松くい虫被害防止のため緊急防除を実施します

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松くい虫被害防止のため緊急防除を実施します

松は、住宅資材や紙の原料としてはもとより、防風、防潮、飛砂防備、土砂流出、崩壊防止、水源かん養のほか、「白砂青松」という言葉で代表されるように、海岸の景観の保全や森林、公園、庭園の景観づくりなど、私たちの生活の中で重要な働きをしています。
しかし、近年、全国的に松くい虫(マツノザイセンチュウ)の被害によって、松が枯れる被害が発生しています。
米子市でも、松くい虫被害対策として、薬剤の空中散布による松枯れ予防、伐倒駆除などによる被害拡大の防止措置を実施していますが、依然として被害は続いています。

このような状況から、10月2日(水曜日)に米子市淀江町地区で、ヘリコプターを利用して対象被害木周辺に空中から薬剤を散布する「緊急防除」を実施します。
(「緊急防除」とは、崖地など人による処理が困難な区域の被害木をヘリコプターのガンノズル(鉄砲型噴出口)を使って、被害木とその周辺に薬剤散布をするものです。)
散布にあたっては、法律で使用が認められている薬剤を使用するとともに、安全面に十分配慮しながら実施しますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

散布区域と日程

本宮地区・稲吉地区 山間部松林

平成25年10月2日(水曜日) 午前8時から午後5時まで

  • 通学時間帯の午前8時30分までは、散布は行ないません。
  • 雨・風などの影響で変更になった場合は、防災無線、ホームページなどでお知らせする予定です。

散布予定区域図

(散布予定区域図はPDFファイルです。新しいウィンドウ・タブで開きます。)

 平成25年度 松くい虫緊急防除予定区域図 PDF 970キロバイト)

参考

リンク・新しいウィンドウで開きます … 平成25年度 秋の松くい虫駆除のための農薬空中散布の実施について (鳥取県ホームページ)

使用する薬剤

スミパイン乳剤(MEP80パーセント含有)を水で80倍に薄めたものを散布します。
この薬剤は、果樹園や田畑でも一般に広く使用されているものです。

事故防止のためのお願い

  • 散布当日に、散布区域内やその付近の山林に入ると、人によっては、頭痛やめまいなどをおこすことがありますので、散布後7日間程度は入山を控えてください。
    なお、万が一、頭痛、めまい、吐き気などを感じられた方は、淀江支所地域生活課までご連絡ください。

  • ヘリコプターの発着場所は危険ですから、近寄らないようにしてください。

  • 散布中は、散布区域やその周辺での車の駐停車は避けてください。
    なお、使用薬剤がかかったと思われる場合は、すぐに洗車してください。

  • 散布時には、家畜やペットを屋外に出さないようにお願いします。
    また、散布区域やその隣接した場所で牧草を採取している方は、前日までに採取してください。
    散布区域やその隣接した場所の飼料は、念のため散布日から7日間程度は与えないでください。

  • 散布区域やその周辺で、キノコや山菜などを採取される方は、散布前日までに採取してください。
    散布日に採取する場合は、散布区域やその周辺以外で採取してください。
    散布区域やその周辺で採取される場合は、散布後7日間程度は控えてください。

  • 散布区域付近の住宅は、散布時には窓を閉め、洗濯物や飲食物などを外に出さないようにしてください。

お問い合わせ先

緊急防除に関するお問い合わせ先 

米子市淀江支所 地域生活課
電話番号:56-3112

健康被害に関するお問い合わせ先 

マリ医院
住所:米子市淀江町今津150
電話番号:56-5111
掲載日:2013年9月25日