令和5年2月23日(祝・木曜日)、午前10時から(公財)日本自然保護協会登録の自然観察指導員、米子市文化振興課学芸員を案内人として、史跡米子城跡の自然観察会が開催されました。
スタッフも含め、20人の参加者は、春を待つ生き物たちとの出会いを楽しみました。この時期に花をつけるビワやツバキなどを観察したり、樹形の意味を考えたりしながら城山を歩きました。米子城跡整備の一環として、支障木伐採や登城路の整備工事中で、一部ルートを変更しながらの観察会となり、眺望を楽しむ一方で、変わっていく城山を残念がる声もあがりました。来城者の安全と自然保護、どちらも大事だからこそ、バランスの取れた整備を進めていくことが重要だと感じました。
城山の生き物を、見て、触って、感じることができる城山自然観察ツアー、次回は6月の開催予定です。
観察会当日の様子
1.広葉樹と針葉樹、木の形にも意味があります。
2.光を獲得しようと明るいほうに伸びる枝
3.ツワブキの種が飛びそう
4.落ち葉は菌や微生物によって分解されて土になっていきます。
5.何の種かな?
6.冬に花芽と実がつくキリ
7.ビワも花盛りです
8.天守台で米子城の立地を説明
9.サクラの樹皮の木目に沿って生えるキノコ
10.吹き飛ぶ準備万端!テイカカズラの種
11.ミノムシ発見!
12.引き潮で現れた中海の海水浴場の飛び込み台
掲載日:2023年3月9日