ロタウイルス予防接種・病気の説明とワクチン

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ロタウイルス予防接種・病気の説明とワクチン

ロタウイルス感染症とは

 

ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ごろ)にかかりやすい病気です。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。脱水がひどくなると点滴が必要となったり、入院が必要になることがあります。5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。

ロタウイルスワクチンについて

  • ロタウイルスワクチンは液体であり、経口による接種を行ないます。飲むワクチンです。
  • 初回接種は生後14週6日までに接種してください。生後15週0日以降に受けることは安全性の観点からお勧めしていません。
  • ワクチンは2種類(2回接種のもの・3回接種のもの)ありますが、どちらのワクチンも定期接種の対象になります。
  • 2種類のワクチンの有効性は同等と考えられています。最初に接種したワクチンと同じ種類のワクチンで接種を完了してください。
  • 接種後に吐き出した場合でも、再度の接種は必要ないと考えられます。少量でも飲み込んでいれば一定の効果があることや、ワクチンは複数回接種することになっており、一連の接種で効果が期待できることから、吐き出した場合でも1回の接種と考えてください。

副反応について

接種当日の重い副反応としてまれにアナフィラキシー症状(ワクチンへのアレルギーによる発疹、呼吸困難など)が起こる可能性があるため十分な観察を行ってください。
接種を受けてから約1週間~2週間の間は、腸重積症のリスクが通常より高まるとする研究報告もあります。

 

腸重積症とは

腸重積症は、ロタウイルスワクチンの接種に関わらず、乳幼児がかかることのある疾患で、まれな病気ではありません。0歳児は、月齢が進むと腸重積症にかかりやすくなります。

症状としては、「突然はげしく泣く」、「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」、「嘔吐する」、「血便がでる」、「ぐったりして顔色が悪い」などがあります。

これらの症状が一つでも見られた場合や、いつもと様子が違う場合は速やかに医療機関を受診してください。

掲載日:2020年10月1日