトアップポイントを経由して、加茂川広場で行なわれました野外映画祭「ナイトシアターin城下町」までのまち歩きを楽しみました。

出発は、米子市文化ホール。文化ホール多目的広場から、コンベンションセンター前、加茂川沿いまでの彫刻群を、米子市美術館の学芸員による素晴らしい解説を聞きながら歩きました。
文化ホール前で集合 説明をきく参加者

集合の時間にはまだ明るかった空が、通り雨も降り、すぐに暗くなりましたが、ポイントをライトで照らしながら、彫刻を鑑賞しました。
彫刻を撮影する参加者 雨に濡れる彫刻
ライトアップされた彫刻 彫刻を見上げる参加者

加茂川沿いの彫刻には特別にライトアップをしました。普段とは違う彫刻の景色は、とても斬新に感じました。
暗がりで照らされる彫刻 彫刻の前で説明を聞く参加者

また、米子城の石垣付近に生えていた危険木が伐採され、加茂川沿いから、ライトアップされた米子城を美しく見ることが出来ました。
ライトアップされた米子城跡 ライトアップされた米子城跡その2

参加者からは、「彫刻の見方が少しわかっておもしろかった」、「夜だったので、昼間もう一度見に来ようと思った」、などの声をいただきました。

続いて、旧加茂川の観光スポット「白壁土蔵」に進みました。ここでは米子市の伝統工芸「淀江傘」を使ったライトアップが行なわれていました。
白壁土蔵がライトアップされています 白壁土蔵の前でライトアップされる淀江傘

淀江傘は大正時代、西日本のみならず関東、東北まで計32県に出荷され、戦後の傘不足の折には年間生産量50万本にも達する大きな産業だったと解説を聞きました。
白壁土蔵のライトアップは来春、桜の開花時期にも開催予定だそうです。

最後に、加茂川広場で行なわれた野外映画祭「ナイトシアターin城下町」に到着。
イベントを企画した米子市観光課の職員から解説を聞き、その後ツアー参加者は、短編映画の鑑賞や屋台、ワークショップを楽しみました。
会場は、米子高専建築学科の学生が作成した竹を使ったオブジェや長椅子が置かれており、普段とは違う空間を堪能しました。
ナイトシアターの説明を聞く参加者 ナイトシアターをみんなで鑑賞

ツアーの感想には、「夜なのでゆったり歩きやすい」「普段なかなか見ることのできない夜のイルミネーションなどが面白かった、違う夜ツアーもやってみたい」との声をいただきました。

掲載日:2019年11月7日