よなごびと第10回「森卓也さん(男子座位砲丸投げ選手(鳥取パラ陸上競技協会、養和会))」

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よなごびと第10回「森卓也さん(男子座位砲丸投げ選手(鳥取パラ陸上競技協会、養和会))」

”健常者のときと、障がい者になってから。
2つぶんの人生を楽しめている。”

森さん メインビジュアル

森さんは、米子が誇る座位砲丸投げの日本記録保持者。
昨年10月に開催された障がい者の総合スポーツ大会、ジャカルタ・アジアパラ大会では日本代表として、5位入賞を果たしました。
そんな森さんの出身は、神戸市。阪神・淡路大震災で自宅が損壊し、地縁のない米子に移住しましたが、先天性の病気が発症し、闘病の末に30代で車いす生活に入りました。

  投てき台に体を固定し、競技に臨む森さん

その背景は波乱万丈ですが、本人は明るく米子での生活を満喫中。
「被災の後も、本当は2、3年で帰るつもりが、居着いてしまいました。食べ物もおいしいし、人が温かい」と、笑顔を見せます。
普段の暮らしでも障がいが原因で困ることは滅多になく、困ることがあっても、それも楽しめているのだそう。
座位砲丸投げの魅力を尋ねると、「単に投げるだけなのに、砲丸は4kgの重さがあるので意外と飛ばない。上半身の動きだけでも工夫やトレーニングで大きく結果が変わる」と、一層楽しそうな笑顔で語ってくれました。

  職場でトレーニングを重ねる森さん

昨年、日本人の壁でもあった9m越えの記録を更新した森さん。目標は東京パラリンピック出場を掲げます。
「応援してくれる方々に結果で恩返しをしたい。自分が投げているところをいろんな人に見てもらい、自分がスポーツからもらってきた感動を今度は発信したい」。
かつてスポーツに救われたアスリートは、笑顔の投てきを誓います。

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掲載日:2019年9月26日