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日本脳炎予防接種・病気の説明とワクチン

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日本脳炎予防接種・病気の説明とワクチン

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスの感染で起こります。人から人へ感染することはなく、ブタなどの動物の体内で増殖された日本脳炎ウイルスがそのブタを刺した蚊(主にコガタアカイエカ)を媒介として人に感染する病気です。
流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全体に分布しています。蚊の動きが活発になる夏には特に注意が必要です。
ほとんどの人は感染しても気がつかない程度ですんでしまいますが、ごくまれに発病し、発病率は100から1000人に1人程度と考えられています。
症状は数日間の高熱、頭痛、嘔吐などに引き続き、急激に光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、神経系障害(脳の障害)などを生じます。
発病すると死亡したり後遺症が残ることもあります。
以前は小児、学童に発症していましたが、予防接種の普及などで減少し、最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に患者が発生しています。

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)は、製造の初期段階で米国又は日本産ウシの血液由来成分、動物種及び原産国が明らかでない乳由来成分を使用しています。薬事法に基づく承認の際に、理論的なリスク評価を行ない一定の安全性を確保する目安に達していることが確認されているなどのことから、当該ワクチンによるTSE(伝達性海綿状脳症)伝播のリスクは極めて低いものと考えられています。

TSE(伝達性海綿状脳症)

一般にウイルス感染後、あるいはワクチン接種後に、まれに発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常数日から数週間程度で、発熱、頭痛、けいれん、運動障害などの症状がでます。

【参考】
リンク(新しいウィンドウで開きます) 国立感染症研究所感染症情報センター:日本脳炎

副反応について

副反応としては2日以内に37.5℃以上の発熱が100人中2人以下に認められ、接種局所の発赤・腫脹(はれ)は100人中9人以下です。発疹も100人中1人にみられ、圧痛もまれにみられます。
また、日本脳炎ワクチン接種の70万~200万回に1回程度、極めてまれにADEM(急性散在性脳脊髄炎)が発生すると考えられています。

ADEM(急性散在性脳脊髄炎)

一般にウイルス感染後、あるいはワクチン接種後に、まれに発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常数日から数週間程度で、発熱、頭痛、けいれん、運動障害などの症状がでます。

予防接種を受けたあとの注意事項

  • 予防接種を受けたあと30分間は、接種会場でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間に起こることがあります。
  • 日本脳炎ワクチンは不活化ワクチンです。接種後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
  • 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、わざと接種部位をこすることはやめましょう。
  • 接種当日は、はげしい運動はさけましょう。
掲載日:2011年3月10日