”一番大切なのは、
野球を楽しむこと”
プロ野球巨人所属の岡本選手とロッテ所属の山本選手は、共に米子市の少年野球チーム「米子ボーイズ」出身。かつて同じチームで汗を流した2人は昨年、それぞれ育成枠でプロ入りを果たしました。
山本選手が中学時代に所属した総合型地域スポーツクラブ「あいだクラブ」の総監督・米田さんの主催で、米子市民球場での2人の公開練習が、昨年12月に実現しました。
プロの世界に入り、山本選手は「技術以外にも、けがをしないための体のケアや準備の大切さを学んだ」と、野球に対する意識が変わったと言います。岡本選手は「けがも経験したが、トレーニングや練習を経て、体が成長したのを感じる」と、昨年を振り返ります。
公開練習の合間には、米子の球児たちと交流する場面も。2人は「野球を楽しむことが一番大事」と、後輩たちにエールを送ります。
1軍の試合に出場できる支配下登録をめざす2人。今後について、山本選手は「自分の強みであるバッティングでチームのピンチを救える選手になりたい」と意気込みます。岡本選手は「支配下登録に向けて、まずは2軍の試合で成果を出したい」と、目標に着実に向かいます。
今回、久々に再会した2人は、球児だったころと同じようにキャッチボールを楽しみながら、それぞれに大志を抱き、来季の活躍を誓い合いました。
掲載日：2022年2月25日