自転車は身近な交通手段として幅広い年齢層に利用されていますが、近年、乗用中のスマートフォン等の使用(いわゆる「ながら運転」)など危険につながる運転が目立っています。
高額な賠償金の支払いを求められることも
自転車事故による負傷者数は減少傾向にあるものの、自転車側に責任のある事故の割合は増加傾向にあり、歩行者や自転車同士の接触事故による重症や死亡などに至る事例が全国で散見されます。中には、数千万円と高額な賠償金の支払いを命じられた判例が出るなど、自転車を取り巻く環境に変化が見られます。
鳥取県の取り組み
鳥取県では支え愛交通安全条例を制定し、障がい者・高齢者・子どもの交通弱者への思いやり運転の推進のほか、自転車利用者の歩行者等に対する安全配慮、事故に対する備えとして自転車損害賠償責任保険等(共済含む)への加入促進を記載し、交通事故のない鳥取県をめざしています。
米子市の取り組み
米子市においては、関係機関等と連携し交通安全運動期間中における街頭広報やマナーアップ広報などの啓発のほか、交通安全指導員や交通安全えがおの会の皆さんの交通誘導や指導などにより、交通安全の推進に努めているところです。
自転車を運転するときは
自転車を運転するときは、『自転車安全利用五則』を守って安全運転に努めるとともに自転車損害賠償責任保険等に加入して万一に備えましょう!
自転車安全利用五則
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自転車は、左側が原則、歩道は例外
- 車道は左側を通行
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
- 安全ルールを守る
- 子どもはヘルメットを着用
掲載日:2019年8月27日