平成30年10月下旬に、小学校高学年向けのAコースと低学年向けのBコースの2つに分けて、親子ペアで市内の観光スポットをめぐる「よなご探検ツアー」を実施しました。
よなご探検ツアーについて
よなご探検ツアーは、
- 子どもたちに米子の魅力を発見(再発見)してもらいたい!
- そして、みなさんがツアー中に写真に収めたものや米子の景色を米子市内外に向けて発信し、多くの人に米子の魅力を知ってもらいたい!
という思いから生まれました。
実施概要
Aコース(10月20日)
Aコースは、市内の親子10人が参加しました。
加茂川遊覧船で中海をクルージング
加茂川遊覧では、白壁土蔵前から下町の古い家並みをながめながら旧加茂川を下り、中海に出るとまずカモメのエサやりを楽しみ、昭和初期まで料亭があったという島「萱島(かやしま)」を回り、湊山公園や米子城跡を望み、深浦橋をくぐって新加茂川、彫刻ロードを巡りました。
乗船した全員が初めての体験で、いつもと違う角度からの米子の景色を楽しみました。
米子の城下町・城山をガイドの歴史説明付きで散策
船から降りると次は米子城へ「城攻め」です。城下町よなごの随所に点在する史跡を、解説を聞いて昔の姿を想像しながら順番に巡りました。普段何気なく通り過ぎている建物やお地蔵さんも、歴史を聞くことで彩りが加わり、別の角度から眺めることができました。
晴天に恵まれ、大山・日本海・中海を望む頂上からの360度のパノラマは最高!天守閣のあった時代に思いをはせました。
とっとり自然環境館でソーラー発電所見学やクイズラリー
午後からはバスに乗り、ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク内のとっとり自然環境館へ。ガイダンスのあと施設を見学し、クイズラリーをしました。帰るまでの間におもちゃの電気自動車に乗ったり、ヤギに草をあげたりして楽しい時間を過ごしました。
Bコース(10月27日)
Bコースには、市内の親子11人が参加しました。
白ネギ共同選果場にて農業体験
市役所に集合してバスで向かったのは富益町にある白ネギ共同選果場。ネギ畑にバスで向かうと、土寄せして一直線に並んだ緑色のネギが一面に広がっていました。
まずは抜き方を教わります。根元をしっかり押さえて、まっすぐ垂直に抜きます。根がぶちぶちと切れ、立派な白ねぎの胴体が顔を出しました。予想以上に白い胴体が地中に埋まっていることに親子でビックリ。楽しく収穫作業ができました。
畑から作業場に運ばれた白ネギは、土で汚れた表面の皮を皮剥き機を使って剥いていきます。ブシューッという大きな音とともに、電動モーターから送られる風圧で皮が剥がれ、一瞬にして真っ白な白ねぎの肌になります。みんなで皮剥きを体験したあと、取れたてのネギを天ぷらにして食べました。サクサクの衣と火が通ってとろっと甘味が増した白ネギのシンプルなおいしさに皆が大満足でした。
米子水鳥公園にてバードウォッチングやメダカ採り
昼食の後に向かったのが米子水鳥公園です。ハクチョウは遠くに1羽いて、望遠鏡で確認できました。ほかにもカモやサギなど、さまざまな水鳥がいたので鳥のビンゴゲームをして楽しみました。
バードウォッチングのあとは、屋外に出て自然観察です。鳥たちのエサとなる木の実をたくさん集めたり、メダカ池で生き物を捕まえて観察したりしました。
多種多様な生物が暮らすために、職員だけでなく多くのボランティアの方々が協力して環境を管理しておられることを学びました。
よなご探検ツアー写真コンテスト
参加された親子がツアー中に撮影した写真を提供していただき、12月に写真コンテストを行ないます。
開催場所
米子市立図書館、米子市児童文化センター
開催時期
米子市立図書館:平成30年12月20日(木曜日)から12月27日(木曜日)まで
児童文化センター:平成30年12月28日(金曜日)から平成31年1月16日(水曜日)まで
内容
親子がツアー中に撮った写真を3枚一組で展示し、開催期間中に来場されたかたに「いいな」「米子って素敵だな」と思った写真に投票していただきます。
(米子市ホームページ及びキッズページでも写真を公開し、可能であれば投票ができるようにしたいと考えています。)
掲載日:2018年11月13日